報告者:嶋田 洋
11時半よりホテル一景閣において、営業再開のセレモニーが行われました。
全員で黙祷を捧げたあと、斉藤徹会長より
「一日も早く明かりを灯したいと願い、まだ半分ではあるがやっとここまでこれた」と関係各位にお礼を述べられ、「ここから完全復旧を目指す」と心強い意気込みを吐露されました。
その後、菅原市長より
「気仙沼市の中でも一番被害が大きかった南気仙沼地区での営業再開、殊にホテル一景閣は気仙沼を代表し、市民にも親しまれてきたホテル。更には震災時には74名の住民が避難して助かったホテルであるということからも営業再開には大きな意味がある。ここから更に気仙沼市の復興を助ける働きをしてほしい」との期待を込めた挨拶がありました。
続いて商工会議所会頭臼井氏より
「営業再開するかどうか悩みに悩まれて、結果的に老舗の意地を貫き通されてよかった。今日、気仙沼の宿不足が復興を遅らせている要因の一つである。そういう中で、ホテル一景閣の営業再開で年間4万8千人以上の宿泊が確保されることになり、これはまさに復興事業に貢献されることになる」と挨拶がありました。
その後、来賓10名によるテープカットと復興の願いを込めたバルーン飛ばし(?)が行われ、私も9番目に金光教首都圏災害ボランティア支援機構現地代表と紹介され、がれき撤去から食器の洗浄に至るまで一年間ずっと支え続けてくださったとアナウンスがありテープカットに加わりました。
セレモニー後、2階の食堂で会食が行われましたが、突然にスピーチを求められ焦った場面もありました。