2012/01/11

現地報告(1/9)

活動日:2012.1.9
報告者:田中真人


本日も炊きだし。



「なでしこサッカー教室 in 気仙沼」が気仙沼小学校で開催されました。出演者は、大野忍選手(なでしこジャパン/INAC神戸)、南山千明選手(INAC神戸)、中島依美選手(INAC神戸)とキャプテン翼の作者である漫画家、高橋陽一氏の4名です。子供達を対象としたサッカー教室で、気仙沼の子供たちを元気づけることが目的です。



気仙沼のサッカー教室からは、「気仙沼シャークスFC・約40名(小学校1~6年生/男女混合」、「鹿折FC・約40名(小学校1~4年生男子)」、気仙沼西高校・登米高校 女子サッカー部合同チーム 約30名(高校1~3年生)が参加し、もちろん希望者は誰でも参加できると言うことで合計130名程の子供たちがサッカーを楽しんでいました。子供達の笑顔が眩しい。それを見る大人達からも笑顔がいっぱです。

私達(元IVUSAの2名、清水氏、東京教会のD氏と私の5名)は、体育館のすぐ脇で炊き出しをさせて頂き、イベントに参加している選手、子供たちとそのご両親に京都風の白味噌汁(約150食分)を提供。NPOのNICCOはカレーを提供。

体育館で配食中


本日も、薪で火をおこしての炊きだし。3日連続なので、火の扱いも慣れたものです。近くを通りすぎていく人達が、「寒いのに、ごくろうさまです」「おつかれさまです」「ありがとうねぇ」など感謝の言葉を残して過ぎていきます。温かい気持ちになりましたし、嬉しい気持ちでいっぱいです。感謝の言葉を相手に伝えると言うのはとても大切な事だなぁ、とあらためて感じる事となりました。寒い中、ボランティアで頑張っているからと自然と出てきた言葉なのかもしれません。これが、ボランティアで無くとも、普段の生活で表せるようになると、もっとみんなか幸せになるのでは、そんな事を思いました。

店で物やサービスを提供する方は、お金をもらって「ありがとう」と気持ちを表す事があっても、逆に買ったり、サービスを受ける方が、お金を払ったのだからと、あたり前のような態度を取ることがあるかもしれません。

お金を払っているから当たり前だというのではなく「ありがとう!」の気持ちを伝える事ができるともっと多くの人が幸せになる。「笑顔と、ありがとう」のパワー、そんな事を感じました。心をこめた「ありがとう」をもっと伝えれるようになりたいと思います。


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熱田教会のS氏より、送っていただいた絵本を気仙沼中学校住宅の集会場にお届けしました。この仮設住宅には本棚はあるのですが、本があまり入っていなかったので喜ばれる事となりました。小さなお子さんが多いので活用してもらえたら嬉しく思います。




以上