2012/02/12

現地報告(2/8)

活動日:2012.2.8
報告者:田中真人


昨夜23時、池袋から夜行バスにのり、今朝6時頃に、気仙沼に帰って来ました。


若松教会の報徳祭、そして千葉教会(千葉連合会の青年信奉者育成祈願祭)に参拝し、被災地と気仙沼でのボランティアについての話をさせて頂く機会を頂きましたこと、大変ありがたく思います。そして、多くの方が「現地へ足を運ばなくてはいけないと感じた」「現地で祈りたいと思う」「ボランティアという奉仕の活動に参加したい」と思ってくださった事もありがたいです。

有り難うございました。

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本日は、南保氏と一緒に行動。

1、旧新月中学校(気仙沼復興協会)
2、千厩で呼び鈴の購入
3、ボランティアセンター
4、田中公園仮設

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1,
唐桑から旧新月中学校へ移転した「想い出は流れない」気仙沼復興協会の写真部を訪問しました。富士通の方が、パソコンに保存された再生写真の検索をより多角的なキーワードで出来るようにするため、元々博物館向けの所蔵品管理・検索ソフトを改造して写真用の検索システムの構築に来てくださり、その時に一緒に説明を聞いて何かあったら発言してほしいと南保氏が頼まれていたのです。すっかり、リーダーのT氏に信頼されているようでした。 

富士通の方が、パソコンに保存された再生写真の検索をより多角的なキーワードで出来るようにするため、元々博物館向けの所蔵品管理・検索ソフトを改造して写真用の検索システムの構築に来てくださり、

復興協会は、毎週火曜と木曜日(10時~15時)に“南町かどっこ”に出張して、写真を探しに来る方達との交流を始めました。現在は、復興商店街にある店の食事や飲み物メニューを作成しており、飲食店では出前をしてくれるそうで、来て下さった方達がリラックスして交流したりお茶のみ的なスペースとして集えるようにとの思いがあるようです。

担当者のT氏は、私がボランティアセンターで初めて泥カキにいったときに送迎ドライバーとして活動する民家に連れていってくれた方です。親しみをもって接してくれる事、そして仕事を無くしてしまった彼が、こうして活動(仕事として)に一生懸命に取り組んでいること、ありがたく思います。

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2,
松崎地区にある牧沢仮設と、鹿折のある仮設用に、呼び鈴を注文していたので、サンデー千厩店まで取りにいきました。

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3,
ボランティアセンターのS氏から話をしたいと連絡が来ていたので会ってきました。私の後任として生活支援班の北地区のチーフを担当し、今は、生活支援相談員として活動している人です。S氏は五右衛門ヶ原に入っている3つの仮設住宅の関係をとても気にしていました。野球場仮設では、会長さんが頑張っているが、もっと他の住民の方に加わってもらいながらの組織を持って欲しい又、自治会のない田中公園仮設の自治会発足をと願っています。

水道の凍結問題については、「気仙沼は本来、凍結しやすい地域で、ポリバケツに水をくみ置きして対応したりしていたのだけれども、みんなそれを忘れてしまったのかなぁ、自分達でなんとかしようという思いになってほしい」と語っていました。
S氏は、私から引き継ぎをうけた昨年7月の事などを思い出し、涙を流していました。 「ありがとねぇ」と言いながらも湧き出るように流れる涙。やられてしまいました。

*後に、多くの方に水の事を確認すると、もう少し山の方の地域に住んでいる方や、以前、給湯器を使っていなかった時代には、水を細くして流して凍結防止していたり、ポリタンクや、やかん等で溜め置きしていたと言う事が分かりました。

しかし今年は例年に比べても寒い。最高気温-1度、最低気温-7度といった日も珍しくありません。

現在では、気仙沼復興株式会社が水道関係を引き受けており、全仮設の、凍結状況を調べる事になっているので、集計が取れましたら知らせて頂く事に。


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4,
ボランティアセンターを後にしてから、田中公園仮設に足を運び、キーパーソンのO氏ご夫妻に、「仮設住宅でより住みやすくする為の話し合い」をお茶っこ形式でやりましょうと提案し、告知する為のチラシの原案づくりを一緒にしてきました。完成したものを後日メールで送ってくださる事に。

1時間ほどおじゃましていたのですが、先日、ベンチを作ってくださった大工さんが、毎日のようになにやら作っているそうです。みんなの祈りを神様が聞いてくださったのだとありがたい気持ちでいっぱいです。近いうちに訪ねてみようと思います。
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以下、清水幹生氏からの報告です

美紀子先生・藤沢教会のHさんと清水は小さなる仮設住宅へ、水とお米を届けに行きました。

届け先:
・小泉小学校駐車場応急仮設住宅




10所帯と本当に小さな仮設住宅です。私が昨年の4月22日に気仙沼に入る時、私のボランティアの仲間の一人で、「ひまわりのおじさん」という、NPO法人が小泉小学校・中学校の避難所で活動していましたので、立ち寄ってみました。気仙沼に入った後も、何度か訪れていました。避難所が無くなった後、来ていませんでしたので、今回立ち寄ってみました。


・陸前高田市気仙町牧田第2仮設団地




僅か7所帯だが、支援は殆ど、きていない。奥原先生のお姉さんのご主人の妹さん一家が、此処に入居されている。
お米等、食料品が喜ばれました。



以上