2012/04/30

現地報告(4/28)

活動日:2012.04.28
報告者:嶋田 洋

午前中にボランティア10名が到着。本日は一日中、ホテル一景閣にて、タイルカーペットの洗浄と宴会用椅子のサビ落としを2チームに分かれて行った。
ただし、午後は東北教区サマーキャンプの打合せが気仙沼会談話室にて開催され、ボランティアメンバーからは、S氏(宇部東)とO氏(品川)、私の3名が出席した。東北教務センター所長、次長出席のもと、被災地の子どもたちへの参加を呼びかけることについて、南町青年会(cadocco)坂本正人氏が出席し、いろいろな事案の確認を行った。

現地報告(4/27)

活動日:2012.04.27
報告者:嶋田 洋


午前中29日小泉中学校仮設住宅で開催する「お楽しみ会」の広報のため、ボランティア全員(5名)で仮設住宅を訪問し、仮設住宅全約90世帯へチラシをポスティングした後、隣接する中学校及び近所へチラシを配布した。また同時に、イベント内で行う輪投げの商品をピックアップした。午後は、イベント用物資を買い出しし、その袋詰め等の準備を行った。

2012/04/27

現地報告・特別編②(4/15~17)

活動日:2012.04.15~17
報告者:ロバート・ジュリエッティ(シアトル教会)




 日曜日の朝、最初に気仙沼に着いたとき、私は実際何を期待しているのか確かではありませんでした。私は日本での半年間の教師養成研修のために、成田空港に到着したばかりでした。結果的に、気仙沼での3日間は、私の旅にとって素晴らしい滑り出しとなりました。
 始めに、毎日の御祈念を紹介されました。これは、ここでは普通に行われることのようですが、私の地元アメリカではそうではありません。私が初めて朝御祈念にお参りしたのは赤羽教会でした。気仙沼教会では、夜行バスを降りてすぐの6時に行われました。教会長の奥原志郎先生は、私たちを大変歓迎して下さり、取次をして下さいました。奥原先生は、私たち英語人にとってさえも、容易に付いて行ける、リズミカルなパターンで、しかもとても強烈な、とどろき渡るような声で御祈念を先唱されました。その後、言葉で表現できないほど、素晴らしい朝食をいただきました。食事は、驚くほど美味しかったです(あんなに美味しい食事を用意して下さりありがとうございました)。私たちは、翌日に控えた大祭の準備のお手伝いをすることになっていましたが、最低限のお手伝いしかできませんでした。
 大祭は、滞りなく仕えられ、その後も私たち全員、お祝いをするのに素晴らしい時間を過ごしました。教話の中心は、気仙沼の人たちが、一年前に街を襲った惨事から大事なことを学んだというメッセージで、本当に胸を打つものでありました。奥原先生は暗に、あの惨事は、様々な人たちに様々な方法でインパクトを与え、各々が思し召しのままに人生を引き受け、この地球上に愛する人たちと共に居られる瞬間に感謝するための、天地からの強烈なメッセージを得ることができたとおっしゃっているように思えました。
 次の日は、私たちは、五月の中旬に再オープンする地元のホテルを手伝いました。様々な階の部屋からベッド類のアイテムを運ぶ手伝いをしました。また、最上階から三階分、それぞれの部屋のエア・フィルターを掃除しました。私たちは、マスクを着用して埃と闘わねばならなりませんでした。そして、ホテルのバーにあったすべての椅子、テーブル、その他の小々した物を、ホールの向かいの宴会場まで運びました。その日は、肉体労働という長い一日となりましたが、気仙沼を元の経済的繁栄に戻すための奮闘の一助になれたことが、大変気持ちの良いことでした。
 翌日は、私たちの信頼できるガイド・清水さんとともに、被害を受けたたくさんの地域を訪問しました。
 私は、ビルの中に押し流された何台もの車や、崩壊した防波堤、陸に置き去りにされている船、建物の基礎の部分だけが残り、全ての家屋が一掃されているところなど、巨大な廃墟を見ました。私たちがボランティアをしたホテルが、可能な限り残ったことは、奇跡でした。私は、まるで小さな山のように積み重なった瓦礫や、ホテルの二階の角でハエの群れが大群をなすのを見ました。これまでの人生で見たことのないものをたくさん目撃しました。
 しかしながら、私は気仙沼の印象についてコメントしたいと思います。地震と津波の危険さえなければ、ここは地球上で、もっとも美しい地域の一つです。眺望は素晴らしく、海岸近辺は、広大なおかげそのものです。ここは、昨年から、大変重要な復旧を行ってきましたが、災害以前の状態に戻るまでには、まだまだ長い道のりが必要です。私は、いつの日か気仙沼が、生き残った人たちのたくましい社会となり、かつてないほど立派に復興することを信じています。
 気仙沼の人たちが、素晴らしい故郷の中で、今日の重労働が報われ、未来の世代へのおかげと喜びに満たされますように。私はまた、あなた方が、2011年に始まって、この社会の再建のために何をなしたかを思い出すものとして、あの大きな船の記念碑をそのままにしておくことを考えて欲しいと思います。

