下記の内容は、2011.08.17の現地報告です。
報告日:2011.08.18
報告者:田中真人
天 候:晴 まだまだ暑い
私は、基本的にみなさんとは別行動の一日となりました。
一景閣へドライバーとして3名の送り届け。それから市役所に行き“五右衛門が原”の仮設住宅の集会場の鍵を借りれるよう交渉してきました。明日(19日)、集会所を開けて、かき氷の提供を企画していたのですが、実行出来る事になりました。地元の方から、電動のかき氷機をお借り出来る事になったのです。
そこで、日本財団の気仙沼アーカイブ(ロード・プロジェクト)の企画をしている方達が足湯を定期的に開催しているので、合同でやらないかと話を持ちかけましたところ、快く了解してくださいました。明日は、仮設住民の方達にかき氷+足湯でみなさんに寛いだ空間を提供できたらと思います。尚、気仙沼復興協会(KRA)が仮設集会場のイベントを始めたとの情報を耳にしましたので、福祉部の方に連絡し、よければ顔を出してみて欲しいとお声かけしています。今後、一緒に情報を共有しながら活動させてもらえたらと思います。
※かき氷を作る機械を提供して欲しいという件ですが、こちらでお借り出来る事になりました。皆様のご協力に大変感謝しています。ありがとうございました。
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夕方15時30分より地元NPOのネットワークオレンジで代表の方+事務局の方、SVAのSさんと、岡山の社会福祉法人Tさんに会って話を聞いてきました。いろいろな方の話を聞かせて頂くことができて本当に勉強になります。
夜のミーティングでは、最初から最後まで、いつくかの議題があがり、真剣に議論をしあう事もありました。その中で、支援物資再開についての議題もあり、奥原先生を始めSさん、辻井先生その他、全員が支援物資再開に賛成でありました。
それは、ここしばらく支援物資の配布に伺った時の、仮設住宅の反応、我々ボランティアの反応、それをダイレクトに感じているからだと思います。前に、来られた、亀有のS師の言葉が思い出されます。「今までで、一番心が躍動した」。学生寮の方達も「いままでに聞いた事無いような話を聞かせて頂いた」、「みんなの心を解放させて頂くことができる場所である」、「こんなに支援物資配布で喜んで頂けるとは思わなかった」など、さまざまな話を聞いてきました。
仮設住宅建設は、まだまだ続きます。五右衛門が原の地区でも、170軒+30軒程(直ぐ近くですが別の場所に建設)の仮設は完成していますが、さらに200軒が建設中です。支援の必要性はまだまだ続くでしょう。皆さんは、支援物資再開についてどうお考えでしょうか?現地からの必要だという声を受け止めて頂けたら幸いです。