2013/09/15

現地報告(9/9-15)

活動日:2013.9.9-15
報告者:清水 幹生

1、9月9日(日)の活動状況
*9月1日から9月8日までの現地レポートの作成。
*シーツなどの洗濯及び金光会館・ボランテイアハウスの掃除及び風通しを行った。
*夕方、ボランテイアハウス・金光会館周りの草取りを行った。

2、9月10日(火)の活動状況
*五右衛門ヶ原の仮設住宅、テニスコート・運動場を訪問しておちゃっこしながら、情報を得たりイベントの打合せをした。
*東新城仮設住宅のFさん宅を訪問して1時間ぐらいおちゃっこした。

3、9月11,12,13,14日(水・木・金・土)の活動状況
*この4日間は清水の所用の為活動は休憩させてもらったが、一部活動しているので報告いたします。
11日(水)
会津若松まで出かけて、あの有名な会津の鶴ヶ城入り口で食堂に入り昼食を頂いた。
前々から気に掛かっていた原発の被災者の方々が、この会津若松に引っ越されている事を聞いていたので、この食堂の女将さんに様子などをお聞きした。



 『ここに原発被災者の方々が食事に来られることがよくあります。何を如何してあげたらいいのか分かりませんでしたので、最初の頃はサービス等をしていましたが、ある日、「もうそっとしといて下さい。何もして頂かなくても良いですから」と、語られたましたので、それからはサービスも止めました。何かしらそっとしていてほしいのではないでしょうか?大津波での被災者の方達の気仙沼と、原発での被災者の方達は思いがかなり違うように思いますよ』と、話して下さり仮設住宅の場所も教えて下さったので、ひとつの仮設住宅を訪問してみた。
大熊町・双葉町から移り住んで居られる仮設住宅です。
静かでひっそりしていました。二人の方に出会いましたが、語り掛ける事も出来ず、ものすごく気が重くなりました。
年内にもう一度福島県を訪れて、原発に近い場所を訪問してみたいと改めて思いました。どんな支援が出来るかだけではなく、被災者ではない自分が原発被災者の方と接してみてどのように感じたかを、全国の方にお知らせしたい。  










*12日(木)
午前中、cadoccoの掃除
*13日(金)
午後からNPO/NGO連絡会議
*14日(土)
所用を終えて、夕方五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅を訪問した。 
前橋教会のT先生からリサイクルの材料にと、着物が届いていましたので、それを会長のMさんに手渡すために訪問しましたが、4,5人の方が集会所に来られて1時間ぐらいのおちゃっこが始まりました。
前橋教会のT先生、有難う御座いました。これを機会に群埼女性フォーラムとの交流がはじまればと願っています。

4、9月15日(日)の活動状況
*現地レポートの作成。
*午前10時紫神社(元紫会館避難所があった場所)の祭典が始まった。




*お米の小分け作業を美紀子先生と二人で行った。90kgを3kgに小分けして30袋にした。必要な方達とイベント用に使用する。
*五右衛門ヶ原運動場の自治会会長の御主人のお母さんが亡くなったという情報が入った。当年100歳でした。
*池田マッサージのチラシ(田中公園仮設住宅・西八幡仮設住宅・松崎柳沢仮設住宅用)を作成した。配布しようとしたが大雨で断念したが、明日はまだひどくなりそうである。

【つぶやき】 
会津若松での大熊町・双葉町から移動されて仮設住宅に住んで居られる場所を訪問した時、
「東京オリンピック開催が決まったが、これでまた東北の大震災の事は全国の人々からは忘れられていくのであろうなあ!また被災地の復興もますます遅れて行き、東北の太平洋側の被災地は、仙台・石巻以外の被災地は過疎化が進み、若者は職場を求めて都会へと進むのであろう」と、思わされて、
『東京オリンピック開催は経済効果は上がるであろうが、大震災及び原発の事故による放射能の汚染の後始末も終えずして、人間として大事な心は育つのであろうか?「かわいそうだなあ!」と、難儀な人への思いは(心)はますます、無くなって行くのであろうか?』と、心配になって来る。
「放射能汚染」、楽観視してはいけない。東京オリンピック開催そのものに喜びを感じる事は構わないが、浮かれないで、大津波での被災者・放射の汚染での被災者の方達の事を忘れないで欲しい!
以上です。