現地報告・特別編①(4/15~17)

活動日:2012.04.15~17
報告者:スコット・ウォン(バンクーバー教会)
 


 KICでの御用の最後の2週間の間に、気仙沼教会春の御大祭参拝と津波被害のあった地域でのボランティア活動を、なんとか押し込みました。後の祭りですが、もっと気仙沼でのボランティアに時間を取れれば良かったと思います。
 アメリカでは、2011311日の震災が起きてから何週間かで、地震と津波の主な報道の流れは終わりました。その後、You Tubeの映像が次々にアップされ、地震のパワーと津波や火事の被害を映し出しました。これらの映像を見るのはつらく、私は距離を置き、深く考えないようにしていることに気付きました。いろいろな方法で、映像はインターネット上にあるので、日本で起きた恐ろしい出来事を見るのは、ハリウッドのSF映画を見ているようでした。
 ボランティアをしてみると、大惨事のリアリティが身にしみました。またあるボランティアが私を変えました。それは、ある家族の取り壊される予定の家から、身の回りのものを運び出すお手伝いをすることでした。この作業は、津波被害にあった地域の人々の苦しみの大きさを痛切に感じさせました。大惨事は、あっという間に、何の警告もなく起こりました。津波の被害は、いたるところに広がり入り込みました。You Tubeの映像では、押し寄せる波と猛烈な炎は映し出しましたが、人々の生活に与えた衝撃は映し出しませんでした。この家族の家には、一階には何も残っておらず、二階には泥が何層にも重なっていました。幸運なことに、宝物がいくつか、津波よりも高い位置にあった棚の中にあり、被害を避けることができました。しかしながら、ほぼ全ての所持品が泥をかぶっていました。この家族の人生に起きた衝撃を思い返すと、悲しみで身が震えます。何千人もの人々の人生に起きた衝撃を考えると、耐え難い悲しみを感じます。
 もう一つのボランティアは私に希望を与えました。私たちは、5月に再オープンする予定のホテルの掃除をお手伝いしました。このホテルは水際に建っており、1階と2階は津波の大きな被害を受け苦しみました。気仙沼と被災地のために、私に希望を与えたものは、このホテルは、荒れ地の真ん中に再オープンするために動いているということです。この地域の主な建物は解体され、ホテルの周りには何もありません。さらに、この地域は約2フィート水に沈んだため、道路は町の他の通りと共に高く建設されます。洪水の可能性があるため、政府は未だこの地域の再建方針を決めていません。大きな不安の中、もう一度仕事を再開するという強い信仰に感嘆しています。この明るい光を多くの人が見ることを期待しています。この信仰が広まること、ホテルに人が泊まりに来ること、他の海辺の仕事が再開されること、漁業が回復すること、宮城県の被災地がよみがえることを、打ち砕かれたいのちが癒されることをご祈念しています

現地報告(4/26)

活動日:2012.04.26
報告者:嶋田 洋

26日午前中、4/29日小泉中学校グランド仮設住宅で開催する「お楽しみ会」に出演依頼していた羽田太鼓保存会O氏と気仙沼教会談話室にて、当日のプログラム等について打ち合わせを行った。当日は小学2年生~40代前半までの20名で、伝統太鼓や虎舞いを披露してくださることになった。午後は、S氏は6/3日越喜来地区の仮設住宅で開催するイベントの打ち合わせに、O氏(ICYE)と私は、cadoccoに搬入する椅子10数脚を紫神社境内で洗浄し、その後一景閣へ行き、洗浄済みのタイルカーペット数十枚を二階から一階へ移動した。さすがにバテた。

現地報告(4/25)

