2011/12/15

現地報告(10/29 その1)【再掲載】

【再掲載】下記の現地レポートは、10/29の活動です。

活動日:2011.10.29
報告者:田中真人
天 候:快晴 暖かい

本日は、待ちに待った金光大阪による仮設住宅での演奏&お茶会の日です。ここに来るまでの多くの障害を乗り越えついに当日を迎える事が出来ました。これに関わってきた金光大阪の先生方を始め、協力してくださった大勢の方達へ、感謝の気持ちでいっぱいです。
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東京学生寮の6名が朝、7時頃に気仙沼教会に到着。9時頃に、金光大阪の2年生(26名)+N教頭や、T先生を含めた4名の計30名が五右衛門ヶ原仮設のすぐ近くにある新月パーキングに到着。昨晩19時30分に大阪を出発したとの事で、14時間弱かけてやってきました。



五右衛門ヶ原に到着

 
私達(7名)と合流してから、野球場仮設に向かい一度、仮設集会場に楽器を下ろし、そして鹿折の地区を大型バスで回ります。鹿折は、津波と火災によって被害を受けた地域です。この地がどんな痛みを持っているかを感じる事が大切だと思うからです。気仙沼では、観光バスで被災地を回るツアーの受付が始まったと聞きます。「ボランティアができない人でも、この被災地を見て感じてほしい」これは、被災地からの声です。今を見ることにより、今後の復興を共に喜び合う事ができる、そんな私達になれるのではないでしょうか。

吹奏楽の演奏は、13時から30分程。
演奏が始まると、音に吸い寄せられるように、次から次へと住民達が集まってきます。

演奏は、下記のとおり
1.オーメンズ・オブ・ラブ
2.栄冠は君に輝く
3.威風堂々
4.ふるさと
5.港町ブルース
6.ドント・アイ・ザット・アゲイン




五右衛門ヶ原 野球場仮設で吹奏楽コンサート

 


五右衛門ヶ原 野球場で吹奏楽コンサート 

 


五右衛門ヶ原 野球場仮設で吹奏楽コンサート(その2)

  演奏の合間の生徒代表のスピーチは、落ち着いたトーンで、みなさんの心に染み渡っていくのを感じ、私自身も涙腺が刺激されてしまいました。

音楽の力を感じます。特に6曲目は踊ったり、飛んだりしながらとダイナミックでエネルギーと笑顔に満ち溢れていました。アンコールの手拍子がすごかった!アンコールにこたえもう一度、ドント・アイ・ザット・アゲインの演奏。住民だけでなく、私達ボランティアの心も大きく揺さぶられた、そんな演奏でした。

聞きに来ていた東北教務所長の七尾先生も「よかった!」と笑顔で帰っていかれました。

つづく