2013/03/10

現地報告(3/9-10)


活動日:2013.03.09-10
報告者:清水 幹生

3/9(土)の活動状況
*午前中
  東新城仮設住宅を訪問した。
  脳腫瘍を患ったFさんを訪ねた。Fさんの病状は日に日に良いようであるが、お母さんの肩から腕にかけて痛みが激しいようである。顔を見せることが良いようで、何時も1時間はお喋りして帰ります。

*11時、12時
   品川教会のOさんと熱田教会のSさんを迎えに行き昼食を共にして、幹雄さんの奥様の友達Oさんを連れて岩手県高田市要谷の仮設住宅にお米を配布した。
  会長のMさんと会い、3月31日の午後からバグパイプの演奏をする事になった。

*皆さんを陸前高田の蘇った松の木を紹介しながら、また陸前高田の海岸線を走りながら破損した防波堤を紹介した。
 「テレビで見るとのとこんなにも違うのか」と、Oさんは話されていた。










*岩手県高田市小友モビリアオートキャンプ場です。


仮設住宅を案内して、岩手県高田市広田大久保第2仮設住宅に30日の午後から行うイベントのチラシを掲示板に貼り付けた。
集会所では音楽コンサートが行われていたが、会長のWさんが外に出てこられて、やっと私と直接顔を会わせることが出来ました。優しそうなご老人でした。




*広田大久保第2仮設住宅を後にして、小友新田地区で散髪屋さんを営んでいるFさん宅を訪れた。
 皆さんをFさんに会わせ、話しをして貰いたかったのです。
 辛い話である、津波で全員亡くなった息子さん一家の話しを聞かせてくださった。
 Fさんは私よりひとつ年下ですが、秋田県の話が出て来たとき、「Fさんは秋田美人だね」というと、「うんだうんだ、高田美人だべ」と言われてしまいました。
女性はいくら年をとっても、「綺麗ですね、美人ですね、可愛いですね、お若いですね」と言われると、顔がほころび嬉しそうな、幸せそうな顔をされるようです。
Fさんも同じで両方のホッペタを真っ赤かにして嬉しそうでした。


Fさん宅から帰りますと、夕食です。
 食事中に芝教会のMさんが来られて、教会長ご夫婦も加わり楽しいミイーテイングとなりました。
 9時30分には、日本橋教会のIさんも来られて8名もの人数になりました。
 最後はバレンタイインで飲みましたが、矢張り仲間は良いですね。私は久しぶりに何も覚えていない空白時間が有ります。
 皆さんのお陰で、良い酔いを味わいました。
 有り難う!!


3/10(日)活動状況
*午前中
  小泉小学校・外場仮設住宅、蔵内仮設住宅に幹雄さんの奥様のお友達のOさん、芝教会のMさん、日本橋教会のIさん、熱田教会のSさん、品川教会のOさんを連れて水を配布した。途中、海岸線の様子を見学しながら移動した。
*午後1時30分から
  月例祭並び東北大震災2年祭のお祭りに参列した。
  大震災から2年経つが、瓦礫が片付き復興しているように見えるが、復興にはほど遠い。
  お祭りの後、信者さんの話では奇跡的なお陰をいただいている人が多い。「一歩間違っていれば自分が命を落としていたかもしれない」と、語っておられた。
  本当の復興は何時になるのであろうか?誰もわからない。
  しかし、生きて行かねばならない、何のために!
 
*日本橋教会のIさんと、品川教会Oさんを気仙沼駅まで送った。仲間を送り出すときが、私は一番寂しい。
  別れは嫌だ!
  夕食が終わり、プラザホテルのお風呂に行く。
  このお風呂・サウナに入っているときが、私の一番好きなときで、心が落ち着きゆったりした気持ちになれる。

  今日も1日終わりました。さあ、明日は何が待っているのか!

以上です。