2014/04/28

活動報告(4/15₋22)

活動日:2014.4.28
報告者:清水幹生
 
 
 
4月15日(火)から4月22日(火)までの活動状況
 
 
 
1、4月15日(火)の活動状況

*東京からT教会の信者Dさんが、同じ東京在住の尺八演奏者のクリストファー遙盟(ようめい)さんと奥様の木村美加さん(声楽)が12時前に到着された。クリストファー遙盟(ようめい)さんは1年ぶりの再会で、奥様の木村美加さんは初めての気仙沼である。
*皆さんを南町紫市場までご案内して昼食を済ませ、気仙沼教会に参拝した。午後1時30分に教会を後にして、被災地の鹿折地区と安波山をご案内して、五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅へ向かった。集会所では4月から新自治会長のFさんと副会長のOさんが出迎えて下さった。集会所で、「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」の準備をしていたら、12名の住民の方が集まって来られた。
*『竹の声、人の笛』は、クリストファー遙盟さん(尺八演奏者)+木村美加さんの『声楽』による、尺八&声のデュオ・コンサートです。14時から2時間近く演奏が行われましたが、極楽浄土と良く言われますが尺八の音色は人の心の中に染み込んで行く。そして、木村美加さんの声楽は痛んだ心を癒してくれるのです。尺八に合わせての声楽は体全体を使い、また顔の表情や目の表情も人の心の中に入って行き、心を癒してくれる。参加者した住民の方々の聞き終わった後の表情がすごく良かった。木村美加さんの ​身体全体を使い、また顔の表情・目の表情で人に訴えかけるような仕草で歌う姿、「 被災者に心を寄せて行く」と、云う事の神髄を見せて頂いた。
*「竹の声、人の笛、声楽」の演奏を終わり、最後はビンゴゲーム・ジャンケンゲームで締めくくったが、4月から新体制の役員で始まった五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅の運営にお役に立てたであろうか!?災害復興住宅に入れるまで、住民の皆さん仲良く楽しく過ごして頂きたい。
*クリストファー遙盟さんと木村美加さんを宿泊予定の一景閣まで送り、そのままT教会の信者Dさんを宿泊予定の気仙沼駅前のホテルまで送った。そして、午後5時45分に皆さんを迎えに行き、教会で夕食を頂いた。気仙沼教会長先生ご夫婦を交えて午後8時ごろまで懇談も出来た。



 
 
 
 
2、4月16日(水)の活動状況
 
 
*T教会の信者Dさん、朝6時からのご祈念に気仙沼駅前のホテルから歩いてお参りされた。Dさんと教会で朝食を頂き、美紀子先生を加えて8時30分に一景閣まで行きクリストファー遙盟さんと、木村美加さんを迎えに行き、岩手県大船渡市三陸町越喜来(おきらい)杉下仮設住宅に向かった。陸前高田市の「奇跡の一本松」辺りを通り過ごす時、クリストファー遙盟は一年前との情景変化にびっくりされていた。杉下仮設住宅に到着したら、既に多くの住民の方が待って居られた。
*集会所に入り椅子等を並べて準備をしていたら、いつの間にか住民の方達が35名集まって来られた。 住民の方たちとは一年ぶりの再会であるが、皆さん方クリストファー遙盟さんを良く覚えておられた。演奏は10時から12時まででしたが、この仮設住宅は大震災前に住んで居られた地域が同じであったという事もあり、非常にまとまりが良い。演奏が始まると何時ものおばさんが、手振り身振りで踊りが始まり、住民の人達大喜びであった。「竹の声、人の笛、声楽」の演奏は今まで来た音楽コンサートとは違っていたのか、あるいは、木村美加さんの身体全体で訴えかけるような仕草や顔と目の表情に圧倒されのか、住民の方達は何時もの聞き方が違う。ひとつひとつ演奏が終わると拍手喝采であった。
*ここも締めくくりはビンゴゲーム・ジャンケンゲームで、何時ものにぎやかで大声で騒ぐ住民の顔に帰った。12時過ぎにすべてを終えて、昼食を気仙沼教会信者さんの経営する民宿の嘉宝荘で頂いた。一年前もここで昼食を頂いているので、魚料理の美味しさをクリストファー遙盟は良く知っておられた。
 








