2014/04/09

活動報告(4/1₋7)

活動日:2014.4.1-7
報告者:清水幹生


 
4月1日(火)~4月7日(月)までの活動状況
 
 
 
1、4月1日(火)の活動状況
 
 
*午前10時から松崎柳沢仮設住宅で吉見音楽コンサートを行うため、ビンゴゲームなどの準備を整えて現地に向かった。今日は平日ということも有り、8名の参加でした。しかし、皆さん大きな声で笑い声も絶え間なく有り楽しい音楽コンサートでした。美紀子先生も参加して下さり、皆さんと一緒に楽しく歌って下さいました。ボランティアは吉見さんご夫婦と、美紀子先生、そして清水の4名でした。
*少ないながらもビンゴゲームもさせて頂き、喜んで頂きました。11時30分までの時間があっという間に終わりました。途中で美味しいお茶を頂き喉を潤しながら、ちょっと談話もしました。
 

 
*教会に帰り昼食を済ませて、霊神祭(月例祭)に参拝した。吉見さんご夫婦が14時過ぎの列車で帰られるので、お祭りを途中でご無礼してお二人を気仙沼駅まで送った。吉見さんご夫婦、何時も楽しい音楽コンサート有難う御座います。ご苦労様でした。
*東京方面からYさんが17時40分に到着された。
*夕食後、お米の小分けをした。
 
 
 
2、4月2日(水)の活動状況
 
 
*午前中、Yさんと二人で岩手県高田市気仙町長部(おさべ)に訪れて、お米とお水を配布した。
*長部から帰り、3月最後の現地レポートの仕上げをした。
*午後からは蔵内地区、小泉小学校仮設住宅、外尾仮設住宅及び外尾地区へお水の配布をした。外尾地区ではOさん宅に行った時に、「清水さんおちゃっこしようよ」と、誘われましたのでYさんと一緒におちゃっこしました。YさんはこのOさん宅は初めてでしたが、Oさんから現状や被災当日の生々しい様子を聞いておられた。
*この日はチリの地震で津波注意報が発令された。海岸線を走る車も何時もよりは少なかった。気仙沼の海岸の水位は20cm高くなったようでした。Yさんと外尾地区から帰る時、大川の水が何となく盛り上がっているように見えた。「なにか何時もの川とは様子が違うね、これはやはり津波の為かね!?」と、二人で語り合った。
 
 
 
3、4月3日(木)の活動状況
 
 
*午前中はYさんと二人でcadoccoの清掃作業を行った。
*午後から外尾地区に昨日配布した水が不足していたので、不足分を届けた。
*外尾地区から石巻市北上町十三浜大指(おおざし)地区の自治会長宅を訪問した。この地区は石巻市と南三陸町の境界線近くにある小さな漁村の町である。大津波で生計を立てているワカメの養殖が、壊滅的な被害を受けていたが、何とか立て直していた。3月からワカメの収穫が始まっ
ている。ここでバグパイプ演奏イベントを6月に行う事を約束していたので、6月の何時が良いのか交渉に出掛けた。ここのワカメは「西條わかめ」として売り出されている。お伺いした時、丁度ワカメを製品化される作業をしておられた。作業をされながら打ち合わせをして、6月29日(日)の午後からバグパイプ演奏イベントを行う事になった。帰りに生ワカメを頂き、教会に持って帰り夕食時にワカメのしゃぶしゃぶを頂いた。最高に美味しいかった。生のワカメは濃い茶色をしていて、沸騰しているお湯の中に入れるときれいなグリーン色になるのです。皆さん、一度食べに来てください。
 



 
 
 
 
