2011/09/19

現地報告


下記の内容は、2011.09.18の現地報告です。

報告日:2011.09.19
報告者:田中真人
天 候:天気/快晴  かなり暑い


■ホテル一景閣(活動人数7名)
部屋の空気の入れ換えの為に、窓を開ける。
畳や、壁のカビを取る作業をし、最後に食器の洗浄。

一関の先生は、以前壁壊しに来たときから考えると想像つかないほど、綺麗になっていて感動したとコメント。
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五右衛門ヶ原仮設住宅(運動場+テニスコート)

■運動場仮設駐車場で物資の配布(活動人数10名)
午前10時〜正午

アンケート用紙を配布し、51名の方が回答を下さいました。今後の活動に役立てて行きたいです。 社協にも情報をお渡しする事になっています。

 物資の陳列を一緒にやりましょうと住民の方に促してみると、大勢の方が参加してくださいました。 
 最初は、びくびくしていたと言う学生寮のボランティア達も、自然に住民の方達とコミュニケーションを取れるようになっていました。

「今回の物資の配布で感じた以前来たときとの違い」
必要な物を袋に入れると、すぐに部屋に戻ってしまう住民の割合が多かったように思うのですが、今回は、しばらくその場に留まって住民同士、又は、ボランティアと話し込んでいる姿を多く見かけるようになったことです。

今回、軽トラックの荷台、テーブルを4台、パイプハンガー2台と、広げたダンボールに物資を広げました。大崎のNさんは、「今回 初めて仮設住宅に行ったんですが、物資を物色しているみなさんの顔がよかったですね。ショッピングに来ているみたいで。普段着にまじってちょっとおしゃれなものを選んでいるときの表情がよかったです。」と語ってくれました。 学生寮のKさんは、「普通に話している時に、突然、津波の話になったりするのに驚いた、でも、こういった時に正直に思った事を落とすことにより自分で整理をつけようとしているのではないか、それを聞かせてもらうことよって、その助けになるのではないか」とコメント。
物資配布中の様子



■テニスコート仮設でお花の寄せ植え(活動人数6名)
13時〜15時

市の町作り推進課主催、日本家庭園芸普及協会の方達の協力の元、社会福祉協議会と、金光教支援機構ボランティアで寄せ植えの活動に参加させて頂きました。市の職員も確認できる限りでは3名、社会福祉協議会から、7名の参加。活動としては、事前準備の大量にある土の入った袋や花を運んだり、住民と一緒に寄せ植えをし片付けをするまで。支援機構の軽トラックが活躍しました。

ボランティアはあくまでサポートで住民の方達が主役です。その主役という言葉が当てはまるように住民の方達は、お互いに助け合いながら寄せ植えをしていました。お花が入る事によって、仮設住宅の雰囲気は一気に明るくなりました。そして、土をいじりながら寄せ植えをした住民達の心も明るくなったのは間違いありません。学生寮のTさんは、「普段感じる事のなかった花の力、生命の力というものを感じました。」とコメント。

 先月ボランティアに来ていた日本橋のMさんは、こう話してくれました。「午前と、午後を通して、以前にここに来た時の雰囲気からの変わりように驚き、感動します。アンケート用紙のおかげでスムーズに、会話することができました。」

夜、社会福祉協議会の方から、あらためて、「本日はありがとう」と電話を頂きました。

市や、社会福祉協議会との関わりはもとより、住民の方達との関わり方がよりダイナミックになってきたことを感じる一日でした。