*車の運転はT教会の信者Dさんが運転されて、気仙沼駅に向かった。三陸自動車道は三陸町から陸前高田まで距離が伸びて、所要時間も短くなりました。Dさんは女性ながら運転技術は相当なもので、私はいつの間にか居眠りしていました。美紀子先生を南町で降ろし、気仙沼駅へと向かった。Dさんは14時27分の列車で東京へ帰られた。ご苦労様でした。Dさんのお陰でクリストファー遙盟さん・木村美加さん ご夫婦と知り合い、ボランティア活動に参加して下さるようになった。Dさん有難う御座いました。
*Dさんを気仙沼駅で降ろした後、クリストファー遙盟さん・きむら みかさんと清水3人は五右衛門ヶ原運動場仮設住宅へ向かった。集会所前で4月から新しく自治会会長になられたYさんが出迎えて下さった。クリストファー遙盟さん・木村美加さん ご夫婦はこの仮設住宅は初めてである。
*集会所内にビンゴゲーム・ジャンケンや音楽会の荷物を降ろしている間に、多くの方達が集まり始めた。多くの人は顔見知りであるが、今度の自治会会長とは初めて会ったが気仙沼教会の教会長先生とは顔見知りのようであった。自治会の様子は 以前とは違うような雰囲気でしたが、皆さんで椅子等の準備も仲良く手伝い合いながらしておられたし、呼びかけにも出かけられていた。心配は無さそうである。良かった良かった。
*『竹の声、人の笛』の演奏が始まる頃には50名近くの人達が集まって来た。木村美加さんは歌う前に息の仕方を身体全体を使い、皆さんに教えていた。歌うには息の仕方があるようで、皆さん真剣な表情で聞き、それぞれの方達は木村美加さんの姿を見ながら真似をされて、息の仕方を学んでいた。クリストファー遙盟さんは、尺八4本を持ってきておられたが、それぞれ寸法が違い長くなると低い音程となる。それぞれの尺八を吹いて、皆さんに違いを説明しておられた。
木村美加さんの声楽とクリストファー遙盟さんの尺八、見事な演奏で住民を魅了されていた。2時間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
*ここも最後はビンゴゲーム・ジャンケンで締めくった。自治会の役員の多くが車が見えなくなり迄見送って下さった。「有難う、また来ますから」と、行って手を振り振りお別れした。
*お二人を一景閣まで送り、荷物をホテルに降ろされて南町紫市場まで送り、そこで夕食をされて被災地を見ながら一景閣に帰られたようである。








 
3、4月17日(木)の活動状況
 
 
*朝の9時30分に一景閣まで迎えに行き、気仙沼公園仮設住宅に向かった。クリストファー遙盟さんはアメリカ、テキサス生まれ。1972年に来日。竹盟社宗家・人間国宝故 山口五郎師に師事しつつ、82年に東京芸術大学大学院を修了、国内・中国・東南アジア・ 旧ソ連・ヨーロッパ・カナダ・アメリカ・インド等で演奏された。ここの仮設住宅には、昔尺八の修行をされていた住民の方が居られて、クリストファー遙盟さんの師匠の人間国宝故 山口五郎師のお父さんに師事されていたようである。クリストファー遙盟さん、このような所でご自分の師匠のお父さんのお弟子さんに会えて感激されていた。素晴らしい出会いであった。
+一方、木村美加さんは歌手(日本語の歌)。講師。翻訳家。1970年代前半、演劇に進みかけていた高校生時代終盤に、現代ニホンゴの発声法、言語形声法への漠然とした不安/疑問から「声」の勉強を始め、進路を急変。東京芸術大学音楽学部声楽科に入学/卒業1976-1980)同校在学中は、声楽を三池三郎、R.リッチ、N. ルッチ等(いずれも敬称略)に師事、ルネサンスから20世紀半ばまでのイタリアの芸術歌曲を専攻する傍ら、野口体操(野口 三千三)、三木生命形態学(三木 成夫)に出逢い、身体性と声の関わり、人の歌唱行為の意味について学ぶ。また、 同世代日本の作曲家たちの日本語声楽作品を試演奏する活動も始めるが、それをきっかけに、初めの疑問(現代日本語の発声/言語形成法)に立ち戻り、日本の古典歌曲(能の謡、長唄)の歌唱法の勉強を始める。

