報告者:清水 幹生
12月7日(金)
この日は釜石のご信者の子供さんが亡くなられたので、奥原教会長先生のお供を、嶋田先生と清水がしてご仏前にお参りしてきました。
その帰りに千歳(岩手県大船渡市三陸町吉浜千歳)の被災された信者さん宅と越喜来の被災された信者さん宅を、お米を手土産に訪れた。
合計8所帯を訪ねたが、広範囲に信者さんが居られて私のお参りする宇部東教会とは違う布教体制なので、「教会長自ら信者さん宅を訪れて、信者さんの様子を見て回る事、この姿こそ宗教家の本来の姿なのであろうか!」と、布教のあり方を考えさせられた。
さらに泊の信者さんが、「被災された方々がご近所に居られので、自分達だけでなく、このご近所の方々にもお米を配布したいのですが?」と言う依頼があり、お米を20袋(一袋3kg)届けた。
12月8日(土)
9日の越喜来杉下仮設住宅で行う餅つきイベント用の買い物や、荷物を車への積み込み作業をした。
今夜から冷え雪模様。「どうかお天気のお陰を頂かして下さい」と、祈り願うだけである。
12月9日(日)
前日の8日、力強いボランティアの一行が到着した。大崎教会のNさん、O嬢さん、K嬢さん、さらに今朝到着した、日本橋教会のIさんの計4名である。
気仙沼は朝から雪が降り、寒さが厳しい。越喜来に向かう路面は凍結していないだろうか?と、心配となる。私は日本橋教会のIさんを連れて一足先に軽トラで出発した。
教会長先生が御用の為、教会に留守番教師が必要となる。美紀子先生が越喜来に行きたいという願望がありましたので、教会のお留守番を嶋田先生にお願いし、ステップワゴン車の運転を大崎教会のNさんにお願いした。
気仙沼教会の信者Sさんは美紀子先生を含めて3名を載せて自分の車で出発した。
大量の荷物を載せたNさん運転のステップワゴン車にも3名乗り込み出発した。ボランティアは越喜来の信者さん4名を加えて総勢12名となった。
先行出発した清水組は、後方車に道路情報を流しながら越喜来に向かった。途中で大雪が降った場所もあったが、越喜来に着いたら天気は非常に良く、「やったあー天気のお陰を頂いたぞ!」と、第一関門を突破した。
あとは、羽田太鼓がこの寒さで演奏が出来るかどうかである。
羽田太鼓の一行が車3台で22名の演奏者連れて来てくれた。
集会所の中では仮設住宅の世話係の人、数人でフリーマーケットの品物を並べてくれた。
輪投げゲームのチームは大崎教会の3人と日本橋教会のIさんの指示で準備が整った。
10時20分に太鼓が鳴り響いた。
餅つきも炊き出し開始し、11時15分から餅つきが始まった。
餅つきは老人パワーが炸裂した。次から次と、つき手が現れ、まるでレクレーションを楽しんでいるようだった。
仮設住宅の人たちと連携が上手く行き、トータルで100名以上の参加者となった。
12時30分無事終了した。
喜宝荘で昼食を取り、気仙沼に引き上げた。15時30分帰り着き、東京からの参加者4名は大崎教会のNさんの車で帰った。
お疲れ様でした。
以上です。