活動日:2011.10.09
報告者:田中真人
天 候:晴 暖かい(最高気温は19度)
■15名で南町のバレンタインというBarで活動。地盤沈下しているこの地域。店の前は、潮が満ちてくると川のようになり、人が近づくことができませんでした。この店を手放して他へ移るかどうするか、長い事、考え悩んでおられたご主人のK氏。(通称長さん/紫会館に避難されていました)店の前の道路がかさ上げされ、潮が満ちた日でも歩くことができるようになりました。長さんは、ここで店の再起をかける事に決めます。大潮の時などは、一部水が入る部分もあるのですが、ポンプで外に流せるように工夫しています。
水が入ったときの電動式ポンプを見せてくれる長さん |
店内のお掃除。いよいよオープン間近か |
内装もほぼ終わり、後は、空調の取り付けや、電気工事などが残っているばかり。
私達は、店内のお掃除や、中に入れる棚の掃除と設置、音響機材を3階から店のある1階に下ろす作業のお手伝いをしました。「今月中旬には開店させたい」と長さん。長さんと関わり合うことができて、お手伝いさせてもう事ができて、本当にありがたかった。開店が待ち遠しいです。
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■「お茶会+足湯+塗り絵+写真の観覧+血圧測定」
午後は、五右衛門ヶ原運動場仮設集会場で、「お茶会+足湯+塗り絵+写真の観覧+血圧測定」のイベントを開催。
通常、足湯はロード・プロジェクトがボランティアを8名ほどつのり、その人達と一緒に、支援機構ボランティアが活動しているのですが、今回はリーダーのA氏しか来ないので、全て私達、支援機構ボランティアでさせて頂きました。実を言いますと、長さんのギターのお弟子さんT姉妹と、奥様先生のお知り合いのK氏も加わって下さったのですが。K氏は、津波で家を流されたのですが、「何か役に立ちたい」と参加してくださいました。
足湯の風景 |
塗り絵は、関西と東京から来た有志ボランティアが入れてくれた企画なのですが、年配の方から、子供まで大勢の方が参加していました。こんなに人気があるとは思いませんでした。(12月3日に「大人の塗り絵」という企画をしていますが、需要があると言うことが分かりました)
塗り絵の様子 |
□血圧測定
キャンナスのK氏が血圧測定に来て下さいました。
□写真プロジェクト
気仙沼復興協会から、唐桑体育館の写真救済プロジェクトのリーダーT氏が日本社会報学会の災害情報支援チームM氏と直接お見えになりました。写真は、こころの準備が出来た人が見てくれればいいとT氏。写真は、スキャンされ、コンピューターの中に入れられた物と、アルバムの表紙が印刷された物があります。
パソコンに記録された写真を確認しているところ |
アルバムの表紙をまとめたものを確認しているところ |
□お茶会のテーブルにも何人もの方が座ってくださいましたが、仮設に入って1ヶ月で娘さんと一緒に暮らしているが、他に知り合いがいないので、このような会にまた来たいと言っていました。
お茶っこの様子 |
以上