2011/08/31

現地報告

下記の内容は、2011.08.28~31の現地報告です。

報告日:2011.08.31
報告者:辻井篤生

■8月28日日曜日

28日は、23日頃からピーク時で約30人弱のボランティアの受け入れ、手配等で長期ボランティアの皆様も疲れがたまっているところからオフ日となり、南三陸町や向洋高校付近の見学等をしました。私はシーツとタオルケットの洗濯、掃除をさせて頂きました。
次にボランティアの現地報告で辻井グループ分の報告をさせていただきます。ほかの動きに関しては引き続き田中現地代表から報告があると思います。

■8月29日月曜日 晴れ

教会の奥様先生、田中真人氏友人のKさん女性、早島教会Iさん女性、紫会館に餅つきボランティアで来ていた埼玉のMさん女性と私の5人で、朝9時から午後4時まで終日、以前も報告のあった唐桑公民館での写真の保存活動に行きました。作業はアルバムに収められた写真のスキャンでした。
教会の奥様は、知人の写真を見つけられ、早速に学校の先生等に連絡して安否の確認や写真の存在を伝えておられました。

■8月30日火曜日 晴れ

以前、先着順で行くことができる大島での活動に直前で漏れたこともあり、今回再度挑戦して、大島でのボランティア活動をしました。
東京学生寮のKさん男性、東京学生寮OGのSさん女性、田中真人氏の友人Kさん女性と私の4人でした。
ボランティアセンターから全員で14人で、民家の床下からの泥だし作業4人と田んぼに溜まった瓦礫の撤去や草取りの作業でした。
私たち4人は田んぼでの作業に参加しました。炎天下のなかで日陰がなく、また足元が泥水で安定が悪いなかでの作業でした。
また往きの船で病院帰りの被災されたお婆さんのお話を聞かせて頂きました。お婆さんは「水」の大切さをただただ思い知ったことを何度も仰い、たらい一杯の水を子や孫5人で使い回した体験談を聞かせて頂きました。また、何度もお心のこもったボランティアの御礼の言葉を賜りました。
現地代表によると、座礁した船が大島へ敷いている水道管を破壊してしまい、大島では相当長い間水道が止まっていたそうです。

■8月31日水曜日 曇り

本日は終日、唐桑公民館での写真の保存活動に行きました。紫会館に餅つきボランティアで来ていた埼玉のMさん女性、東京学生寮のKさん男性、東京学生寮OGのSさん女性、田中真人氏の友人Kさん女性と私の5人と午前中は田中現地代表も参加しました。
現在でも毎日ダンボール3箱から5箱分の思い出の品が届けられており、また今日中央公民館でトラック2台分の写真が発見されたとのことでした。