 

*師匠のお父さんのお弟子さんに 会えた感激がそうさせたのか、クリストファー遙盟さんの尺八の音色が一段と冴えたような気がした。「 荒城の月、出船、浜千鳥、風」、そして木村美加さんの、「うぐひす」素晴らしい演奏を聴き心が癒されました。参加された住民の方は30名でしたが、平日と云う事もあり若い方は御勤めが有りお年寄りが多かった。
*朝10時から12時までの演奏、なんだか短いような気がした。ここも最後はビンゴゲーム・ジャンケンで締めくくりましたが、クリストファー遙盟さん・木村美加さんは住民の側により添い共にビンゴゲーム・ジャンケンを楽しんで下さった。
気仙沼公園仮設住宅を後にして、南町紫市場のフリーダム(千葉さん)で昼食を済ませた。そこでクリストファー遙盟さんは、私の顔見知りの方と談話され楽しんで居られた。昼食後、気仙沼教会に戻り教会長先生達とお別れの挨拶後、被災地を案内した。「岩井岬に行きたい」といわれたのでご案内した。あの大津波の時、「全員全力疾走で逃げろ」といって高校のグランドにいた生徒に指示を出した。生徒は2km先の小高い所まで全力疾走で逃げて助かった。そのような適確的な指示を出した、野球部の監督が向洋高校に立ち寄ってみた。

ここのグランドは瓦礫処理プラントが設置されていたが、瓦礫処理も済み今はグランドは整備されて綺麗になっていた。ところが校舎はそのままで、校舎内も大津波で受けた被害の状態そのままであった。第一校舎と代に校舎の間には瓦礫はそのままで、車が真っ逆さまになったままになっている。クリストファー遙盟さんご夫婦はそんな様子をカメラに納められてたが、何を感じどのように受け止められたのであろうか!?
岩井崎をご案内した後、唐桑半島に向かった。太平洋側に有る巨釜・折石・八幡岩を案内して、唐桑半島ビジターセンター・津波体験館で津波体験をして貰った。その後、一ノ関まで送り、御二人は16時57分の新幹線で東京へ帰られた。3日間有難う御座いました。




 







