2011/10/18

現地報告


活動日:2011.10.15
報告者:田中真人

朝食が終わってからご大祭の準備の手伝い。談話室のテーブルをたたみ、お広前を掃除して、椅子のセッティング。

お広前の掃除

それから、五右衛門ヶ原の仮設住宅で午後から始まる音楽ライブのチラシ配り及び告知をしにいきました。

「音楽LIVE」
14時〜15時 / 野球場
17時〜18時 / 運動場仮設

ギター、ベース、ボーカルの3名ユニットです。野球場は107世帯ですが、入居率は低く半分も入っていないかもしれません。そんな中、子供数名を含む25名ほどの方が集まって下さいました。

野球場ライブ

野球場ライブ2
世田谷教会のO氏から提供して下さった、カルビーのポテトチップスと大崎からのお茶を用意してリラックスした雰囲気で音楽を楽しめるようセット。私達が9月下旬にジャズライブを企画してから、まだ誰も集会場を使っておらず、もっと来て欲しいという住民の方達。今月は、24日にテルミー(温熱療法)と29日には、金光大阪によるマーチングと吹奏楽の演奏がある事を告げると嬉しそうにしていました。 「チラシの配布する時はいつでも一緒にやるからね♪」とK氏。 この方は、野球場において間違い無くキーパーソンの一人となるでしょう。

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本日は、金光図書館からK師がお見えになりました。

14時からテニスコート住宅仮設の集まりがあり、14時半から時間を作ってもらっていたので、K師とおじゃまし、本のニーズなどについてお話を伺いました。結果、談話室に本を寄付してくださる事になりました。そして図書館機能を設ける事となったのです。ありがたいです。
理由:

1.気仙沼図書館が行っている移動図書館「あおぞら号」が仮設住宅を回って本を貸しているが、月に一度しかこない。気仙沼市には合計87箇所の仮設住宅があり、一日3箇所を回っても一回りするのに、1ヶ月近くかかるといった現状がある。

2.3箇所の仮設が集まっている五右衛門ヶ原にも関わらず1箇所「一番大きい運動場(170世帯)」にしかこない。そして、ここに集まるように言われている。3箇所の合計1,000名を越す人数が入る五右衛門エリアにはよいコンディションとは言えない。

3.あおぞら号にテニスコートにも来るようリクエストをしても一向に状況が変わらない。

4.本をただ、貸し借りするより、図書スペースを作る事により、住民がリラックスして集まれる時間を提供できる可能性がある。
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17時からのライブは、演奏が始まると、音に誘われるように、人数が徐々に増えていきます。女性ボーカルの声をソフトで、曲調は柔らかく、オーシャンゼリゼや、宮城県のご当地ソングなどを歌って下さいました。テーブルに用意された、ポテトチップスと、お茶を飲みながら、リラックスした一時。みなさん、それぞれの想いで聞いているのが伝わってきます。涙を流される人もいましたが、最後は、上を向いて歩こうを歌って、元気よく笑顔で終わりました。また来月か、再来月には、来るという演奏者に、拍手がおこりました。

運動場仮設ライブ
運動場仮設ライブ2
以上