活動日:2012.04.25
報告者:嶋田 洋


15日気仙沼教会の大祭に参拝して、17日の首都圏フォーラム会議及び首都圏災害ボランティア支援機構会議に出席するため、その日の夜行バスにて帰省。そして22日在籍教会の大祭を終え、24日の夜行バスにて気仙沼へ戻った。


25日S氏(宇部東)とO氏(ICYE)は朝から一日、私は午後から旧月立小学校にて写真救済プロジェクトに参加。夕刻より一景閣へ行き、洗浄し外に干していたタイルカーペット約60枚を室内に運び込んだ。また、17日会議の議題の一つであったボランティアの一年を振り返る報告書作成について、午前中に南町一丁目自治会長の千葉氏を訪ね、原稿依頼をしたところご快諾いただいた。

現地報告(4/24)

活動日:2012.04.24
報告者:清水幹生

 今日は火曜日なので、ボランティアは休みとしているので、アイスランドのOさんは休日とした。 ただ、前日、一景閣で絨毯マットを干していたので、奥原幹雄さん、紫南街市場の坂本さんから依頼されていた二人の若者と清水で一階に取り込んだ。 午後は清水一人で五右衛門ヶ原の野球場仮設住宅に行った。自治会会長のNさんに会い、5月のイベント状況を聞いた。「家族で出かける人が多いし、連休はゆっくりしたい」と、云う事だった。「6月に入ってからカラオケが出来るような音楽がしたいね」と、云う事になり、皆さんを、楽しめさせらる音楽が出来る人を探す事になりました。 やはり、震災の悲しみから解放されたいという、気持ちが有るものと感じた。 7,8人の住民の方々との、1時間ぐらいの談話だった。やはり、こまめに顔を出す事は、大切なようであると感じた。

現地報告(4/23)

活動日:2012.04.23
報告者:清水幹生

 今日の活動
1、五右衛門ヶ原野球場仮設住宅の自治会会長のKさんから呼び出されて、仮設住宅へ向かった。「仮設住宅内に花壇を作る為に、あるボランティアから種・用具等を貰いに行くので、一緒について来てくれ」と云う、他愛のない事だった。しかしながら、仮設住宅内の色々な問題点を聞く事が出来た。かなり難しいトラブルがあり、「警察に一応届けた方が良いですよ」と、アドバイスはしたが、かなり深刻な問題である。
2、一景閣の、先日洗った絨毯マットを外に干していたが、雨で濡れていたので、一階の駐車場に取り込んだ。作業者:奥原幹雄さん、アイスランドのOさん、紫南街市場の坂本さんから依頼された若者二人と清水5人。
 
3、美紀子先生の知り合いで、気仙沼市弁天町で商売されていたFさん宅の千厩に行った。「早く気仙沼に帰りたい」と、話しておられた。我々と話がしたいようで、色々と話しが弾む。アイスランドのOさんと2人で訪れたが、Oさんも日本語がかなり上達して来た。おばさんに人気があるようです。

2012/04/24

現地報告(4/22)

活動日:2012.04.22
報告者:清水幹生


今日は、アイスランドのOさんと一景閣に行きました。作業は、2階の宴会場に敷いて有った絨毯マットの水洗でした。
二人の作業としては、かなりな重労働です。
そんな矢先、紫南街市場の坂本さんから電話があり、「若者二人がボランティアに来たが、何処にも受け入れて貰えず、困っているが清水さんの所で何とかして貰えないか?」と言う、内容だった。お受けして、作業してもらった。身が軽く、機転も利き本当に役立って頂いた。
神様からのお計らいだったと思います。
感謝、感謝の1日でした。




#5月の終わりまでの予定されている活動内容

1、4月28日:キャンプの打ち合わせ
2、4月29日:小泉仮設住宅とその周辺を対象に「お楽しみ会イベント」を開催。名称は仮称です。太鼓・歌・輪投げ等を計画、太鼓については現地の方と交渉中です。

3、5月3日:田中記念公園仮設住宅にて、マッサージ・血圧測定器等

4、5月4日五右衛門ヶ原野球場にてマッサージ・血圧測定等

5、5月5日:一景閣オーナー自宅の片付け

6、5月6日:五右衛門ヶ原テニス仮設住宅にて、歌の演奏

7、5月26日:五右衛門ヶ原テニス仮設住宅にて、花壇の増設。これは、東京寮の学生達が活動する。

8、5月27日:三陸町起喜来仮設住宅にて餅つき・おちゃっこ

9、4月15日から5月10日まで一景閣にて作業がある。
10、毎週水曜日は旧新月小学校にて、写真の洗浄・乾燥作業がある。

2012/04/22

現地報告(4/21)

