2011/12/28

現地報告(12/26)

活動日:2011.12.26
報告者:田中真人

 

先日、五右衛門ヶ原・運動場の自治会長さんより電話が入り、26日にボランティアが欲しいと相談されました。結露防止用の断熱材を配布する為です。以前、消火器を配布したときは、自治会長から、ボランティアセンターに応援要請が入り、ボラセンから「普段から五右衛門ヶ原の支援活動をしている金光教にお願いしたい」と話が回ってきました。 

今回は、直接、連絡が入りました。話をよく聞くと配布するだけでなく、お年寄りなど、ご自分での作業が難しい方のお宅の設置の手伝いもして欲しいとのことでした。清水幹生氏にお話すると、二つ返事で「はい、させて頂きます」との事でした。実に気持ちのよい心のこもった声でした。この心が伝わってか、住民の方達との距離もどんどん縮まっているのを感じます。 

このような大きな仮設の自治会長さんの負担は大きく、それをサポートするのは大切な事です。支援が必要な時に、直接声を掛けてくれるような信頼関係が築けてきたことをありがたく思うのであります。当日は、10数名の住民の方と、清水幹生氏と美紀子先生で作業をされました。ありがとうございました。

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清水幹生氏の報告です↓

今日は、仮設住宅五右衛門ヶ原運動場へ、美紀子先生と清水二人で、訪問した。
訪問理由は、お餅と、結露防止の為に断熱材を配布する、お手伝いでした。二時間で完了し、その後は集会場で10数名の方達とお茶を飲みながら、170所帯をいかにして取りまとめて行くか、その大変な労力を聞きました。





震災時の話も出ました。「震災時の様子をテレビで放映しているが、そんな悲惨な場面を見たくない」と、言っておられた。でも、ひと頃のような、暗さは感じられなかった。
みんなで集まり、語り合えた事が良かったのでは、ないでしようか!!
来年こそ、良い年になるように、祈り願って行きましょう。

ボランティア活動は、12月26日から来年の1月7日まで休みとなります。でも、現地では完全休日はありえない。

紫会館を例にしますと、ここはすでに避難所としては、閉鎖されています。しかし、数人の方は一人暮らしで、寂しい思いをしておられます。食事もしています。
千葉会長は、そんな人達の為に、食事のまかないをしています。
「清水さん、今、時間空いてる」と、声がかかって来る。食材の買い出しである。
他にも、仮設住宅の訪問・一景閣の管理等もあるでしよう。

まだまだ、いろいろなボランティア活動はあります。皆さん、年末年始が過ぎて、時間をご自分で手配して、ボランティアに来て下さい。
もちろん、神様に祈り願って上の事です。
神様の思いを感じ取り、行動を起こして下さい。

感謝しています。新年が良い年になりますように、祈り願っています。

現地報告(12/24~25)

活動日:2011.12.24-25
報告者:田中真人


清水幹生氏からの報告です。

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朝8時30分現地集合し、Openまでの時間、最後の準備の手伝いをした。
思えば、気仙沼復興商店街の話しは、4月の終わりごろか、5月の初め頃話がでて、8月11日にOpenする予定だった。延びて延びて、12月までずれ込んでしまった。関係者の方は、どれだけ苦労されたか、わかりません。だからこそ、感無量の気持ちで一杯です。

私は4月22日に気仙沼に来ました。。その日以来8ヶ月間、南町・紫会館の人達と付き合って来ました。もう第二の故郷になってしまいました。宇部に帰る時、「早く気仙沼に帰って来いよ」と、紫会館の人達は送り出してくれた。
本当に離れ難い人達になってしまいました。

紫会館避難所の会長である千葉さんを、「最近、何かしら疲れているなあ」と、感じて、「私と温泉にでも行きませんか」と、お誘いしたら快くお受け下さった。12月15日、運命の日が来た。千葉さん乗せ、一の関方面に車を走らせていたら、バーンという音がしてハンドルを取られガードレールに激突した。何が起きたのか、何も理解出来なかった。
車は大破したが、我々二人はかすり傷も無く、無事だった。その日から千葉さんとは、運命共同体となった。何もかも、全て不思議な出会いであった。