 
4、4月18日(金)の活動状況


東新城で19日(土)に行う餅つきの準備を行った。
3臼搗くので3個のバケツに3kgずつもち米を入れて、東新城に行き集会所台所でもち米を洗い水に浸した。



5、4月19日(土)の活動状況

 
*朝の10時30分に気仙沼教会の信者Oさんと、気仙沼公園仮設住宅のOさんが教会に来られたので御二人を連れて東新城仮設住宅に向かった。東新城仮設住宅では午後から自治会(40所帯)の総会が有り、「なかなか人が集まりにくい し、以前して頂いた餅つきイベントが好評で人が寄ってくれる。ぜひ餅つきイベントして下さい」と、20日が総会だったのですが20日は気仙沼教会のご大祭がありダメなので、総会を19日に変更して餅つきイベントを行うことになったのです忙しい毎日ですが、このようにお役に立てることならばと思い実行することにしました。御二人のご婦人がお手伝いに来てくださったので 助かりました。
集会所には既に多くの方が集まって来ていた。臼など餅つきイベントの準備も住民の方々が助け合い、11時にはもち米を蒸す準備も出来た。気仙沼公園仮設住宅のOさん、住民の中に加わり、あんこ・すり大根・きな粉などの準備を手伝っていた。気仙沼教会の信者Oさんはもち米を蒸かす準備をしていて、それぞれがそれぞれの役割の中でお役に立っている。有りがたい事です。
11時30分、意外に早くもち米が蒸しあがった。住民のFさんのご主人がニコニコしながら餅つきをして下さった。蒸しあがり方が良かったのか、こねるだけで粘りが出てきて餅が出来上がるのが早かった。こうして住民の協力があり3臼搗き終わったのが12時30分で、後かたずけも早く終わる事が出来た。
やはり、最後の盛り上がりはビンゴゲーム・ジャンケンゲームでした。気仙沼教会の信者Oさん・気仙沼公園仮設住宅のOさんも加わり、賑やかに大笑いもしながら過ごすことが出来ました。この後、総会をされたようですが、「大拍手のもと、速やかに笑顔の中で無事終えたよ」と、Fさんから報告が有りました。
教会に帰りましたら、東京のN教会の信者Iさんが到着されていた。信者のOさんは明日のご大祭後のお直会の準備をお手伝いされていたが、気仙沼公園仮設住宅のOさんは信者さんではないのに台所に立ってお直会の準備をお手伝いされていた。気仙沼公園仮設住宅のOさんは乙女の会に参加されていますが、このような形で教会に慣れていろいろな問題をぶっつけて来るようになるのではないでしょうか?一人の難儀な氏子が助かりさえすればそれで良い、そのお役に立てる事が嬉しいですね。
東京のN教会の信者Iさんは臼や色々な物をボランティアハウスの土間のある部屋まで運んで頂いた。金光会館は工事中なので、金光会館に有ったボランティア活動用品をボランティアハウスに移動させなければいけない物が残っていましたので、Iさんが来られたので本当に助かりました。Iさんご苦労様でした。
*夜8時30分から10時30までフォーゲル倶楽部のスカイプ会議でした。議題は第3回ドリームキャンプの事である。







6、4月20日(日)の活動状況


*午前中、御大祭の準備のお手伝い。
11時30分からのご大祭に参拝。ご大祭後の教話は幹雄先生がされた。
お直会を済ませあと片付けを済ませて、東京のIさんは16時17分の列車で東京に帰られた。

 

7、4月21日(月)の活動状況

 
*ボランティアハウス周りの草抜き、シーツ等をコインランドリーで洗濯。現在は金光会館が使えないので、洗濯はコインランドリーで行っている。



8、4月22日(火)の活動状況


*東新城のFさん宅を訪問し、おちゃっこした。身体の具合の悪かったFさんのお母さん、顔色が良くなってきた。歩く姿も機敏になって来た。乙女の会に参加されるようになり、教会に来るとお広前で教会長先生とお話されるようになり、心が神様に向いてきた。身体の具合が悪かったのが良い方向に向かって来たのは、心が神様に向かい始めてからである。このFさん宅訪問は、今の私には憩いの場になっているかもね!?お茶を頂きながら商売再開の話、一番お二人の笑顔が良くなるのがたった一人の娘さん(お母さんからはお孫さん)の話が出る時である。そんな様子を見ていると、こちらまで楽しくなる。ほとんどテレビを見ることは無いが、このFさん宅ではテレビを見ながらのおちゃっこで、私がテレビを見る唯一の場所である。

以上です。


 

 

2014/04/21

現地報告(平成26年5月度の活動予定)

