下記の内容は、2011.08.26の現地報告です。
報告日:2011.08.30
報告者:田中真人
3グループに分かれての活動。
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1.紫会館で、日本財団ロードプロジェクトの方々(9名)とかき氷+足湯の提供(フルタイム4名+午後2時から6名の計10名)
「地域の問題」
在宅避難者、避難所避難者、仮設住民の間に微妙な亀裂が入ってしまい、戻す事は無理だとか、難しいなどと聞くことがあります。先日、かき氷+足湯を仮設住宅で開催しました。今回は、紫会館避難所で行うことにより、地域の人達の交流を促せたらと思い活動しました。違う領域で生活している人達が同じ場所で空気を吸い、時間を共有する事で、自然と混ざり合っていけるような、そんな空間になることを願って。
13時〜16時の予定でしたが、終わり近くなっても人が来るわ、来るわ、特に学校帰りの子供達が大勢来てくれ最後は17時頃まで。。。。全体を通して子供から年配の方まで多くの人達に来てもらいました。紫会館で地域の人達が合わさって行く、温かい光景でした。日本橋のMさんは、「仮設住宅とは違う感覚でした、地元の人達にとって安心できる場所ができたのでは」と報告されました。
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2.ホテル一景閣(12名) 金光大阪の5名は帰郷の為、午前中のみ。桜口のS師ファミリー5名は2時までで、その後、紫会館のかき氷イベントに合流。
一景閣では、30枚ぐらいある畳を移動し、高圧洗浄。現地を初めて見られた方は、被害が大きすぎる、もっと首都圏からもボランティアが来るべきではないかと言っておられました。この方は、阪神大震災で教会が被災された方です。
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3.唐桑公民館での写真の保存活動(8名)
昨日25日の活動報告にあった設置したスキャナーを使っての活動。心を込めて、活動に当たらせてもらう。
ミーティングで「昨日、慣れてくると雑になってくると反省していたことを生かすことができた」、「話には聞いていたけれども、写真を見つけて帰られる人を見て、本当に嬉しかった」、「写真の大切さに気がついた」、などと涙ながらの報告がありました。
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我々は、毎日、ここで何かを吸収している、そんな気がしています。