八幡太鼓が鳴り響き始めた。
いよいよOpenである。
ボランティアからの参加者は、日本橋の井上さん・中野の坂本さん・広島の池田さんと清水の4人でした。4人は、状況写真を撮ったり、買い物したり、食べ歩いたりした。
八幡太鼓の音は気仙沼人の心意気だ。腹の底に、胸の中に響いて来る。「絶対に復興するぞ」と、叫んでいる。

全国の皆さん、この気仙沼を忘れないで下さい。
復興には、長い年月がかかります。これからも、皆さんの心温まる支援を、お待ちしています。



現地報告(12/23)

活動日:2011.12.23
報告者:田中真人


清水幹生氏からの報告です。




一日中、気仙沼復興商店街南町紫市場のOpenに向かっての、準備の手伝い。
ボランティアのメンバーは、日本橋の井上さん・中野の坂本さん・広島の池田さん・宇部東の清水の4人でした。

一方、既に開店しついるバレンタインのオーナー熊谷さん、通称、長さんの後ろ姿が寂しいそうで、元気が無いので、4人で訪れてみた。店は誰も居なかった。長さんギターを引いていた。

この8ヶ月間、私が心配し通しだった一人でした。
これからも、前向きに考えて、進んでほしい。

南町紫市場も厳しい事に出くわすでしようが、長さんと同じ様に前向きに進んで欲しい。


以上

現地報告(12/22)

活動日:2011.12.22
報告者:田中真人


清水幹生氏からの報告です。



1、午前中、教会から車で15分ぐらいの、気仙沼市松崎柳沢に16所帯という、小さな仮設住宅があります。そこには、気仙沼教会の教会長先生の奥様の友達が入って居られ、「物資がなかなか来ないのよ、毛布・布団など何とかなりませをかね」という、要望に応えて、奥原先生の奥様・田中真人さん・池田さん・清水の4人で届けた。

山あいの高台の中に、仮設住宅があった。静かな所だが、買い物が大変そうである。

一方、仮設住宅の内部は、結露が出ていて、これから対策が必要となる。
老人の一人暮らしの方が居られ、「テレビが映らなくなったのよ」と、つぶやかれたので、部屋に入り調査したら、コンセントが半分抜けていた。コンセントを抜き、差し直したらOKとなった。他愛ない事かもしれませんが、老人の一人暮らしは大変なのです。

これからのボランティア活動は上記のような事が、日増しに多くなると、考えられます。人の痛みが我がごとのように思える心が、大切だと思います。

2、午後からは、気仙沼教会の月例祭があり、ボランティアの人達は、参拝し、月例祭完了ご、24日の気仙沼復興商店街南町紫市場Openのチラシを、五右衛門ヶ原の仮設住宅へ、配布した。約300枚でした。
配布者:田中真人・池田・清水の三人でした。




2011/12/27

現地報告(12/21)

活動日:2011.12.21
報告者:田中真人



国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 自殺予防総合対策センター主催・自殺予防対策支援研究室長様と、研究員による勉強会が気仙沼教会で開かれました。参加は、気仙沼教会長ご夫妻、信徒で民生員をされているS氏、清水幹生氏、シャンティ国際ボランティア会、日本国際民間協力会のNICCOからと私です。 


過去の統計から震災後の自殺のリスクは1.7倍。そして、震災後から1年、1年半後と、時間が経過するほど自殺者の数が増えると言うのです。何故、人は自殺に追い込まれるのか、これだけの広範囲の災害があった後の自殺予防や心のケアーは一人の力でなく、多くの方達と関わり合いながら行動していく必要であるというポイントから開始され行動する時のポイントを専門家の視点からお話下さいました。

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研究員のS氏は次のように言います。

自殺の問題に取り組んでいくためには、地域で継続的に問題に取り組んでいける基盤づくりが不可欠。そこでは、自殺対策をいかにして地域の活動のなかに取り入れていくかということが重要な課題になります。地域の問題を共有することからはじめ、その解決の方策を探すなかで人と人がつながっていき、それがネットワークとなることで、地域で自殺を防ぐことのできる体制が整っていくように感じます。それは自殺対策という名目が前面にでるということではなく、地域の力を上げていく中で、結果的に自殺対策が果たされるということです。

