2011/10/12

現地報告


活動日:2011.10.10
報告者:田中真人
天 候:晴れて暖かい 昼間は半袖で十分なぐらい

■五右衛門ヶ原テニスコート住宅・総会第1回目
午前10時より五右衛門ヶ原テニスコート住宅・総会第一回目が開催されました。
気仙沼教会、長女の真子さんと二人で会場へ。

会場に着くと、自治会長と、副会長に近くへ座るように促されました。私は、完全にオブザーバーのつもりでいたのですが、会長、副会長の挨拶後、次のように紹介されました。「何度も足を運んで頂き、総会の立ち上げに多大なる尽力を尽くして下さった田中さんを紹介します。」拍手で迎えて頂きまして、恐縮してしまいました。
総会の様子
自治会の発足に立ち会わせて頂く事ができて、本当にありがたく思います。住宅の中に、防災の資格を持った男性や、消防士として仕事をしている方がいる事も分かりました。今後、こーいった方達に「講習会を開いて頂くのもいいね。」と住民の方達の目が輝いていました。

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■冬の寒さで肺炎を起こして命を落とすことがあると言われる仮設住宅。特に、寒いと言われる五右衛門ヶ原。その中でも一番高い位置に作られたテニスコート住宅は深刻な状況になることが考えられました。

そんな中、芝教会・信徒会が芝教会のバザーの売上金から全31世帯に暖房器具の提供をして下さる事になりました。先日、アンケート用紙(ストーブ、ファンヒーター、こたつ、ホットカーペットのどれか一つを選択)を全世帯にお配りし、総会の時に持ってきて下さるようお願いしており、2世帯を除く、全世帯で回答を頂きました。

■総会が終わってから、先日、陸前高田から頂いてきた毛布を配布。車に積んである毛布を住民の皆さんと一緒に談話室に下ろしてから配布させて頂きました。と、いっても私は車にあるのを出しただけで、あとは、住民の方々が自分たちで運び、自分達で配布。
毛布を談話室へ運ぶ様子
談話室で毛布の配布中
■布団の配布に合わせて、世田谷のO氏の協力によりカルビーより提供して頂いたポテトチップスを配布させて頂きました。
カルビーさんよりポテトチップスの提供
■全ての配布が終わってから談話室でお茶会が自然と始まりました。しばし談笑してから解散。入居して1週間の人もいました。震災当日の話などを皆さんで共有したり、今後のアクティビティーの可能性などが話し合われていました。

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■全てが終わったお昼頃、昼食をとってから、真子さんと一緒に、3箇所のお店を行ったり来たりしながら、暖房器具の安いお店、全て同じ型で揃う店を検討し、ストーブ1台、ファンヒーター19台を購入しました。(残りは、後日の購入)
暖房機具を大量購入 

暖房器具配布の様子

そして、夕方にはテニスコート住宅に伺いお渡ししてきました。日に日に寒くなっていく毎日、少しでも早くお届けしたい、芝教会信徒会の願いでもあったかと思います。暖房器具の購入は15日の信徒会の議題に上げ承認を待つという話になっていたのですが、ご本部参拝の時の新幹線の車内で、臨時会議?が開かれたそうで、承認されたと芝のF氏より電話が入りました。阪神大震災の時には、寒さによる肺炎で亡くなった方が大勢いらしたと聞きます。このように早い対応してくださり感謝しています。
以上