2014/08/09

現地報告(7/25-27)その3

活動日:2014.7.25-7.27
報告者:奥原幹雄 
 
「第3回東北ドリームキャンプ」(3日目)最終日
 
 
早朝から雨が降った。おかげで起床時間の前からこども達が外で遊ぶということはなかった。前夜の懸念も雨のおかげで対応せずに済んだ。
朝の集いは、移動が大変なので、隊ごとに行った。ネスト隊は、近くに屋根のある場所でおこなったが、朝の集いが終わる頃には、雨もあがった。  

 
 
 
7:00 朝食(ホッドドック)
 
最終日の朝は、恒例となっているホッとドッグづくり。各自持参した牛乳パックにアルミホイルで包まれたホッドドッグを詰めて、火をつけて焼いて食べる。ちょっとした工夫で、美味しいホットドッグが出来る。こども達に大人気なホッドドッグづくりである。
 







 
 
8:00 クリーンタイム・感想文
 
お世話になったキャンプサイトやキャビンの清掃を行なった。
お掃除が終わった班から感想文にとりかかった。
 


 
10:00 合同プログラム
 
 
11:00 各隊閉会式(終了証授与)

各隊ごとに閉会式をおこない、終了証を授与した。3年連続でドリームキャンプに参加している隊員には、特別の終了証が手渡され、誇らしげな表情で終了証を受け取っていた。
 
       【エッグ隊】
 
 




 
 
 
       【ネスト隊】
 






     【ジュニア隊】



 
 
 
11:30 全体閉会式
お天気雨がパラパラと降るなかでの全体閉会式となった。はじめは敬礼も分からなかった隊員達だが、閉会式では全員がきれいに揃って敬礼が出来ていた。
 








 


 
 
12:00 解散
 
最後に全員で集合写真を撮影し、解散。第3回ドリームキャンプ全てのプログラムを無事に終えることが出来た。
やり遂げた達成感と、無事に終えることが出来た安堵感で、しばし放心状態に・・・(+_+)。
 
 
 
・・・しかし、まだ大事な仕事は残っていた。こども達を気仙沼まで連れて帰らなければならない。
 
 
12:30 昼食(お弁当)
 
13:00 キャンプ場を出発
 
予定より30分遅れて、キャンプ場を後にした。残っていてくれたスタッフやリーダー達が見送るなか、バスは気仙沼へと帰っていった。名残惜しい瞬間であった。リーダー達も、いつまでもいつまでも手を振って見送ってくれていた
 





 
 
帰りのバスは、意外とこども達は元気だった。疲れが見えたのは、自分を含めたリーダー達でした。3日間のキャンプが無事に終えることが出来たこと。熱を出したり、手首を痛めてしまうこどももいたが、大事に至らずに済んだこと。全員元気に気仙沼に向けて帰っていることなど、たくさんの感謝の思いでいっぱいでした。そして、今回新しく参加してくれた多くのこども達、そして新しく参加してくれたリーダーやスタッフがいて、また来年も参加したいという声がたくさん聞こえて来た。早くも来年の第4回ドリームキャンプ実現に向けての構想を思い描いていた車中であった。
 




 
 
 
16:00 気仙沼 紫市場到着
 
保護者や商店街の人達が待ち構えているなか、バスが商店街に入っていった。こども達も体を乗り出して、迎えの人達や親達を捜していた。たった3日間であったが、ひとまわり成長したこども達を見て、涙ぐんでいる親も目に入った。
 最後に、紫市場のひろばにこども達全員を集めて、ひとこと「3日間の経験を、ご家族にいっぱいお話して下さいね。また来年もドリームキャンプで逢いましょう。解散!」と解散の号令。
こども達は、それぞれ家路について行った。
 



 
 
 
 
今回も、多くの皆さまからのご支援、ご協力、ご理解をいただいての、第3回ドリームキャンプでした。おかげさまで無事に終えることが出来たことを感謝申し上げます。参加したこども達にも、親達にも満足いただけるキャンプとなり、大成功であったと思います。ある参加者のお母さんに街で会った時に、「お世話になりました」とお礼を言われ、「内気だった娘が来年も行きたいと自分から言っているんです」と嬉しい報告を受けました。たった2泊3日ですが、確実にこども達は成長しているという事が感じられました。心より御礼申し上げます。
 
また8月2日の三陸新報(気仙沼の地方紙)では、ドリームキャンプの記事が掲載され、コラムでもドリームキャンプを取り上げてくれました。コラムの最後には、「こども達が自然に親しみ、多くの経験をして欲しいと願う」と締め括られており、徐々にではあるがドリームキャンプの願いが、地域の人達に浸透し始めていることを感じました。


 

 
 第3回のドリームキャンプは終わったばかりですが、今日から来年の第4回ドリームキャンプ実現に向けて、願いを立てて取り組んで参りたいと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。
 
みなさま、本当にありがとうございました。



最後に、ドリームキャンプを陰日向となって支えて下さった本部隊の皆様、真にありがとうございました。美味しいご飯の提供ありがとうございました。資材・設備の準備、マネージメントなどなど多岐にわたり、ご苦労が多かったと思います。これに懲りず、来年も宜しくお願い致します。










                                        以上