そのためには問題を共有し地域のなかで協力して活動できる人の存在と、連携のかたちがうまく機能できる枠組みの両方が必要になる。これらが機能するためのお手伝いとして、研修プログラムの提供や情報提供等をしたい。

勉強会での意見からも、自殺対策において必要な知識・技術の提供を希望する声があったので、今後、「自殺念慮者への対応研修」といったかたちで技術面の指導も取り入れた勉強会の開催を検討している。そうした研修を希望される人が多ければ、早期に実現できるかもしれませんので、情報の周知をお願いしたい。
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私達は、神様に皆さんの立ちゆきを祈らせて頂きながら、より多くの方達とこの問題を共有する必要があるのかもしれません。 「人生一生勉強」と言いますが、このような機会を与えて頂いてありがたいことだと神様に感謝しています。


以上

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清水幹生氏からの報告です ↓

1、奥原先生の奥様と清水の二人で再度、岩手県一関市千厩町小梨に、防寒着、毛布、布団を搬送し、被災者に配布する手配をした。


2,自殺対策勉強会が終了後、紫会館より布団・毛布等を頂き、紫会館に来ているボランティアと田中真人氏と一緒にワンボックスカーに積み込んだ。気仙沼教会長奥様の知り合いの方で、気仙沼教会から15分ぐらいの所の階上[はしかみ]に住んで居られる方及び、ご近所の方を含めた人達に布団・毛布等を教会長奥様先生と搬送し、配布した。今後、このような支援が増えて来ると、思われる。

(正月に家族が帰って来たとき用の布団が無いのです)


以上

2011/12/26

現地報告(12/20)

活動日:2011.12.20
報告者:田中真人


午後より、五右衛門ヶ原・テニスコートで編みもの教室が予定されていましたが予定が変更に。 

紫会館より、結露用の水滴ワイパーとヒートテックを含めた衣類を頂いたので、お届けしたのですが、仕分けとお届けをしていたら、かなりの時間がかかり、終わってからそのままお茶会になったのです。 紫会館では、届いた物資を必要な所に届けたいと、積極的に物資を集め分配しており私達もその物資をお預かりし必要な所へ届けているのです。

(住民の)女性陣5名で全32世帯にそれぞれの品が届くように仕分けをし、袋詰めし始めます。そのパワーと来たら、、、、、    自治会長さんと自分はあっけに取られていました。 

その中で、自治会長さんは、「今後、自治会として何か企画していかないといけないなぁ、、、、できれば来年1月中に何かやりたい、、、」と話して下さいました。

先日、震災時の辛い経験を話してくださった皆さんですが、この生き生きとした様子を見て心が温かくなります。

明日は、自殺予防総合対策センターによる勉強会が気仙沼教会で開催されます。仮設住宅で自殺とは無縁に思えるような、皆さんのお世話をしている明るく見え、リーダーシップのある方等が、自殺に追い込まれるといったケースも増えてきていると聞きます。しっかりと勉強させて頂きたいと思います。


以上

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清水幹生氏からの報告です。


午前中:岩手県一関市千厩町小梨に、お米・冬物衣類・毛布等を搬送。
ここは、奥原先生の奥様の友達の方で、お母さんと、御夫婦の三人暮らしで、「早く気仙沼に帰りたい」と、言っておられた。気仙沼の潮見町に住んでいた時に、この震災で大津波出くわし、家は流された。
大津波から逃げ出す為に、近くの防災センターに、逃げ込んだ。しかし津波は三階まで押し寄せて来たので、「もはやこれまで」と、覚悟した。その時、子供を含め200名の人が居た。さらに高いところに逃げ込んだが、波にさらわれた人も居たという。
助かった人達は、逃げ込んだ部屋が火事になり、再度死を覚悟したそうです。それでも、助かった。

私は、このような話しは、この8ヶ月間、幾度となく聞いてきた。しかし、その苦しみを全部、我がごとのように、理解も出来ないし、慰める言葉もない。
それが辛い。
ただ、「つらいなあ」と、肩を抱きしめるぐらいしかない。
辛い目に出くわした千厩の人から出た言葉は、「人を助ける働きが出来る状況にならねばね」と、つぶやいた。
「自分達が大変なのに」と、思いつつ、私は何の言葉も出なかった。