活動日:2012.04.21
報告者:奥原幹雄


4月29日に小泉中学校仮設住宅集会所で開催する「お楽しみイベント」の事前打合せのため、自治会長のO氏を訪問しました。清水さんと私で伺いました。
午前中に母の知人であるKさん宅にお邪魔して、イベントの説明と近況などをうかがいました。自治会長さんが留守だったため、暫くの間、Kさんのお宅で待たせて頂き、午後になって自治会長さんが戻られてから、改めて打ち合わせをさせていただきました。


今回のイベントは、歌や太鼓や輪投げなどで、お年寄りから子供まで楽しめる内容のイベントとして企画中です。また、集会所の周りには桜の木が数本ありますので、桜のしたで仮設中に響く八幡太鼓、みんなが集って歌をうたい、輪投げでワイワイ騒いで景品をもらう、みんなを元気にさせるイベントになればと願っております。

ぜひ、一人でも多くのご参加をお待ちしております。

現地報告(4/20)

活動日:2012.04.20
報告者:清水幹生

1、今日も、アイスランドのOさんと一景閣に行き、六階の備品を二階の大広間に運んだ。また、大広間の床に使用されていたマットが、屋外に放置されていたので、屋内駐車場まで運んだ。
100枚以上あるように思うが、これを高圧洗浄機で洗い、再度一階のフロアに使用するようである。
我々に、その洗浄を任されている。
2、紫会館の避難所にいたAさんの荷物運びを手伝った。
僅かな手伝いであるが、紫会館避難所にいた人達から依頼される作業が時々ある。

3、バレンタインのKさんの友達から依頼された屋内の泥かき作業について家を訪問し、内部をチェックした。
床下の汚泥を取り出す作業になります。もちろん、床のざ板外しもある。人数次第では2日間必要になる。作業日は、5月19,20日を予定しています。
支援を、お願いいたします。


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活動日:2012.04.20
報告者:奥原幹雄


午後からNGO・NPO・ボランティア連絡会に出席いたしました。
気仙沼もようやく春らしい陽気になってまいりました。
お花見シーズンを前にして、仮設住宅の自治会などから
お花見用のBBQコンロや機材などの貸出依頼が数件あるようです。
自治会が主体となってお花見を計画しているなど良い傾向が見られます。

■おしらせ
4月22日~29日「気仙沼大川さくらまつり」が開催されます。
昨年は震災のため中止となりまっした恒例の「気仙沼大川さくらまつり」ですが、今年は支援団体の手により復活します。
復活に当たっては、地元幸町の自治会が解散していたり、実行委員の方がどこにいるのかわからないなど、大変苦労されたというエピソードもありました。
また、大川の護岸工事などにより、大川の桜が見られるのは今年が最後とも言われています。


震災前の大川桜並木
(※写真は他WEBサイトより転用)


津波に耐えて咲き誇った桜並木(2011年4月撮影)
(※写真は他WEBサイトより転用)


ご都合のよい方、ぜひ、お越しいただければと思います。

現地報告(4/19)

活動日:2012.04.19
報告者:清水幹生


此処数日の忙しさの為か、寝覚めが悪い。
そろそろ、母ちゃんが恋しくなって来たかも!!

夕食後、奥原家の孫二人が、談話室にやって来る。
アイスランドのOさんが目当てである。子供達の良き遊び相手である。良い雰囲気です。
この状況を見ていると、ふと被災され、家族を失った人達の事を思う。「寂しいだろうなあ、辛いだろうなあ」と、私が両親を失い、弟と妹が寂しくしていた様子を思い出し、胸が詰まってくる。心に受けた痛みは、一生忘れる事は出来ない。
被災された方々の心を、どのようにすれば癒やさて行くのであろうか?こまめに仮設住宅等に顔を出す事が大切と思い、実行している。

いろいろな思いを持って、今日もアイスランドのOさんと、一景閣へ出掛けた。
キューピッチで作業が進んでいる。我々二人は、色々な備品を二階の大広間に集めて、個数を確認した。次はこの備品をより分けて、使えるものと、使えないものに分けていく作業になる。さらには、水洗作業が加わる。
二人ではなかなか厳しい状況ですので、時間が取れれば、応援に来て下さい。

