2011/09/21

現地報告


下記の内容は、2011.09.20の現地報告です。

報告日:2011.09.21
報告者:田中真人
天 候:雨

支援機構ボランティア8名は宮古まで行ってきました。
夜のミーティングでみなさん次のようにコメント。
熱田のA氏「みんな、町がずいぶん整理されてきたと言うけれども、私は、まだこんな状態なのかとショックを受けました。現地にいる人達と、外の人の違いなのかもしれない」
大崎のN氏「被害が広範囲すぎて先が見えない感じがする」
成城のD氏「先週来たときと比べても違いを感じる事ができた。これからも変わって行くのだと信じている」
学生寮のK氏、2ヶ月前に被災地に来ている事から「瓦礫を見ることは覚悟できていた、しかしバックや、時計などの生活用品を見ることによって、この地に人が生活していた事が感じ取れ心が苦しくなった。」
学生寮のT氏「前に来たときに何も無かったところに草が生えている。草が、土が生きている事を感じました。起こってくることには、意味はあるし、我々はお陰の中に生きていますが、しかし、神様、、、ここまでしてしまうのかと、、、、、  私達は時間をかけてコツコツと継続してこの地と関わって行くことが大切なのだと感じます。」
みんなそれぞれに感じ、そして今後何が出来るのかを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

私は、ある地元の方に会いに赤岩まで足を運びました。先日行った仮設住宅アンケートの集計をしてくださる方を見つけたのです。地元の方と一緒に活動できる事ができるようになってきたのは、ありがたいです。24日の足湯+お茶会にも一緒に来てもらうことになっています。

お昼からは、紫会館で会合があり参加してきました。全国商店街支援センター(東日本大震災商業復興支援マネージャー派遣事業委託機関)の取締役を含めた5名が来て、仮設住宅を出た後の本復興に向かっていくための話でした。いろいろと考えさせられる時間となりました。こういった話が出てくるのは当然と言えば当然かもしれませんが、まだ、仮設店舗がスタートしてもいないのに、、、、 みなさん複雑な気持ちの方が多かったかと思いますが、仮設店舗の話を進めている代表の方が、この本設の話も同時進行で進めていこうと力の入った声でみなさんに話をしていたのが印象的でした。