4、4月4日(金)の活動状況
 
 
*午前中、Yさんと二人で近日中に始まる金光会館リフォーム工事に向けて、古い畳などを運び出し、市のごみ処理場へ持って行った。
*金光会館の片付けを行いながら、ドリームキャンプのキャンプ地をどこするか色々と資料を調べ直し、雨の場合のことも考えてコテージ・バンガローのある場所を探してみた。遠くから来る人たちのことも考えて、探してみたら、盛岡の都南つどいの村というキャンプ地が見つ かった。盛岡駅から車で10分、東北自動車道南盛岡ICから10分という場所に有り一度ここに訪れて調査しようと思った。
*東新城仮設住宅のFさんから連絡があり、訪問して餅つきイベントの打ち合わせを行った。4月19日11時からつきはじめて、3臼つく事になった。
*宇部のボランティアの仲間から連絡があり、5月23、24、25日に気仙沼来る事になった。小泉地区のMさんの息子さん夫婦が、宇部で「狐のお嫁さん」という行事に大津波で結婚式が挙げられずいたので、宇部に来て頂き結婚式を挙げて頂いた。しかし、お嫁さんは大津波のショックなどが影響したのか未だ子供さんがいない。今回気仙沼に来るボランティアの仲間は新聞記者であるが、この人も10年間子供を授からなかった。今は2人の子供に恵まれて、成人している。仲間の新聞記者の奥さんが「気仙沼に行きたい」と言い出されて、今回来る事になったのです。子供の出来なかった時の経験をこのMさんの息子夫婦に話して、元気付けようとしている。この新聞記者は「清水さん子供を授かるという事は当たり前じゃあないんだよね」と、語っていたが、信仰の無い人でも辛い悲しい事を経験している人は、心が育っているのでしょうね。ご夫婦で来られるので楽しみにしている。
 
 
 
5、4月5日(土)の活動状況
 
 
*東京方面から来られたYさん、朝の6時7分の列車で東京へと帰られました。Yさんまた来て下さい。ご苦労様でした。
*金光会館の片付け作業を行った。
*お米の小分け作業を行った。
 
 
 
6、4月6日(日)の活動状況
 
 
*朝から盛岡市の「都南つどいの森」というキャンプ場に向かった。ドリームキャンプのキャンプ地の現地調査のためである。気仙沼から車で約2時間30分という場所に有り、現地を見学させて頂いた。現地の係員の説明を受けて、2時間近くキャンプ場を見て回った。コテージ・バンガローで約80名が宿泊できる。常設テントを利用すればさらに70名の宿泊が可能である。キャンプファイヤーの施設もあり森に囲まれて施設も素晴らしい。ただ、予約受付が5月1日からで、予定されているドリームキャンプの7月25、26、27日は他の団体や個人の方達も狙っているようなので予約一番を確保するには前日から現地に入り、予約開始の朝一番をとる必要がある。
*5月1日に「都南つどいの森」が取れない場合を想定して、13日にはフォーゲル倶楽部の人と私と二人で南蔵王・栗駒あたりのキャンプ地を視察して第2候補をどこにするかを決定する事になった。いずれにしても、5月1日にはドリームキャンプのキャンプ地が決定される。決定後、速やかに本格的な準備に入る事となる。
 


 
 
 
 
7、4月7日(月)の活動状況
 
 
*金光会館の最後の古い畳や要らない物をごみ処理場に持って行った。ボランティア ハウスの布団などを整理し、二部屋は宿泊可能なようにした。1日7名は宿泊可能ではあるが、トイレと炊事場がないので、教会まで行かねばならない。5月、6月、7月はご不便をお掛けする事になりますが、ご容赦ください。金光会館は来週からリフォームの工事に入ります。
*金光会館の片付けの合間に、現地レポートの作成に取り掛かった。 
*東京寮の辻井先生から電話があり、「5月24日(土)、25日(日)に五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅の花壇の手入れに行きますのでよろしくお願いします」との連絡を受けました。
*東京寮の学生さん達は、大震災の初年度からボランティアに定期的に来ており、五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅に花壇を作り、毎年手入れに来ている。今回は五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅の役員も新しくなり、色々な活動を自粛するような動きがあり、心配していました。新しい役員の方たちに会い、花壇の手入れや餅つきイベント等の活動を申しれていました。何とか了解を得られてホットしています。
*人への思いやりが失いつつある近頃、3年後に災害復興公営住宅に入られるまで、住民達が協力して楽しく、励まし合いながら生活して欲しいと願っている。
*若い人が仮設住宅に来て花壇を共同で作っていく事、お年寄りの多い仮設住宅の人々は、必ず喜び楽しんで下さる。東京寮の皆さん有難う有難う!!
 
以上です。