2013/01/21

現地報告(1/20-21)


活動日:2013.01.20-21
報告者:清水 幹生

1月20日(日)
*朝の8時30分頃、美紀子先生と嶋田先生を上鹿折の山の中にある火葬場まで案内した。
ボランティアハウスの家主さんのMさんが亡くなられたので、気仙沼教会の美紀子先生と支援機構の現地代表の嶋田先生が参列されるが、お二人とも火葬場までの道のりがわからなかったので、清水が案内した。

ボランティアハウスは現在清水が一人で住んでいる。昨年までは、多くのボランティアが来られたときでは13名宿泊した事もあります。
ボランティアハウスには便所が無く、炊事場もありません。 夜遅くトイレに行きたくなれば、いったん外にでて真っ暗な中を歩いて、ボランティアハウスの後ろ隣りの、誰も住んでいないお化け屋敷の外にある便所を借りて使用しなければならない。
私は人を恐ろしがらせるのが好きで、「あの便所は夜になると何かしらゴソゴソと音がするじゃあ、おばけが出るぞ」と、若い人達をからかった。
未だに、私以外はこの便所を夜使用した人はいないでしょう。
でも私にとってこのボランティアハウスは、我が家同然で居心地良いですよ。
ただ、雨とか雪が降る日の夜は、便所を使用しているとき首筋に冷たい雨水や雪が入ると、「なんだあ!」と、誰かが側に居るような気がして寒い上に更に寒気がして、出すものを早く排出して部屋に帰ります。
20ヶ月も住まわさせて頂き、本当に有り難い思いで一杯です。

Mさんのご冥福をお祈り致しています。

*南町紫市場では、復興グルメF-1大会が開かれ南三陸から岩手県の大槌町までの
復興仮説商店街から、6ヶ所の団体が参加して味を競った。
南町紫市場がダントツトップでした。
南町紫市場の坂本さんが、「有り難う御座いました。ダントツのトップだったよ」と、電話で話してきた。
良かった良かった。

この大会があることは、大会数日前まで知らせもなく皆様に連絡が出来ませんでした。
「遅くなってもお知らせすればよかったかなあ」と、反省していますので、ご勘弁ください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

*11時30分から気仙沼教会の報徳祭と新年会でした。
報徳祭後の新年会では、一景閣のご夫婦と話が出来ました。その話の中で、グランドオープンを3月15日に行うとの事でした。奥様も津波の辛い経験からある程度立ち直られているようでした。
また、鹿折に住んでおられた方の話では、「鹿折では鹿折唐桑駅の近くまで流されて来た船がいる近くに、復興住宅が立つようです。嵩上げをしてね」と、話されていた。



1月21日(月)
*朝8時30分頃、松崎柳沢仮設住宅に行き、26日の午後に行う予定の銀座教会の信者Fさんの音楽コンサートの開始時間を決めに会長さんに会った。
コンサートは午後2時と決まり、ちらしに開始時間を記入するために教会に帰った。

*東新城仮設住宅に住んでおられるFさんの脳腫瘍の手術が、仙台の病院で朝9時頃から始まった。仮設住宅ではお母さんが一人で暮らしておられるので、様子を美紀子先生と見に行った。やはり心配なのか、ちょっと やつれて見えた。時折涙声になるのは致し方がない。
何とか慰めながら、1時間近く話し、近くの店まで買い物に連れて行き、気分転換をさせて仮設住宅にお連れした。
手術結果はまだ聞いていませんが、手術されるご本人は懐にご神米を入れて手術に向かったと聞きました。

*午後から、再び松崎柳沢仮設住宅に向かった。音楽コンサートのチラシを各家庭に配布するために。

陸前高田に行く予定が、松崎柳沢仮設住宅から帰り部屋に帰ったら、ついついうたた寝をして行かれなかった。
でも、うたた寝て気持ちが良いですね。皆さんもどうぞ!

今日もどうやら無事におわりました。