2011/05/13

現地報告

下記の内容は、2011.05.12の現地報告です。

報告日:2011.05.12
報告者:西山正一
場 所:陸前高田市・大船渡市

本日、S氏のご厚意により陸前高田市・大船渡市にS氏の運転にて、M氏と共に参らせていただきました。
まず陸前高田市では、気仙町の高等学校跡、市の中心街であったと思われる「陸前高田市立病院」付近、さらには「県立陸前高田病院」そして千昌夫所有といわれるホテル、道の駅跡、高田の松原(3000本の松が現存1本)等を遙かに、それぞれただただ唖然と、圧倒された景色を見・・・。
そして大船渡市の市役所に参り、保健衛生課担当者と会い、支援物資受入可能かどうか、またニーズについて確認した。そうしたところ、既に物資は足りており、実際に仮設住宅に入居が始まっているが、岩手県では家電6点セットの他に食器等の生活必需品を支給するため、不要とのこと。その後立ち寄ったボラセンでは夏物のTシャツが今後必要になってくるとのこと。またボランティア依頼が多いのに対して、少なすぎる応募ボランティアの状況があった。
やはりボランティアの宿泊施設がないため、また岩手県の太平洋沿岸地域はテント設営が禁じられているため、実際に参加するボランティアは内陸部の隣接市町等からくる場合が多いとのこと。現在隣接地の陸前高田市の住田町基地が確保されているので、大船渡・陸前高田市で活動を目的とするボランティアを希望される場合は問い合わせると良いとの情報を得た。
続いて陸前高田市ボランティアセンターを訪問。S氏がGW中に来訪した際より棟数も増え、大きな立派な看板まであった。こちらでもやはりボランティアの数がGW中より減っているようである(もちろん4月よりは増加している)。ここの難点は車等自家用車がないと参加できないという問題点があり、公共交通機関で参加することは出来ないとのこと。
ここでのニーズは、人もさることながらボランティア用の食材(軽食類)が不足しているとのこと。
以上です。