下記の内容は、2011.08.15の現地報告です。
報告日:2011.08.16
報告者:田中真人
天 候:晴れ 暑(夕方から少し雨)
気仙沼中学校仮設での物資配布と、一京閣での清掃活動との2グループに別れて活動。
どちらのグループも汗だくです。
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一京閣グループは、6名(宇部東のSさん、日本橋のIさん、常盤台のNさん、学生寮のK君、鶴見教会のN君、大崎のMさん)での活動、洗浄器や、ブラシを使って2階キッチンの洗浄とトイレの清掃をされました。(私達も午後から合流しました)休憩を取っているとホテルのオーナーと奥様が見えました。奥様は、ホテルの中を見て、「まぁ~、綺麗になりましたねぇ」と明るい表情をされました。震災があってからこのホテルに足を運ぶのも苦痛に感じる、そんな日々が続いていたようでしたが、あの明るい表情から、このホテルでの活動が心にも響いている支援である事も感じました。完全にやる気をなくしていた会長さんがまた再びやる気になった事も嬉しいかぎりです。
活動が終わってから、陸前高田へ5名お連れしたのですが、帰りがけに通過した鹿折地区で副市長を連れているあるNPOの代表を見つけ、車を降りて話をしていると、一京閣の話になり、「やる気をなくしていたホテルの会長さんが、なぜか、急にやる気をだしちゃってね、そーか、そーいう事だったのか」(※金光教の支援機構が活動している事を話させて頂き、この活動が心の支援でもある事を話させて頂いた為)。何度もありがとうねぇ、そうなんだよねぇ、と、嬉しそうな顔で言って下さいました。
昨日は、市長さんから、会長さんへ電話が入り、ライフラインが整っていないホテルの地区に手を入れていくとおっしゃっていたそうです。今後の展開が楽しみです。
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*物資の配布グループは(気仙沼教会のご長男Mさん、早島のIさん、常盤台のYさんに私との4名で行ってきました。トラック市形式の物資配布でしたが、今回は、テーブルを2つ持って行き、そちらにも衣類関係を並べました。前夜のMeetingで提案があったのです。これは、大正解であり、次回の配布時もテーブルを持って行くことにしました。
それから、もしあれば、洋服を掛ける折りたたみ式のパイプがあると、なお、いいと思います。もっと楽しみながら衣類を選んで頂けるでしょう。どなたか、提供して下さる方があると嬉しいです。 持っていった8箱(24本入り)のペットボトルの水は、15分もしないうちに無くなりました。行列ができこれには、驚きました。私が、初めてこの仮設に訪れたのは、7月13日でしたが、その時にお会いした方が私を覚えて下さっていて、陽気に話しかけてくれてありがたかったです。この方に、池田さんがマッサージをする事になりました。ここの仮設住宅には、敷地内に集会場はありません。すぐ下にある別の仮設住宅の集会場を使用する事ができるようになっています。しかし、他の場所にある集会場を使う事に気が引ける、敷地内に欲しいと言う声を聞きました。
昨日は、男性用の衣類とお米、介護用のパンツが欲しいとニーズを聞いてきました。
配布は、午前中で終わりましたので、午後からは、Mさん、Iさん、私とお昼に気仙沼へ到着された、中野のSさんと、日本橋のHさんの計5名で一京閣へ合流し活動してきました。内容としては、3階にあるお部屋のお掃除です。ハエの死骸で部屋は埋め尽くされていましたが、綺麗にお掃除させて頂きました。3階より上は、海水が入っていないので、清掃すれば、泊まれるようになるのではないでしょうか。現実的に可能かどうかは、まだ分かりませんが8月末に見える信徒部の方達の宿泊先とできるのではないかと話会われました。