2012/04/19

現地報告(4/18)

活動日:2012.04.18
報告者:清水幹生


雨が降りそうな中、写真の水洗・乾燥作業をする為に、アイスランドのO氏と二人で、旧月立小学校に向かった。
今日水曜日、金光教ボランティアが貰った大切な御用、人手が少なくても休む訳には行かない。外国人のO氏は真面目で几帳面な性格で、本当に助かっています。私のつたない英語力でも、何とか理解してくれているのが、本当に有り難いです。

今日も何とか無事に終わりました。感謝の1日でした。

作業中、バレンタインの熊谷長さんの友達から連絡があり、家の中の後片付け・泥かき・壁の掃除の依頼があった。
5月16、17、18、19、20日の中で2日間作業する事になります。
人手が必要ですので、手を貸して下さい。
重労働となりますので、多く人手が必要です。
宜しくお願いします。

現地報告(4/17)

活動日:2012.04.17
報告者:清水幹生


今日は、火曜日でボランティアは休日にしています。アイスランドのO氏は、休日として、国際センターのK師、研修生のS氏、R氏の三人を、釜石・起喜来・大船渡・陸前高田を案内した。やはり、外国の方々を被災地に案内する事で、日本人がどのような思いをしているのか、感じ取ってもらいたいと思いました。被災さるた信者宅にもお連れしました。

現地報告(4/16)

活動日:2012.04.16
報告者:清水幹生

国際センターのK師、アメリカ人の研修生S氏、R氏及びアイスランドから来たO氏と清水の5人で一景閣に行き、荷物の移動をしました。久しぶりに重労働でした。国際センターの人達がいたおかげで、作業がはかどりました。
また、途中で信者さんSさんの、事務所の家具の移動もしました。
忙しい1日でした。

2012/04/14

現地報告(4/11)

活動日:2012.04.11
報告者:安部吉雄(出崎教会)


今日は写真の洗浄をさせてもらうため、旧月立中学校に行きました。
前回は唐桑にある作業にも参加させてもらったのですが、今回はまた違った気持ちでの作業でした。
というのも被災者の方が直接持って来られた写真を扱わせてもらったからです。あまりいいことではないと思うのですが、やはり受け取りに来られる方、待っておられる方が必ずいるということは作業にも熱が入ります。
小雨の降る野外での屋根の下での作業でしたが一生懸命させて頂きました。
あとどのくらいの写真が残っているのかわかりませんが、この写真や被災者のなくされたものができるだけ手元に戻ることをこれからも願わせて頂きます。

2012/04/12

現地報告(4/10)

活動日:2012.04.10
報告者:嶋田 洋

午前中、全員で一景閣の片付けを行い、午後は、月例祭に参拝した。月例祭後、大祭前の大掃除を参拝者全員で行った。S氏は、午後、月立地区の仮設住宅支援者の懇談会に出席した。

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活動日:2012.04.10
報告者:清水幹生


皆さん、お久しぶりです。 3月11日金光教本部から帰って来て、随分日が経ちました。お礼が遅くなり、申しわけありません。本部では、気仙沼で体験した中から、感じた事・思った事・訴えたい事等話してきました。何とか、無事に終える事が出来ましたが、被災者の方々の悲しく辛い心の内を、代弁出来ていない内容で、残念でなりません。わざわざ遠いところから応援に駆けつけ下さった人もあり、本当に有難う御座いました。 嶋田先生が現地代表となられ、何とかお手伝いが出来ればと、頑張っています。これからも、皆様方のご支援よろしくお願いいたします。
1、現地活動について具体的な活動内容

1)気仙沼教会信者さんの中で被災された方々へ、必要とされる物資の搬入と、心のケアー。南三陸から釜石までと、範囲は広い。
2)紫南町仮説商店街と元紫会館避難所に居た人から、色々な手伝いを依頼された時、その支援をする。
3)仮設住宅へ心のケアー。イベントを開き、お茶を頂きながらお話し、出来るだけ被災者の心の内を聞いてあげる。たまには、物資の搬入も行う。現在関わっている仮設住宅は、八カ所ぐらいである。
4)5月の中頃まで、一景閣での作業。5月の中頃に仮Openする予定です。机・椅子・食器等の洗浄、客室の掃除、客室のテレビの入れ替え等の作業がある。
5)毎週水曜日旧月立小学校で写真の洗浄・乾燥・整理等の作業。この水曜日作業は、金光教に頂いた固定された作業です。 以上が現在の現地活動内容です。
 