活動日:2014.4.21
報告者:清水幹生
 
 
5月度の活動予定をお知らせいたします。
 
 
1、5月1日(木) : 盛岡 都南つどいの森訪問
      第3回ドリームキャンプの予定地、都南つどいの森に前日の4月30日から訪れて、予約の一番の順番を取るために訪れる。

2、5月2日(金) : 岩手県高田市気仙町長部仮設住宅へお水とお米の配付。
 
 
3、5月3日(土) : 気仙沼市の岩ヶ崎公園仮設住宅にて11:00よりバグパイプ演奏イベント(自治会からの依頼)。
 
 
4、5月4日(日) : 南町紫市場にて12:00より餅つき。
 
 
5、5月5日(月) : 蔵内、小泉小学校仮設住宅、外尾地区へお水の配付。
 
 
6、5月6日(火) : 一時、帰宅するのであいさつ回りをする予定。
 
 
7、5月7日(水) から 5月17日までボランティア 活動はお休み。
      現地代表の清水、山口県の宇部に帰るため。
 
 
8、5月18日(日)から5月22日(木) : 活動の予定は無し。
 

 
9、5月22日(金)、23日(土) : 宇部からボランティアに夫婦で来られるので被災地の案内と、みなし住宅のあるお宅を訪問し懇談。
 
 
10、5月24日(土)、25日(日) : 五右衛門ヶ原テニスコートでの草抜き及び花壇の手入れ。
         東京寮及び他の地区から方から数名来る予定。
 
 
11、5月26、27、28日 : 活動の予定は無し。
 
 
12、5月29日(木) : 気仙沼教会の談話室で乙女の会(仮設住宅や、みなし住宅の方等)
         10時30分から15時ごろまで
 
 
13、5月30日(金) : 活動予定なし。
 
 
14、5月31日(土)、6月1日(日) : ドリームキャンプ研修会 場所:都南つどいの森(予定)
 
 
* 毎週木曜日はcadoccoの清掃作業 9時から12時まで。
 
*都合がつく限り、活動予定が無い日は、仮設住宅・個人宅(みなし住宅を含む)を訪問して『おちゃっこ』するように心がけている。
 
【緊急告知】
餅つきの臼(木の臼)、ひび割れがひどくなりバンド掛けしたので何とか壊れずに使用している。どなたか、木の臼を手に入れる事が出来る情報を清水までお知らせ願いませんか?今年の10月から3月の末まで、餅つきイベントが毎月数回行われ、回数は20件超えるかもしれません。
「年末年始にして欲しい」という要望もあります。木の臼の手配を急いで行いたいと思っていますので、情報をよろしくお願いいたします。
 
【ご注意下さい!】
※気仙沼教会の金光会館のリフォーム工事が始まりました。工事完了予定は8月となっています。従って4月~7月は金光会館での宿泊は出来ません。ボランティアハウスも金光会館の荷物などを移していますので、2階の二部屋で一日7名程度しか宿泊出来ません。またトイレ、洗面場所がありませんので、教会まで行っての使用となりご不便を掛ける事になります。特に夜間のトイレ使用は教会まで行く必要がありますのでご注意下さい。
※工事期間中にボランティアに来られる予定の方で、宿泊可能人数を超える場合やトイレ・洗面所の使用が懸念される方は、宿泊についてはご自分で手配されるか8月まではボランティア活動はお控え下さる方が良いように思います。ボランティアの宿泊費用をお支払いする余裕は、支援機構にはありませんのでご了承ください。
    
ボランティアに来られる方、清水まで早めにお知らせ願えると助かります。
よろしくお願いいたします。

以上です。

2014/04/15

活動報告(4/8₋14)

活動日:2014.4.8-14
報告者:清水幹生


 
4月8日(火)~4月14日(月)までの現地活動状況
 
 
1、4月8日(火)の活動状況
 
 
*4月1日(火)から4月7日(月)までの現地レポートの作成。
*4月14日(月)から金光会館のリフォーム工事が始まるので、金光会館に有るボランティア関係の物を片付けた。お世話になった金光会館、ありがとうございました。お礼を込めて工事の邪魔になる物のを片付けたり、古い畳などをごみ処理場に運んだりのお手伝いをさせて頂いた。
 
