報告者:清水 幹生
11月10日(土)
気仙沼教会の月例祭に参拝した。
一景閣のオーナーもお参りされておられ、「第二期工事がなかなか進まない」と、嘆いていた。やはり下水工事が進まないと、全てに影響が出てくる。
月例祭後、五右衛門ヶ原野球場でバブパイプと二人の歌手による音楽コンサートに行った。
開催案内のチラシを、事前にポスティングしていたが、12名と参加者が少なかった。仮設住宅が開設した最初からではあるが、部屋に閉じこもる人が多い。それでも参加者は熱心で約2時間のコンサートとなった。
11月11日(日)
午前中は、ある教会の信徒会からバザー品を頼まれたていたので、三カ所の店に行き注文して、宅急便で送る手配をした。少しでもお役に立てばと云う事で、全国の教会から注文がある。
午後からは、越喜来のKさんの店に行った。ボランティアに来た人から、「Kさんに渡してくれ」と、頼まれたので行ってみると、越喜来杉下仮設住宅のKさんが来ていた。おかげで12月9日に行う餅つきの話し合いが出来た。神様は無駄ごとはされない。
11月12日(月)
午前中は大雨であった。
奥原先生はご本部に、東北大震災支援総括会議へ出席されるので、駅まで送った。
朝から大雨だったので、南町周りが気にかかりパトロールした。道路は大丈夫だが、バレンタインの周りは水浸しだった。バレンタインのKさんに電話して、店の中に入ってみるとまだ水は入っていなかった。Kさんの淹れてくれたコーヒーが美味かった。
夕方雨が上がったので、高田の散髪屋を開いているFさんのところに、お米を手土産に訪ねた。しばらくぶりなので心配していたが、元気だった。
Fさんの散髪屋の周りには10数件被災者が居るので、「お米はよろこばれますか?ご迷惑ではありませんかね」と、聞いてみると、「みんなお米を作っていた人ばかりで、この大津波で田は海水でダメになり、もうしばらくお米は作れないから、買って食べているから喜ぶよ」と、答えてくれた。
「この次から持って来るから紹介して下さいよ」と言って、了解してもらった。これで、陸前高田市小友町と繋がり出来た。
以上で、現地代表代行は終わります。明日からは嶋田先生です。
*写真は音楽コンサートとバレンタイン周りのものです。