以上

2011/12/23

現地報告(12/19)

活動日:2011.12.19
報告者:田中真人




市役所で、まちぽっと、SVA、日本遊び場づくり協会などが集まりました。国土交通省の助成金制度による町づくりに関する説明会が行われ、南町・青年会の方を誘って出席してきました。 


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清水幹生氏の報告です↓

気仙沼教会先生ご夫婦と広島のIさんと清水は、お米が必要な所があり、玄米を白米に精米しに行きました。

さらに、奥原先生の奥様のお友達が、気仙沼の潮見町にすんで居られたが、この震災で家は全て流されたので、岩手県の千厩に家を借りて、移り住まれた。ところが、仮設住宅ではないので、物資は配布されない。そのために、お米・防寒具などを準備をした。このような人達が多いと、聞いている。

このように、不道理な現象が発生している。
出来る限り、このような場所を見つけ出し、支援していくことも大切と思っています。


以上

2011/12/21

現地報告(12/18)

活動日:2011.12.18
報告者:田中真人



本日は、大きなイベントが2つありました。

・Cadocco(かどっこ)のオープニング・セレモニー及びワークショップ
・仮設住宅で、フリーマーケット及び餅つき

私は、かどっこの方で、清水氏は仮設の方と二手に分かれました。

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*「かどっこ」午前11時よりオープニング・セレモニーが開催されました。

・TBS NEWSで報道されました。「気仙沼に子どもスペースがオープン」
http://news.tbs.co.jp/20111218/newseye/tbs_newseye4905809.html


かどっこ正面にある演奏会場となる場所の雪出しを行いました。


お子さん限定でクリスマスプレゼントを配りします。


子供達による八幡太鼓が披露されました。小さいからだから振り絞るように繰り出される音、それは力強く、感動的でした。「なんか、涙出てくるなぁ~」っと紫会館リーダーのC氏


気仙沼小学校の生徒による吹奏楽の演奏。その柔らかい音は温かい気持ちにさせてくれます。


温かい目で子供達の演奏を見守る大人達。言葉では説明できない空間でした。


かどっこ室内では子供達が巨大黒板にお絵かきしています☆


復興商店街の会長さんと、南町柏崎青年会の会長さんから挨拶がありました。
「気仙沼の復興には、健全な子供達の成長が不可欠であります」と力強いメッセージが発信されました。失われた子供達の場所が新しい形で復活した事にただただ感動し、未来をになう子供達の成長を心から願います。


セレモニー終了後、かどっこでは、道具を使わない「手編みマフラーのワークショップ」が開催されました。大人達も集える場所となるのですね☆

遠い夢のようだった話が実現しました。 私達は、そのお手伝いをさせて頂く事ができたこと、このご縁を頂いた事を神様に感謝しています。


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清水幹生氏の報告です↓

大船渡市三陸町越喜来杉下の仮設住宅で、フリーマーケット及び餅つきを、行った。

気仙沼教会の泊地区の信者さん及び、周辺の人達に加えて気仙沼教会の信者さん3名と奥原先生の奥様、長男の幹雄さん、そして清水を合計して、16名で御用させて頂きました。
参加者は150名以上となり、盛大なフリーマーケット及び餅つきと、なりました。





「来年もまた餅つき来てね」と、云われて、「はい、餅つき、またやりますよ」と、答えてしまった。
来年の1月15日か、17日に再度餅つきを、行う予定です。

フリーマーケットの方は、泊地区のHさん宅に物資を、気仙沼から事前に運んでいました。Hさん宅から会場まで、車で約10分の所を、ワゴン車で三往復して、物資を会場まではこびました。
参加者の人達は、輪投げなどして、大変楽しく過ごさた。物資も瞬くうちに、殆ど無くなりました。

支援機構からは、清水一人の参加で、他は気仙沼教会の人達が、中心となって活動され、地元の被災された方達を大変、勇気付けられました。大変、有意義な活動でした。

元気な心を頂きました。
有難う御座いました。


以上

現地報告(12/17)

