2012/01/30

現地報告(1/30)

活動日:2012.1.30
報告者:宮田和弘



 本日午前中、本所のM氏と私は一景閣の3階から5階までの各部屋に掃除機をかけました。美紀子先生と清水さんは千厩町の美紀子先生のお友達の所に物資を届けに出かけました。

 午後は、清水さん、本所のM氏と私の3人で五右衛門ヶ原の野球場仮設の自治会長さんを訪問しました。というのも、昨日自治会長さんから清水さんにメールが届き、清水さん曰く、来て欲しいというヘルプのサインだ、とのことで行きました。話を聞いてみると、今一番困っているのは水道管が凍結して水が出ない部屋がかなりあるということでした。水が出ないと炊事、洗濯、風呂いずれも出来ないので非常に困っているところが多いようです。現在は凍結していない部屋から水を分けてもらっているようですが、あまり頻繁になると水道代等の問題もあるので難しいとのことでした。最近は水の相談を受けるため、自治会長さんが夜中まで集会場に待機していることもあるようです。仮設によっては防寒対策がしっかり出来ているところもあるようですが、気仙沼市の仮設は全般的に防寒対策が行き届いておらず、結露や凍結するところが多いようです。市の水道局や社会福祉協議会に相談しても一向に対策を打ってもらえないとのことで、自然に解けるのを待つしかないかなあと、あきらめ気味に話されておりました。せっかく仮設に移っても、避難所以上にいろいろと生活上の問題があり、困っておられます。

 気仙沼ではここ数日最高気温でも氷点下の日が続いており、教会の信奉者会館の水道管も凍ってしまい、トイレの水が流せないので、バケツに水を汲んでおいてそれを使っています。

以上