2、後方支援について
  現地では下記のような事を、後方支援して頂きたいと望んでいます。

1)心のケアーとしては、音楽が最高の効果があります。継続的に行わなければ、効果は薄い。音楽が出来る人及びグループ(2、3人のグループが望ましい)。また、マッサージ出来る人を何とか手配して欲しい。スケジュールを組みたいので、至急募集を願います。

2)お米が必要です。雇用が無く、失業保険も切れ、収入が無くなる家庭が増えます。必要量を全て支援する事は出来ません。仮設住宅にはライオンズクラブから多少支給されています。気仙沼教会信者さんの中で被災された方々及び、ご近所の方々、物資が届いていない小さな仮設、本当に困っている人達に支給したいのです。どうか、状況をご理解頂き、ご支援下さい。1ヶ月300kgを目標にしています。基本的に一所帯3kgで100所帯分です。

3)洗剤・石鹸・トイレットペーパー・ティッシュ等の消耗品。やはり100所帯分以上です。

この一年間は上記物資の支給は続けたい。
以上宜しくお願いいたします。

現地報告(4/9)

活動日:2012.04.09
報告者:嶋田 洋

気仙沼南町紫市場と岩手県大槌町の大槌北小福幸きらり商店街の「ひょうたん島姉妹商店街 協定調印式」が、大槌北小福幸きらり商店街において行われ、貸切バスの空席があることからボランティアにもお誘いがあり、南町紫市場の27名と一緒に3名が参加した。命名の由来は、どちらにもひょうたん島と住民から親しまれている島が存在することからだ。両商店街理事長の挨拶の後、調印式、餅まきが行われた。昼食後、短時間ではあったが、どうやって商店街を盛り上げていくかの懇談会が持たれた。閉会後、買い物をすませ帰路についた。途中、工夫が施されている仮設住宅や商店街に立ち寄り、参加者一同、見聞を広めた。



調印式の様子

釜石市の仮設住宅

大船渡夢商店街

2012/04/08

現地報告(4/8)

活動日:2012.04.08
報告者:嶋田 洋


午前中、五右衛門ヶ原・テニスコート仮設住宅において、餅つきを行った。高齢者が多い中、男性が交代でニ臼つき、女性がぜんざいやきなこ、大根おろしを準備して、盛会のうちに終えた(午後、自治会総会)。





午後は、紫市場S氏の要請で、廃棄予定だった事務机一式を綺麗にしてcadoccoへ搬入した。その後、一景閣の客室の風通し及び6階の清掃を行った。

現地報告(4/7)

活動日:2012.04.07
報告者:嶋田 洋


午前中、8日の餅つきの材料を買い出しし、その後、復興商店街紫市場のS氏とI氏(熱田教会)、S氏(宇部東教会)の三人で商店街のTシャツ作成について打ち合わせを行った。午後から五右衛門ヶ原・テニスコート仮設住宅へ餅つきの材料を届け、I氏(熱田教会)だけ残り下準備を手伝った。S氏と私は、少量の支援物資を持って、被災されて現在千厩に住まれている美紀子先生の知人F氏(82歳)宅を訪問した。元自宅のご近所さんが皆亡くなられた話をされ、心痛からの体調不良を訴えられた。

現地報告(4/6)

活動日:2012.04.06
報告者:嶋田 洋

午前中、昨日もポスティングしたわわ新聞の残部を、松崎柳沢と市営テニスコートの仮設住宅でポスティング。市営テニスコートでは、自治会長へ現地代表交替の挨拶も行った。午後は、NGO・NPO連絡会議に3名で出席した。各団体からひと通りの報告の後、一関サポートセンターから千厩地区において、宗教団体によるしつこい勧誘が問題になっていると報告があった。また被災者が自立できるかどうかは、一年を経過したこの春が目処になるとの研究者報告が紹介された。

2012/04/06

現地報告(4/5)

活動日:2012.04.05
報告者:嶋田 洋

4月29日に開催するフリーマーケットの追加物資を小泉地区の仮設住宅に届け、その足で南三陸町の歌津地区、志津川地区を視察した。



写真で分かるように未だ瓦礫も残っている状態で、復興までの道のりの長さに思わずため息が出てしまった。午後からは、五右衛門ヶ原仮設住宅の野球場とテニスコート全部のお宅にわわ新聞(発行元:わわプロジェクト、一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN)ポスティングした。その後、テニスコートの談話室にて、4月8日の餅つきについて、お茶っこしながら打ち合わせを行った。

