活動日:2012.2.19
報告者:田中真人
2月19日(日)
五右衛門ヶ原のテニスコートに「井上氏/日本橋・F氏/阿賀・熱田のS氏」と27日の音楽イベントのポスターとチラシをお持ちしました。
すると、自治会長は談話室に私達を通してくれ2時間近くも話をしてくださいました。
それは、心動かされる話ばかりで、会長の口から、溢れるように出てきます。
それは、感謝の気持ちと、何があっても前向きにとらえ、相手の事を思いやるという事でした。まるで教祖様の教えを聞いているようで、ジーンときてしましました。「僕も同じことを思いました」とF氏。
・いくら行政が頑張ってもボランティアが来なかったら、この町はこんな風になっていなかった。その働きは、ほんとうにすごい、ありがとう!今、自分たちがこうしていられるのもボランティアのおかげだよ。でも、これからは、みなさんのサポートは必要だけど自分たちでできる事はしていかないといけない。
・感謝の気持ちを忘れてはいけない。何があっても感謝しなくては。
・当たり前だと思っている事は、当たり前ではない。
・かりに誰かに叩かれたって、ありがとうだよ。自分の事を思ってくれているから叩いてくれるのだ。なぜ、叩かれるのかを考えて、よりよい自分になれる。どうしてもふに落ちなくたって、逆に相手が、よい状態になっていきますようにと思ってあげる事が大切。
・被災した人の話を聞くことは大切なボランティアだよ。
・東北地方に伝わる、津波てんでんこの話や、亡くなった親族の話、流されていった人達の話など、辛い思いも合わせていろいろと話してくださいました。
*津波てんでんこ
てんでばらばらの意味(自分の責任で早く高台に逃げろ)
この地で「しっかりと見て、聞いて、感じて、それを伝えてほしい!」
高知から7名の学生が来ることを伝えると、明日も話をしてくださると自治会長。
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午後は、田中公園仮設に行き、26日に開催する「炊き出し」と、「歌の会」のポスターを掲示版に貼らせて頂きました。
ここは、まだ自治会が発足していない仮設住宅。食事や、音楽、歌う事によって楽しみ、リラックスしたひと時になればという思いがあります。それと共に、今後、お茶会しながら「住民のみなさんで住みやすくするにはどうしたら良いか」を話会いの場を予定しており、その前に気軽にみなさんに集まってもらう機会をもうけさせて頂きたいのです。
以上