活動日:2011.12.17
報告者:田中真人


本日は、五右衛門ヶ原・野球場に足を運びました。他のボランテァイ団体がうどんの炊きだしを行っており来て欲しいと、招待されたのです。 

炊き出しをすると、普段出てこない人、(とくに男性)が来るという事を再認識しました。

構成は
1,住民の方と一緒になっての炊きだし

一緒と言っても、中心になっているのは住民のみなさんです
                                       

2,似顔絵

美術大学の学生による似顔絵が、大好評


3,マッサージ

(厳密にはマッサージでは無いと提供者は言いますが、マッサージのようなものと思って良いと思います)


*うどんは非常にこしがあり絶品でした。麺を作る所から始められ、住民の方達は自分達で行動する喜びを噛みしめているように感じました。 



*芝教会の御大祭でお話させて頂いた時の原稿を誤ってクリアファイルに入れたたま、イベント用のチラシと一緒に入れて、こちらの仮設集会場に持ってきて置き忘れてしまったことがありました。その夜に、自治会長さんから「忘れていった原稿を読んでよいか?」と電話がかかってきました。私は、一瞬迷いましたが「どうぞ」と返事させてもらいました。今日は、その時に読んだ原稿の話をされ、「ありがたいです、なんと言っていいか分からないです」と自治会長。


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清水幹生氏の報告です↓

1、午前中:かどっこが18日にOpenするという事で、紫会館に来ているボランティアの3人、大崎教会のKさん、広島のIさんと清水の5人で掃除しました。

2、午後は18日の大船渡市三陸町の仮設住宅で行うフリーマーケットと餅つきに必要な物資等を、気仙沼教会の信者であるHさん宅まで、搬送しました。


以上

2011/12/18

現地報告(12/16)

活動日:2011.12.16
報告者:田中真人

場所:かどっこ
時間:8時30分~11時半
活動:掃除

美紀子先生、清水氏、K氏、紫会館にきているボランティア2名と私の6名で
お掃除のお手伝い

いよいよ18日にオープンです☆

ガラス磨きにも力がはいります


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場所:すこやか(ボランティアセンター敷地内)
時間:13時~14時30分
活動:NPO/NGO/ボランティア連絡会に出席


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場所:すこやか(ボランティアセンター敷地内)
時間:15時~17時30分
活動:日本赤十字によるAED講習会


美紀子先生と受講してきました。

2011/12/17

現地報告(12/15)

活動日:2011.12.15
報告者:田中真人



五右衛門ヶ原・野球場に入っているサポートセンターに顔を出しにいきました。21日の13時半より、気仙沼教会で、自殺予防総合対策センターによる勉強会が開かれるので、お話をうかがうためです。

すると、集会場には、17日にうどんの炊き出しをするボランティアグループが食材を届けにきており、自治会長さんとお茶をしていたので、混ぜてもらいました。このボランティアさんは、以前、塗り絵をしたときに、お手伝いしてくださった人達で、復興商店街のペンキ塗りも手伝ってくれました。

ペンキ塗りでは人手が足らず、私から応援要請をしたらすぐに10日間にわたり毎日10名のボランティアを送ってくださいました。自治会長さんと、ボランティアさんが、「食べにきてください、顔を出してください」と言ってくださいました。

それから、宛名はあれど、部屋番号が分からないハガキを預かっていたので届けるために、奮闘しました。誰に聞いても分からませんでした。 運動場の自治会長Nさんは、しばらく不在になると言うので、野球場の自治会長さんKさんにお預けしまし、後日、Nさんに渡して受取人を捜してもらう事となりました。

そして、テニスコート住宅に足を運びました。編み物教室第2回目の日程を調整するためです。談話室に、メガネ屋が、無料メガネの提供で来られており、10名程の方が集まられており、婦人部長さんを含む住民の方達と日程を決めさせて頂きました。次回は12月20日(火)の午後13時からです。




以上

2011/12/15

現地報告(10/30 その2)【再掲載】

【再掲載】下記の現地レポートは、10/30の活動です。



活動日:2011.10.30
報告者:田中真人

つづき

学生寮の近藤晃君からの報告です。
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午後から五右衛門ヶ原仮設住宅(テニスコート)の入り口に花壇をつくらせて頂きました。