現地報告(4/4)

活動日:2012.04.04
報告者:嶋田 洋

一日中、全員でKRA(一般社団法人 気仙沼復興協会)が月立小学校で行っている写真救済プロジェクトのボランテイアに行った。毎週水曜日は、気仙沼ボランティアセンターが休みで手伝いが無いことから、水曜日は金光教災害ボランティア支援機構でお手伝いすることになった。これまでの支援機構によるボランティアの積み重ねもあって、KRAメンバーとの会話も弾み、一緒にイベントを開催する話とか、気仙沼教会の掲示板に書かれている文言は優しい言葉だけれども実行するのが難しいなどの近しい会話が端々に聞かれた。また、帰教する時には、KRAスタッフ全員が玄関まで見送ってくれて、地道な活動の成果が見て取れるものとなった。私感だが、仮設住宅訪問などで、地区ごとに顔見知りが増えてくる中、多くの思い出の写真などに囲まれて作業すると、知り合った人達の周囲の人達が犠牲になられたのかとこみ上げるものがあった。

2012/04/03

現地報告(4/3)

活動日:2012.04.03
報告者:嶋田 洋

今日帰宅されるボランティア9名(2グループ)の出発までに余り時間がなかったことから、全員で南町紫市場のcadoccoの掃除を行った。その後、それぞれにお土産を買って帰路についた。午後は、ボランティア帰宅後の洗濯等の雑用はあったが、基本はデイオフとした。

現地報告(4/2)

活動日:2012.04.02
報告者:嶋田 洋

4月8日に五右衛門ヶ原仮設住宅・テニスコートで行う餅つきの臼と杵を、大船渡市越喜来地区在住の気仙沼教会在籍信徒H氏宅へ借りに行くついでに、S氏(宇部東)の案内で、陸前高田市や大船渡市、気仙沼市の津波被害が大きかった所を視察した。途中昼食を津波被害に合われながらも営業を再開された気仙沼教会在籍信徒のK氏のお店で頂戴した。食後、ご主人が地震発生当日の話を生々しく語ってくださった。また、午後到着した6名のボランティアは、S氏(宇部東)の案内で気仙沼市の一部被災地を視察した後、南町一丁目の自治会長T氏から一時間余お話を聞いた。更には、20時から気仙沼教会長奥原先生のお話をお広前で一時間余りお聞きして、その後談話室にて懇親会が持たれ、夜半までいろんな話題で盛り上がった。

現地報告(4/1)

活動日:2012.04.01
報告者:嶋田 洋

一日ホテル一景閣での清掃作業。ただし13時からの勧学祭、霊神祭には、全員参拝した。私は朝から別行動で、お広前や談話室などの掃除を行った。

2012/04/02

現地報告(3/31)

活動日:2012.3.31
報告者:嶋田 洋

31日残りのインターホンを設置するために、松崎柳沢仮設を訪問したが、また不在であったためT氏(美紀子先生の知人)にインターホンをお預けして、小泉地区の仮設住宅を訪問した。ここでは4月29日にフリーマーケットを開催することを決め、その時提供する物資を仮設住宅の集会室に保管した。その後お茶をよばれながら、しばし震災当日のお話をお聞きした。


小泉地区の仮設住宅(K氏のお宅)にて


午後は、五右衛門ヶ原仮設住宅・テニスコートを訪問して、4月8日自治会総会前にこちら主催で行う餅つきの詳細について、打ち合わせを行った。

現地報告(3/30)

活動日:2012.3.30
報告者:嶋田 洋


30日午前中、ボランティアが使用したシーツや枕カバーを洗濯しながら、たまりにたまっていた現地報告を上げた。午後、NGO・NPO連絡会議(JVC現地事務所にて)に出席。内容としては、各団体の活動報告と予定、また気仙沼市のボランティアセンターの引越し完了や加盟団体の新人事の報告がなされた。その中で問題になったのは、ここ一年で5kg以上体重が増えた市民が多くみられ、生活習慣病や認知症の進行が確認されたことだ。原因は運動不足が大きいが、一方でお茶っこに用意されるお菓子に、カロリーが高いものが多いとの指摘があった。帰教後、現地報告の続きを上げた。