 
 
2、4月9日(水)の活動状況
 
 
*午前中、15日の五右衛門ヶ原テニスコートでの「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」のチラシを作成し印刷して各所帯に配布した。
*午後2時からは金光教首都圏災害ボランティア支援機構代表の和泉先生が気仙沼教会に来られて、教会長先生、幹雄先生、清水と懇談した。内容については以下の通りです。
   
     1、現状の金光教首都圏災害ボランティア支援機構の状況説明を受けた
     2、金光教首都圏災害ボランティア支援機構代表として災害ボランティア活動に対する、
    和泉先生の思いをお聞きした。
     3、今後の災害ボランティアへの支援について、支援金の募金・本部へ支援の助成について
    如何して行くかの説明を受けた。
 
 
 
3、4月10日(木)の活動状況
 
 
*午前中、cadoccoの清掃作業を行った。
*午後1時30分気仙沼教会の月例祭に参拝した。
*月例祭後、軽トラの冬タイヤをノーマルタイヤに取り換えるため、ガソリンスタンドへ持って行った。
*夕食後、17日に行う「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」のチラシを作成し印刷した。
 
 
 
4、4月11日(金)の活動状況
 
 
*午前中、岩手県大船渡市三陸町越喜来(おきらい)杉下仮設住宅に、「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」のチラシを配布した。配布後、集会所に住民の方が数人居られたので、おちゃっこした。
*昼食後、金光会館にあった餅つきの資材をボランティアハウスに運んだ。
*東新城のFさん宅を訪問して、ちょっとおちゃっこした。
*自分の車を冬タイヤからノーマルタイヤへ交換する為にガソリンスタンドに持って行った。
 
 
 
5、4月12日(土)の活動状況
 
 
*午前中、17日に行う「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」のチラシを作成し印刷して各所帯に配布した。
*お米150kgを購入した。
 
 
 
6、4月13日(日)の活動状況
 
 
*朝早くからドリームキャンプの候補地をフォーゲル倶楽部のNさんと一緒に訪問した 。訪問場所は以下の通りである。
1、栗原市花山の花山青少年旅行村
2、白石市に有る国立青少年自然の家 南蔵王野営場
3、国立青少年自然の家 南蔵王野営場から近い七ヶ宿に有る南蔵王青少年旅行村

以上の三か所の中から第2候補地を決定する。一応仮予約は三か所ともしている。
5月1日に盛岡の、「都南つどいの森 」が、一番の順番が取れればそれで決まるが、それがダメな場合を考えて上の三か所を下見した。よって、5月1日にはドリームキャンプ地は決定される。
花山青少年旅行村のキャンプ地
 
国立花山少年自然の家南蔵王野営場からの南蔵王連峰
 
 
 
 
7、4月14日(月)の活動状況
 
 
*4月7日から4月14日までの現地レポートの作成。
*フォーゲル倶楽部からお水(2リットル入りペットボトル)720本支援があり、ボランティアハウスの土間に運んだ。
*夕方、「竹の声、人の笛~おちゃっこ音楽会」のおちゃっこ用の買い物をした。

以上です。

2014/04/09

活動報告(4/1₋7)

活動日:2014.4.1-7
報告者:清水幹生


 
4月1日(火)~4月7日(月)までの活動状況
 
 
 
1、4月1日(火)の活動状況
 
 
*午前10時から松崎柳沢仮設住宅で吉見音楽コンサートを行うため、ビンゴゲームなどの準備を整えて現地に向かった。今日は平日ということも有り、8名の参加でした。しかし、皆さん大きな声で笑い声も絶え間なく有り楽しい音楽コンサートでした。美紀子先生も参加して下さり、皆さんと一緒に楽しく歌って下さいました。ボランティアは吉見さんご夫婦と、美紀子先生、そして清水の4名でした。
*少ないながらもビンゴゲームもさせて頂き、喜んで頂きました。11時30分までの時間があっという間に終わりました。途中で美味しいお茶を頂き喉を潤しながら、ちょっと談話もしました。
 