津波の被害が生々しく残る被災地の中で、震災から数ヶ月後には芽を出しひたむきに咲くお花。また、色とりどりのお花が人々にもたらす癒し。被災地を見て回る中で、普段は意識することのなかった花の力、生命の力を感じさせて頂きました。また一景閣の清掃活動で、入り口部分を綺麗にした後に雰囲気が一気に明るくなり、入り口部分の美しさが人々に与える影響などを考えさせられ、これらのことが今回の企画に繋がりました。

お花の提供は、支援物資とは異なり早急に必要とされる類のものではありません。しかし今回の未曾有の災害のように、ボランティアにマニュアルなどはなく、「目にはっきりと映るニーズばかり追いかけていてはいけないのではないか?普段あまり意識していない、人々の心のケアにつながるような活動も必要なのではないか?」という意見がありました。一方で「お花は本当に今必要とされているのか?」「お花の提供はボランティアとして出しゃばりすぎているのではないか?」という慎重な意見もありました。そんな中、テニスコート仮設の自治会の方から「花壇の件はどうなったの?」と聞いて下さり、それからは迷うことなく企画を進めていきました。

作業には住人の方が15名ほど参加されました。テニスコートだけでなく、野球場・運動場の仮設に住まわれている方々も参加して下さいました。普段、お茶会にはあまり顔を見せない男性の方々も参加されていたのは大きな変化です。私たちボランティアはサポートにまわり、住人の方々が主体となって花壇をつくりました。ノウハウのある方々ばかりで作業はスムーズに進み、会話を弾ませながら活き活きと作業に取り組まれている姿は美しいものでした。ある男性が「本当に綺麗になったなあ」と呟かれたり、野球場・運動場の住人の方々からも「うちにつくってくれないの?」という声がありました。

夜暗く寂しい仮設住宅が、少しでも明るくなるようソーラーライトも設けました。日が暮れてからライトがどのような様子か見に行ってみると、花壇の企画を一緒に練った自治会長のOさんがちょうど花壇を見ておられ、ライトもしっかり点灯し、笑みがこぼれていました。

この花壇が、仮設の住人の方々に癒しや元気を届けられるような存在になることを願っています。


Before 
見よ、この女性達のパワーを☆
もうすぐ完成
完成☆ ソーラー・ライトが光るのも楽しみです
男性陣も負けてられません
やっぱり女性パワーは凄い
完成です☆(after)

以上
近藤晃
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花壇が出来上がると、自発的にその周りの草刈りや掃除を始める住民の方達。エネルギーに満ち溢れ、自分達で歩いていく、自発的に動いていく、そのきっかけになったのだなぁ、と私達は、その様子にただただ感動していました。  

草むしりと草刈りの様子。どんどん花壇の周りが綺麗に。



最後に記念撮影☆

以上

現地報告(10/30 その1)【再掲載】

【再掲載】下記の現地レポートは、10/30の活動です。


活動日:2011.10.30
報告者:田中真人

午前中10時〜正午
五右衛門ヶ原・運動場仮設集会場で「お茶っこ音楽会」と称して歌とお茶会を開催しました。有志のコーラス部と、声楽家2名に来て頂き、住民の方達と一緒に歌を歌いました。50名程が集まり、温かい一時を過ごすことができました。声を出すという事は、大切なことなのだと改めて思い知らされたような気がします。

お茶っこ音楽会の様子。みんな楽しそう。
みんなで歌を歌います。声を出すって気持ちいい☆
音楽会を外から楽しむ、南保氏と子供達

午後から、花壇の作成がテニスコート住宅で入っており、その準備している様子を見に行きました。気仙沼市労働福祉協議会の方が大根と蕪菁(かぶら)を持ってきており、配布したいとの事。たまたま運動場集会場にテニスコートの自治会長、運動場のリーダー、野球場のキーパーソンが来られていたので繋げる事に。運動場の前に戻ってくると、ちょうどお茶っこ音楽会が終了した所でした。絶妙なタイミングです。鳥肌が立つような事が続く毎日。このような話は1つや、2つではありません。神様のお計らいと、、、、感じずにはおれないと支援機構のみんなでこれらの体験を共有しています。

