2014/01/30

現地報告(平成26年2月度の活動予定)

活動日:2014.01.29
報告者:清水 幹生
 
 
いよいよ3年目の金光教首都圏災害ボランティア支援機構のボランティア活動もあと、2ヵ月となりました。現地ではがれきの後片付け・嵩上げ工事が急速に進んでいる。3月一杯でこの工事を終わらせようとしているようであるが、災害復興住宅の建設はまだまだ先の事である。
 
 
2月度の活動予定
 
1、2月3日(月)
 
* 岩手県高田市気仙町長部(おさべ)地区の長部仮設住宅へお水とお米の配付。
 
* 岩手県高田市気仙町気仙町裏仮設住宅へお米の配付。
 
 
2、2月6日(木)
 
* 午前中、cadoccoの清掃作業。
 
 
3、2月9日(日)
 
* 岩手県宮古市田老町サポートセンターで、バグパイプの演奏とおちゃっこ・ビンゴゲー
  ム。(午後1時から3時まで)
 
 
4、2月10日(月)
 
* 岩手県大船渡市三陸町越喜来の杉下仮設住宅でバグパイプの演奏・おちゃっこ・ビンゴ
  ゲーム。(10時から12時まで)
 
 
5、2月11日(火)
 
* 小泉中学校グランド仮設住宅でバグパイプの演奏・おちゃっこ・ビンゴゲーム。
  (10時から12時まで)
 
6、2月13日(木)
 
* cadoccoの清掃作業。
 
 
7、2月16日(日)
 
* 気仙沼公園仮設住宅でおちゃっこ・ビンゴゲーム。
  その後、ドリームキャンプのDVDを放映し、今年のドリームキャンプの案内をする。この仮設住宅にはエッグ・ネストの子供達が多い。
 
 
8、2月20日(木)
 
* cadoccoの清掃作業
 
 
9、2月22,23日
 
* フォーゲル倶楽部の総会
  総会が行われるが、ドリームキャンプ等の打合せなどが予定されている。ボランティア活動はこの二日間は休みとする。
 
10、2月27日(木)
 
* 午前中、cadoccoの清掃作業。
 
* 10時30分から15時まで気仙沼教会の談話室で乙女の会。
 
 
11、その他
 
* 予定日以外の日は、随時、仮設住宅・みなし住宅・個人的なつきあいのある方々を訪問
  し様子を伺ったり、おちゃっこしながら談話をする。
  時折、支援物資などの要請もある。特に若いご婦人が離婚されて幼子を抱えて仮設住宅
  に入居される事が有ると、子供服などの支援の要請が有る。
  1月には2件、子供服の支援要請があった。ボランティアに来られた方にお願いしたら
  即、娘さんに連絡されて、二日後には気仙沼教会に到着した。速い行動は喜ばれる。
 
* 日時は未定であるが8月の上旬にフォーゲルのSC(シニアキャンプ)が気仙沼で行われ 
  る事になった。
  2月、3月、4月になるかどうかわからないが、SCの担当者が気仙沼教会に事前調査に 
  やって来る。担当者の中には、淡路・神戸の大地震の時、共にボランティア活動をした
  方も居る。また新しい人達が被災地にやって来る事は、有りがたい事である。
 
* 石巻・仙台方面では災害復興住宅が早く建設されて入居されている所もあるようである
  が、気仙沼では一部工事も始まっている所もありますが、殆どの所はまだ数年先とな 
  る。ある仮設住宅に行った時、「清水さん災害復興住宅に入られるのはまだまだ先で3
  年後になるのよ。それまでこの仮設住宅に居るようになりますので、今まで通り宜しく
  お願いします」と、語って目を伏された。
  自分で家を建てられる方も、最近は多くなり仮設住宅を出て行かれる。
  経済力の差が出て来ている様子を目のあたりにするが、時折虚しさを感じる。
  自分がさせて頂いているボランティア活動に、「本当に役に立っているのか、もっとや
  るべきことが有るのではないか」と、思わさせられるが、如何せん力不足でお役に立て
  ないでいる。情けなくなるがどうしようもない。
 
  皆さん、被災者の方達(子供達の事も)に希望と夢を与えられるには皆さんが被災者の
  方達の所に来て、顔を見て話を聞き談話する事で被災者の方達は元気になれるのです
  日本政府が被災者(原発の方達も含む)の方達にもっと力を注ぎ、復興が進むまで根気
  よく被災者の方達と関わりを持って行く事が大切であろうと思っています。
  どうか、どのような方法でボランティアしても構いませんので被災地へ来て下さい。
  「この様な事をさせて頂きたい」と、思っている方現地までご連絡ください。
  待っています。
 
以上です。
 
* 写真は小泉地区と気仙沼の弁天町周り(一景閣の近く)の工事状況
 
 
小泉地区


 
一景閣の近くの工事状況

 
嵩上げの状況