 
*教会に帰り昼食を済ませて、霊神祭(月例祭)に参拝した。吉見さんご夫婦が14時過ぎの列車で帰られるので、お祭りを途中でご無礼してお二人を気仙沼駅まで送った。吉見さんご夫婦、何時も楽しい音楽コンサート有難う御座います。ご苦労様でした。
*東京方面からYさんが17時40分に到着された。
*夕食後、お米の小分けをした。
 
 
 
2、4月2日(水)の活動状況
 
 
*午前中、Yさんと二人で岩手県高田市気仙町長部(おさべ)に訪れて、お米とお水を配布した。
*長部から帰り、3月最後の現地レポートの仕上げをした。
*午後からは蔵内地区、小泉小学校仮設住宅、外尾仮設住宅及び外尾地区へお水の配布をした。外尾地区ではOさん宅に行った時に、「清水さんおちゃっこしようよ」と、誘われましたのでYさんと一緒におちゃっこしました。YさんはこのOさん宅は初めてでしたが、Oさんから現状や被災当日の生々しい様子を聞いておられた。
*この日はチリの地震で津波注意報が発令された。海岸線を走る車も何時もよりは少なかった。気仙沼の海岸の水位は20cm高くなったようでした。Yさんと外尾地区から帰る時、大川の水が何となく盛り上がっているように見えた。「なにか何時もの川とは様子が違うね、これはやはり津波の為かね!?」と、二人で語り合った。
 
 
 
3、4月3日(木)の活動状況
 
 
*午前中はYさんと二人でcadoccoの清掃作業を行った。
*午後から外尾地区に昨日配布した水が不足していたので、不足分を届けた。
*外尾地区から石巻市北上町十三浜大指(おおざし)地区の自治会長宅を訪問した。この地区は石巻市と南三陸町の境界線近くにある小さな漁村の町である。大津波で生計を立てているワカメの養殖が、壊滅的な被害を受けていたが、何とか立て直していた。3月からワカメの収穫が始まっ
ている。ここでバグパイプ演奏イベントを6月に行う事を約束していたので、6月の何時が良いのか交渉に出掛けた。ここのワカメは「西條わかめ」として売り出されている。お伺いした時、丁度ワカメを製品化される作業をしておられた。作業をされながら打ち合わせをして、6月29日(日)の午後からバグパイプ演奏イベントを行う事になった。帰りに生ワカメを頂き、教会に持って帰り夕食時にワカメのしゃぶしゃぶを頂いた。最高に美味しいかった。生のワカメは濃い茶色をしていて、沸騰しているお湯の中に入れるときれいなグリーン色になるのです。皆さん、一度食べに来てください。
 



 
 
 
 
