2011/12/28

現地報告(12/24~25)

活動日:2011.12.24-25
報告者:田中真人


清水幹生氏からの報告です。

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朝8時30分現地集合し、Openまでの時間、最後の準備の手伝いをした。
思えば、気仙沼復興商店街の話しは、4月の終わりごろか、5月の初め頃話がでて、8月11日にOpenする予定だった。延びて延びて、12月までずれ込んでしまった。関係者の方は、どれだけ苦労されたか、わかりません。だからこそ、感無量の気持ちで一杯です。

私は4月22日に気仙沼に来ました。。その日以来8ヶ月間、南町・紫会館の人達と付き合って来ました。もう第二の故郷になってしまいました。宇部に帰る時、「早く気仙沼に帰って来いよ」と、紫会館の人達は送り出してくれた。
本当に離れ難い人達になってしまいました。

紫会館避難所の会長である千葉さんを、「最近、何かしら疲れているなあ」と、感じて、「私と温泉にでも行きませんか」と、お誘いしたら快くお受け下さった。12月15日、運命の日が来た。千葉さん乗せ、一の関方面に車を走らせていたら、バーンという音がしてハンドルを取られガードレールに激突した。何が起きたのか、何も理解出来なかった。
車は大破したが、我々二人はかすり傷も無く、無事だった。その日から千葉さんとは、運命共同体となった。何もかも、全て不思議な出会いであった。

八幡太鼓が鳴り響き始めた。
いよいよOpenである。
ボランティアからの参加者は、日本橋の井上さん・中野の坂本さん・広島の池田さんと清水の4人でした。4人は、状況写真を撮ったり、買い物したり、食べ歩いたりした。
八幡太鼓の音は気仙沼人の心意気だ。腹の底に、胸の中に響いて来る。「絶対に復興するぞ」と、叫んでいる。

全国の皆さん、この気仙沼を忘れないで下さい。
復興には、長い年月がかかります。これからも、皆さんの心温まる支援を、お待ちしています。