2013/11/03

特別現地報告(11/3)

活動日:2013.11.3
報告者:清水 幹生
11月3日:気仙沼市の一番北側に当たる大沢地区のお祭りの様子
*芝教会から来られたYさんを高田市の被災地を案内するつもりで、国道45線を北に向けて走らせた。
ボランテイアに来られた方は御存じだと思いますが、高田市と気仙沼市との境に大沢地区という所が有り、国道45号線沿いに今にも崩れそうな賀茂神社があります。そこを通りかけたら、賀茂神社のお祭りに遭遇しました。
このお祭りは毎年行われていたもののようで、地元の人達だけで準備し、楽しく賑っていました。
各地方からボランティアが来て行うイベントと違って、地元民が災害を乗り越えようとする気概を感じました。本当の復興は被災地自身でやる気を起こしてこそ、「俺たちの町作り」が、始まるのです。
「あなた任せではない!!」のです。
出店に五右衛門ヶ原テニスコートで夏祭りを行った時のお爺ちゃんとおばさんに出会った。「その時は御世話になりました」と、云ったら、「いやいや!」と、言ってにこやかに手を振って下さった。
ちゃんと顔を覚えていて下さった。嬉しかった。
この賀茂神社の側には青野沢という川が流れています。この川を津波はさかのぼり家等を壊し流してしまいました。
この川を鮭がさかのぼって来ていました。
「震災前は川一杯に鮭が居ましたが、今はこの程度です」と、地元の若い男性が話してくれました。
祭りや鮭がさかのぼっている様子の動画と写真を添付しますのでご覧ください。


  





 


 以上です。