2012/02/29

現地報告(2/23)

活動日:2012.2.23
報告者:田中真人


25日に五右衛門ヶ原・野球場仮設住宅で「歌・ゲーム&おちゃっ子」のイベントを開催します。そのチラシとポスターを野球場集会場で住民のみなさんと塗り絵をして全300枚を配布しました。

(同行者/清水幹生氏・熱田のS氏・高知大の5名)

住民の方達は、若いボランティア連中に、いろいろと質問してきます。「いくつなの?」とか「どこから来たの?」など。そして年齢を聞いて「あらそぉ~」っと、可愛く感じるのでしょうか、声のトーンが柔らかくなります。学生達はボランティアをしているというよりもお母さん方にお世話されているといった空気になっていきます。

夜のミィーティングで高知大の学生達は、こう報告しました。「息子だと言ってくれた、気仙沼にお母さんができました」

「若いと言う事は、ただそれだけで素晴らしい」と(もっと)若いときに聞いた言葉を思い出しました。

若い人達は上からのボランティアや支援でなく、むしろ住民側がお世話したくなってしまう、自然とそんな形になっていく。それが今の時期大切な「自分たちで何かをするきっかけ」が作られて、自立支援にとって大きな役割を果たす事になるのではないだろうか。そんな事を思わされました。

塗り絵を始めたのが午前10時で配布終了が17時半過ぎとありがたい一日になりました。


以上