さぁー、はじめましょう。(before)
準備中(学生寮の皆さん)
大根を持っての記念写真

つづく

現地報告(10/29 その2)【再掲載】

【再掲載】下記の現地レポートは、10/29の活動です。




活動日:2011.10.29
報告者:田中真人
天 候:快晴 暖かい

つづき

教会に隣接する紫会館避難所で夕食を頂きました。食事前に、気仙沼教会長と同窓の避難所リーダーのC自治会長さんが、生徒達に被災後の状況や避難生活の様子を話されました。
そして「金光教ボランティアにどれほど助けられた事か」とも熱く語っていました。生徒達は、会長の話に引き込まれていました。食前訓は、ぴたっとそろっており、迫力がありました。食事後は、質疑応答の時間もあり、今後の復興へ向ける気持ち等も語られ、生徒達は真剣に聞き入っていました。



生徒達に語りかけるC自治会長

 


紫会館で夕食中 サンマを焼いていただきました

  生徒達は、多くの経験をし、そして19時過ぎに大阪への帰途につきました。
日帰りという強行日程で気仙沼まで来てくれた金光大阪の皆さん、ありがとうございました。

この日の活動は、住民の方達にとって、そして生徒達にとっても忘れる事のできないものとなるでしょう。

以上

現地報告(10/29 その1)【再掲載】

【再掲載】下記の現地レポートは、10/29の活動です。

活動日:2011.10.29
報告者:田中真人
天 候:快晴 暖かい

本日は、待ちに待った金光大阪による仮設住宅での演奏&お茶会の日です。ここに来るまでの多くの障害を乗り越えついに当日を迎える事が出来ました。これに関わってきた金光大阪の先生方を始め、協力してくださった大勢の方達へ、感謝の気持ちでいっぱいです。
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東京学生寮の6名が朝、7時頃に気仙沼教会に到着。9時頃に、金光大阪の2年生(26名)+N教頭や、T先生を含めた4名の計30名が五右衛門ヶ原仮設のすぐ近くにある新月パーキングに到着。昨晩19時30分に大阪を出発したとの事で、14時間弱かけてやってきました。



五右衛門ヶ原に到着

 
私達(7名)と合流してから、野球場仮設に向かい一度、仮設集会場に楽器を下ろし、そして鹿折の地区を大型バスで回ります。鹿折は、津波と火災によって被害を受けた地域です。この地がどんな痛みを持っているかを感じる事が大切だと思うからです。気仙沼では、観光バスで被災地を回るツアーの受付が始まったと聞きます。「ボランティアができない人でも、この被災地を見て感じてほしい」これは、被災地からの声です。今を見ることにより、今後の復興を共に喜び合う事ができる、そんな私達になれるのではないでしょうか。

吹奏楽の演奏は、13時から30分程。
演奏が始まると、音に吸い寄せられるように、次から次へと住民達が集まってきます。

演奏は、下記のとおり
1.オーメンズ・オブ・ラブ
2.栄冠は君に輝く
3.威風堂々
4.ふるさと
5.港町ブルース
6.ドント・アイ・ザット・アゲイン




五右衛門ヶ原 野球場仮設で吹奏楽コンサート

 


五右衛門ヶ原 野球場で吹奏楽コンサート 

 


五右衛門ヶ原 野球場仮設で吹奏楽コンサート(その2)

  演奏の合間の生徒代表のスピーチは、落ち着いたトーンで、みなさんの心に染み渡っていくのを感じ、私自身も涙腺が刺激されてしまいました。

音楽の力を感じます。特に6曲目は踊ったり、飛んだりしながらとダイナミックでエネルギーと笑顔に満ち溢れていました。アンコールの手拍子がすごかった!アンコールにこたえもう一度、ドント・アイ・ザット・アゲインの演奏。住民だけでなく、私達ボランティアの心も大きく揺さぶられた、そんな演奏でした。

聞きに来ていた東北教務所長の七尾先生も「よかった!」と笑顔で帰っていかれました。

つづく