報告者:清水 幹生
12月4日(火)
新月駐車場で休憩し、急いで岩手県大船渡市三陸町越喜来杉下仮設住宅へ向かった。
大雨の中を、嶋田現地代表が運転するステップワゴン車でバスを誘導しながら、目的地に向かった。
私は前日から大雨で、しかも中央道のトンネル事故で、気をもんでいた。
家内が、「何を心配しているのよ、神様にお願いしていればいいのよ。神様がちゃんと良いようにして下さるから」と、叱咤激励してくれた。
まさに家内が言った通りで、現地に着いたら大雨は小降りになり720本のペットボトルの水を、無事に納める事が出来た。
作業終了後、気仙沼教会の信者さんが経営する喜宝荘で食事をした。
信者Kさんが被災された当時の事をちょっとだけ話して下さった。7名のボランティア仲間は何を感じたのでしょう?
昼食後、五右衛門ヶ原の仮設住宅へ急いだ。すでに15時を過ぎていた。運動場・テニスコートの方達は、お茶準備して待っておられた。
この2箇所の仮設住宅には1,440本納めた。
野球場の仮設住宅は自治会会長が留守で、しかも誰も受ける人を準備しておられないので集会に勝ってに入り込み、納める訳にはいかない。後日、清水が会長と話してお水が必要ならば、改めて納める事にした。資金は宇部市民が支援してくださっているので、清水がメーカーに注文して納める事にした。
17時30分に作業を終えて、7名のボランティア仲間を、予約していた一景閣に案内した。
休憩後、南町紫市場の寿司屋に、紫会館避難所の会長だった千葉さんを招いて、震災当時の話しをして頂いた。7名のボランティア仲間が宇部に帰り、見て聞いて感じた事を宇部市民に伝えてくれる事を信じてやまない。
仲間を一景閣に送ったら、運動場の自治会会長夫婦が訪ねて来ていた。会長夫婦は、水を納めた時は用事があり、副会長達に任せていたのでお礼の挨拶にわざわざ来られたのである。
感激しました。
これでますます信頼関係が強くなると感じた。
12月5日(水)
朝、一景閣に7名のボランティア仲間を迎えに行き、気仙沼の被災した市街地を案内した。その後、被災地訪問の最後の目的地である小泉中学校グランド仮設住宅に向かった。
途中の被災地を、バスに清水が乗り込み案内した。小泉中学校グランド仮設住宅には、660本納めた。
いよいよ仲間とお別れである。
宇部弁丸出しで話しも出来て、短い間だったが有意義な時間を過ごせた。志津川町まで案内して別れた。
12月6日(木)
この日は、前日に一景閣の総支配人からボランティアの依頼を受けていた。
朝9時に一景閣に行き、作業内容を聞いた。
厨房にあった我々ボランティアが8ヶ月かけて洗った食器などの移動作業でした。
あの大宴会場はすっかりリニューアルされ立派になっていました。
厨房もリニューアルされるようで、いよいよ最終段階の工事となる。
すべての工事は来年の2月以後となるようである。
一景閣は完全に復興への足固めは出来たと言って良いでしょう。
作業は午前中で完了した。
午後は9日の越喜来の餅つきイベントの準備の為に、買い物に出かけた。
以上です。