活動日:2011.11.29
報告者:田中真人
本日は、清水氏、美紀子先生と、大崎から来ている私の友人K氏がホテル一景閣で食器の洗浄をしました。
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午後から、五右衛門ヶ原・テニスコート住宅談話室で、編みもの教室代一回目が開催されました。談話室に入ると、「昨日、あらたに金光図書館から本が届いたのよっ」と嬉しそうに話しをする住民のみなさん。お礼にアルバムを作って送るのだと笑顔です。
談話室に図書館の機能と本を提供してくださった、
金光図書館へお礼のアルバムを作っていました★
金光図書館から提供された本。大変喜ばれています。
本日の、編み物の会は、芝教会のH,F氏からの案で開催する事となりました。
詳細は↓の24日の現地レポートをご覧下さい。
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「現地レポート11月24日」
夕方、テニスコート仮設に行きました。と言いますのも、今月頭に芝教会からボランティアにきてテニスコート仮設を訪れたF氏が、「これから寒くなり主婦が部屋に閉じこもってじっーと生活していたら、息苦しくなるだろうなと思い、もし皆が集まって手芸の集まりなど開きたいというニーズがあったら、毛糸や必要な道具など寄付したいのだけど・・・」と申し出があり話を伺うためです。 婦人部長さんとお話したのですが、ぜひとも談話室で手芸をやってみたいと29日に第一回目を開催する事になりました。道具は、現地であるこちらで購入します。まず、婦人部長さんが当日までにサンプルを作成し、当日は、先生となってみなさんに教えてくれる事になりました。上手く、いけば将来的に販売する事も考えられるね、といった話も上がりましたが、まずはやってみようといった感じです。
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本日は6名の方が集まりました。エコタワシを作成。
普段会話をあまりしない人同士も会話されているようで、婦人部長さんは、「あらっ、やっぱり話が弾むのね」と編み物をしながらもいっぱいおしゃべりする皆さんに嬉しそうでした。色々な話が飛び交います。被災した話から、男性の駄目な話やら、時々、「あらっ、田中さんごめんなさいね、こんな話聞かせちゃってねぇ~」っと気遣ってくれますが、なんか嬉しそうで笑顔です。
私は、生まれて初めて編み物に挑戦しました。婦人部長さんに教えてもらいながらでしたが、非常にゆっくりではありますが、何となく編めるようになりました。編み物をするのはかなり久しぶりな人もいて、時折、「せんせいっ!」っと婦人部長さんを呼びます。今日から婦人部長さんの呼び名は、「先生」になりそうです。「男性はあまり編みものしないですよね?」と問いかけると、「いやっ、いやっ、東京の方の先生とかは男性で、すごい数の生徒を連れていて、モテモテなんですよっ」とか熱く語ってくれる皆さま。TVで見たようです。
そこで思ったのですが、編み物ができる男性いませんか? 多少でも教えることができるぐらいの方。仮設住宅で、人気になる可能性大です。より大勢の方に来てもらうきっかけになるでしょう。編み物していると、自然と、色々な会話が出てきます。話を聞かせてもらうには、マッサージが良いと知っていましたが、まさか編み物がこれだけの交流の場になろうとは。話は、一対一から、みんなでの会話だったりと、大きな可能性を感じます。ここまでとは、、、、男性の私には、まったく想像もつきませんでした。
以上