4、4月4日(金)の活動状況
 
 
*午前中、Yさんと二人で近日中に始まる金光会館リフォーム工事に向けて、古い畳などを運び出し、市のごみ処理場へ持って行った。
*金光会館の片付けを行いながら、ドリームキャンプのキャンプ地をどこするか色々と資料を調べ直し、雨の場合のことも考えてコテージ・バンガローのある場所を探してみた。遠くから来る人たちのことも考えて、探してみたら、盛岡の都南つどいの村というキャンプ地が見つ かった。盛岡駅から車で10分、東北自動車道南盛岡ICから10分という場所に有り一度ここに訪れて調査しようと思った。
*東新城仮設住宅のFさんから連絡があり、訪問して餅つきイベントの打ち合わせを行った。4月19日11時からつきはじめて、3臼つく事になった。
*宇部のボランティアの仲間から連絡があり、5月23、24、25日に気仙沼来る事になった。小泉地区のMさんの息子さん夫婦が、宇部で「狐のお嫁さん」という行事に大津波で結婚式が挙げられずいたので、宇部に来て頂き結婚式を挙げて頂いた。しかし、お嫁さんは大津波のショックなどが影響したのか未だ子供さんがいない。今回気仙沼に来るボランティアの仲間は新聞記者であるが、この人も10年間子供を授からなかった。今は2人の子供に恵まれて、成人している。仲間の新聞記者の奥さんが「気仙沼に行きたい」と言い出されて、今回来る事になったのです。子供の出来なかった時の経験をこのMさんの息子夫婦に話して、元気付けようとしている。この新聞記者は「清水さん子供を授かるという事は当たり前じゃあないんだよね」と、語っていたが、信仰の無い人でも辛い悲しい事を経験している人は、心が育っているのでしょうね。ご夫婦で来られるので楽しみにしている。
 
 
 
5、4月5日(土)の活動状況
 
 
*東京方面から来られたYさん、朝の6時7分の列車で東京へと帰られました。Yさんまた来て下さい。ご苦労様でした。
*金光会館の片付け作業を行った。
*お米の小分け作業を行った。
 
 
 
6、4月6日(日)の活動状況
 
 
*朝から盛岡市の「都南つどいの森」というキャンプ場に向かった。ドリームキャンプのキャンプ地の現地調査のためである。気仙沼から車で約2時間30分という場所に有り、現地を見学させて頂いた。現地の係員の説明を受けて、2時間近くキャンプ場を見て回った。コテージ・バンガローで約80名が宿泊できる。常設テントを利用すればさらに70名の宿泊が可能である。キャンプファイヤーの施設もあり森に囲まれて施設も素晴らしい。ただ、予約受付が5月1日からで、予定されているドリームキャンプの7月25、26、27日は他の団体や個人の方達も狙っているようなので予約一番を確保するには前日から現地に入り、予約開始の朝一番をとる必要がある。
*5月1日に「都南つどいの森」が取れない場合を想定して、13日にはフォーゲル倶楽部の人と私と二人で南蔵王・栗駒あたりのキャンプ地を視察して第2候補をどこにするかを決定する事になった。いずれにしても、5月1日にはドリームキャンプのキャンプ地が決定される。決定後、速やかに本格的な準備に入る事となる。
 


 
 
 
 
7、4月7日(月)の活動状況
 
 
*金光会館の最後の古い畳や要らない物をごみ処理場に持って行った。ボランティア ハウスの布団などを整理し、二部屋は宿泊可能なようにした。1日7名は宿泊可能ではあるが、トイレと炊事場がないので、教会まで行かねばならない。5月、6月、7月はご不便をお掛けする事になりますが、ご容赦ください。金光会館は来週からリフォームの工事に入ります。
*金光会館の片付けの合間に、現地レポートの作成に取り掛かった。 
*東京寮の辻井先生から電話があり、「5月24日(土)、25日(日)に五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅の花壇の手入れに行きますのでよろしくお願いします」との連絡を受けました。
*東京寮の学生さん達は、大震災の初年度からボランティアに定期的に来ており、五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅に花壇を作り、毎年手入れに来ている。今回は五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅の役員も新しくなり、色々な活動を自粛するような動きがあり、心配していました。新しい役員の方たちに会い、花壇の手入れや餅つきイベント等の活動を申しれていました。何とか了解を得られてホットしています。
*人への思いやりが失いつつある近頃、3年後に災害復興公営住宅に入られるまで、住民達が協力して楽しく、励まし合いながら生活して欲しいと願っている。
*若い人が仮設住宅に来て花壇を共同で作っていく事、お年寄りの多い仮設住宅の人々は、必ず喜び楽しんで下さる。東京寮の皆さん有難う有難う!!
 
以上です。