2011/10/22

現地報告


活動日:2011.10.16
報告者:田中真人

本日は、生神金光大神大祭が仕えられました。大勢の方が参拝されました。ボランティアからは、大崎の田中(自分)、宇部東のK氏、中野のS氏、熱田のK氏とS氏、日本橋のK氏、武蔵小杉のS氏の7名が参拝。南町の自治会長CさんとSさんが初めて参拝しました。Cさんは、紫会館避難所のリーダーです。教話は、本中野教会の浅野先生でした。非常に思慮深く、熱く、深く、被災地に住むみなさんの心に、そして私達一人一人に響くお話でした。私の目頭も皆さん同様に熱くなりました。Cさんは、目をつむっていましたが深く頷きながら、Sさんは、目を見開いて、じぃーーーっと浅野先生の顔を見つめ吸い込まれるように話を聞いていました。

浅野先生の教話

教話を頂いている様子

お話が終わると、「フォーゲル倶楽部」が「復興商店街」に寄付する「幟」の贈呈式が行われました。フォーゲル倶楽部からの代表として中野のS氏が夜行バスで朝、到着されていました。

贈呈式の様子

お直会の席でCさんの挨拶がありましたが、震災があってから住民の方達と一致団結して生活してきたお話、それはもの凄い熱いものでした。そして、金光教のボランティアへの感謝の気持ちを、力いっぱいに表現されていました。「田中君は、もう気仙沼に住民票を移しますから」と言うCさん。まわりは一気にどっと沸きました。

自治会長Cさんのスピーチ

夕食時の事です。「いやぁ〜、今日はよかったねぇ。ありがとございました。あれから少し寝ちゃいましたよ」。時間も経っているので、酔いは冷めているようでした。しかし、何度も何度も、浅野先生のお話の事を話すのです。周りには、3つのボランティア団体の方を含め住民の方達がいました。「いい、お話だったなぁ、あーいうのは、いーもんだなぁ」嬉しそうに、何度も繰り返します。 私は「そうですねぇ」と、ただ、聞き通しましたが、本当にありがたく、嬉しく思いました。
以上