2012/12/21

現地報告(12/21)

活動日:2012.12.21
報告者:清水 幹生

12月21日(金)

今日も寒かー!!

朝のご祈念にボランティアハウスから教会に行くまでが非常に寒い。
寝起きのせいでもあろう。

紫会館に軽トラを取りに行ったら、「清水さんおはようございます」と、美声で呼び掛けて事務所の窓を開けて手を振って挨拶されている女性がいた。
南町紫市場の事務員Eさんだった。
朝から美人に声を掛けられると、こんな年寄りでも嬉しくなり、「さあ、今日も頑張ろうぜ」という、気になれるのは不思議ですね!!

軽トラを教会の玄関前に横付けして、金光会館から2リットル入りのペットボトル12本入った箱12ケースを軽トラに運び込んだ。
嶋田先生、「ああ朝から重労働だね」と、「ほんとほんと最近は力仕事が多いもんね」と、私も腰が痛くなった。

このお水を昨日行った餅つきの松崎柳沢仮設住宅に配布した。
配布するときに餅つきのお礼を言われ、
「この餅つきのお陰で、この仮設住宅の人達が寄り添うような雰囲気が強くなりましたよ!餅つきの後、仮設住宅の会合があり、みんなが集まり色々な話が出来ました。みんな餅つきのお陰です。」と、自治会会長が語ってくれました。
お役に立てることが出来たようである。

午後3時から嶋田先生は、NPO,,NGOの連絡会議に出席された。
その会議の中で、国の補助金を受けてこの震災で職を失った気仙沼市民の人達120名を雇い入れ、「NPO法人気仙沼復興協会」を立ち上げ、ボランティアの受け入れ・写真の洗浄作業・仮設住宅のサポーート等の仕事をしていたが、来年の3月で予算も無くなり、存続が難しくなって来た。

また、一昨日には、気仙沼JR駅の山手側で火事があり、2人焼け跡の中から死体となって発見された。
震災前には海辺で美容店を開いていたが、津波で何もかも失い、気仙沼JR駅の山手側に家を借りて住んでいた。どうやら自殺のようである。

復興はどこやらで、こんな不幸がこれからも起きてきそうな情況が、被災地には漂っている。日本の政治家は何をしているのであろうか?

我々ボランティアが心のケアーに心掛けても、生活が安定しないかぎり本当の復興はやって来ない。

心を癒すために餅つきイベントや、音楽演奏及びコンサートをしても心を癒せるのであろうか?
皆さんどう思われますか?
どうすれば難儀な氏子が助かるのですか?

餅つきをして喜んでもらって、笑顔をみて喜んでいた自分が、上記のような不幸な事実を聞くと猛烈に辛く悲しくなってくる。
明日から南町紫市場でイベントが始まり、色々としごとがありますが、こんな事で難儀な氏子が助かる御用になるのか?

祈り願うしかないのか!

以上です