2012/01/18

現地報告(1/16)

活動日:2012.1.16
報告者:田中真人




清水幹生氏と、田中公園(仮設)住宅に足を運んだ。ここは完成前に訪れた事があり、小さい仮設住宅だと記憶していた。

現地に到着し20世帯であると確認。まずは、自治会長を探すべく辺りを見渡すも外には、、、、誰もいない。  申し訳ないが、あるお宅をノックしてみると、反応があった。 出てきた人を見てびっくり! 先日、市民会館で会った大工さんではないか! 決して、先日のベンチの催促にきたわけではないので、少しだけ話をしてから、その場を離れた。しかし、この偶然! 神様…….(また、近いうちに足を運んでみたい)

次に、どのお宅を訪ねるか迷っていると、窓越しに90歳代と思われるお婆さんと目があって、お辞儀を何度かすると、こちらへやってきて窓を開けてくれた。(玄関口では無く、反対側)挨拶をしてから、みなさんのお役に立ちたくて仮設住宅を訪れている事を話すと、「ありがとうね」と小さく会釈した。話をしていると、震災当日の話を始める。少しづつ声のトーンが上がっていき何か力を振り絞るようだ。一生懸命私達に伝えたい、というように感じられた。窓際に立って話を続けるお婆さん。長時間だと疲れさせてしまって悪いなと思い、話が途切れたところで、「また来ますね」と言うと、少し体が斜めの状態で話をしていたお婆さんは、両手で窓の枠を掴み、こちらに体の正面を向けて話を続けます。まだ、話を続けたいのだと気づかされ、しばらく話を聞いてから仮設住宅を去りました。

聞いても自治会長は分からないと言うので、まだいないのかもしれません。後日、調べてみたい。あまりボランティアが来ないという話でしたので、まずはお茶会など、何かのイベントで関われたらなと思います。


以上