下記の内容は、2011.09.04の現地報告です。
報告日:2011.09.04
報告者:田中真人
天 候:くもり じっとりと暑い
本日は、テルミーの温熱療法(からだにぬくもりと刺激を与えることで、自然治癒力に働きかけ、病気の予防、疲労回復、健康増進を図る温熱刺激療法です)の先生方5名に温熱療法の活動をして頂きました。
午前中は紫会館で5名全員で、13時からは気仙沼小学校避難所に2名の先生に活動して頂きました。昨日、作成したチラシを学生寮のK氏、元学生寮のS氏、日本橋のT氏、高知のD氏と気仙沼中学校仮設住宅にお配りしていたのが効いてか30名の方が紫会館へ足を運んで下さいました。
夜のミーティングで、テルミーの先生方は「住民の方からよく話しかけて頂けた」、「長い、避難所での生活のせいか、ストレスで頭が固い人が多かった」、「夜、寝れないんですという方が数名いました。その方達が今夜、ぐっすり眠れるように、心を込めて施術させて頂きました」、「6ヶ月のお子さんをもつお母さんに施術しました。その方は、産後すぐに避難所生活になったわけで、そのストレスを考えると、いたたまれないが、自分が助産婦だと話すと会話がスムーズになり少しでも心が軽くなってくれたらと思う」、「大勢の方に、次はいつ来るんですか?と聞かれた。メンバーは変わっても、継続的に活動していきたい」目を赤くして報告されたみなさんでした。大勢の方がこの自治会館に運んでくださるようになってきました。今後も、継続して仮設住宅の方と、地元地域の方達を繋いでいく活動ができたらと思います。
高知のD氏、日本橋のS氏、甲府のO氏は、唐桑公民館体育館で写真のスキャンニングの活動に参加しました。夜のミーティングで、O氏は、「TVなどでこの活動があるのは知っていたが、実際にやってみて感じる事がたくさんありました。写真とは、幸せの固まり、結婚、子供、そして数々の幸せがそこにある。より多くの方に見つけてもって帰って頂きたいと泣きながら報告されました。」
唐桑に行く前に、五右衛門ヶ原のテニスコート仮設に少しより気仙沼復興協会さん主催のお茶会に少しだけ合流させて頂きました。ここに来るボランティアの話になったのですが、入るのは、私達ぐらいで他は殆ど来ないとの事でした。前から話は聞いていましたが、大きな仮設には人が来る可能性が高いが、小さい所には来ない。ましてテニスコートは、そこに仮設があるかも分からないような奥まった高台にあるから、なおさらなのでしょう。復興協会のSさんは、お茶会(コミュニティー支援)をする人数が足りないので、問題になっていて他団体の協力が必要だと話していました。
一緒にいったOさんは、「今までにあった下地のお陰で、仮設住宅のような場所にすっと入って行くことができる。本当にありがたい。今まで活動された人達のご苦労があったからだ。本当に感謝しています。」と報告。
明日は、11時より、日本財団ロードプロジェクト、SVAと金光教で五右衛門ヶ原の支援について話し合います。
以上。