2013/11/30

現地報告(11/27-30)

活動日:2013.11.27-.30
報告者:清水 幹生

1、1127日(水)の活動状況
*朝1030分〜1430分まで教会の談話室で乙女の会を行った。
参加者は東新城・気仙沼公園・松崎柳沢の仮設住宅から4名の参加者でした。別途3名がご参加予定でしたが、風邪を引いた方、急に用事が出来たために不参加となりました。奥原教会長先生ご夫婦と幹雄先生に私も参加して、8名で会を開きました。
昼食を頂きながらのお喋りは楽しいです。
はじめは、東新庄の24日に行われた餅つきイベントの様子を話して下さいました。あとは近況を話しながら世間話をして楽しんでおられました。でも、災害復興住宅の事などで生活基盤が安定していないので、「私たち住む所が出来るのかしら」と、不安な様子でした。
1430分には解散して、私は東新城のFさん親子を送って行き、そこで又一時間近くおちゃっこをしました。
「清水さん、あのね、気仙沼前に私たちの小さな土地がるのよ。そこで何か商売をして、住む家は復興住宅でもいいや。そうしないとお金も無くなるし、子供も気仙沼に帰ってくるかどうかわからないしね」と、近い将来への夢とか希望が小さいものとなってきています。

 2、1128日(木)、1129日(金)の活動状況
*11月度の会計を集約して、30日からのフォーゲル倶楽部予備総会の準備をした。

3、1130日(土)の活動状況
*フォーゲル倶楽部の予備総会
フォーゲル倶楽部はボランティア活動とは違うが、現地代表としてボランティア活動に携わっている清水を、絶えず見守り支援してくれている組織である。
この予備総会の議題は、災害ボランティア支援機構が支援を決めた来年度のドリームキャンプと東日本大震災3周年祭の時の東京方面からツアー(計画中)の実行部隊として、その内容を如何するかを決めることである。大事な議題である。
*午後、130分河口湖の湖畔近くにあるフォーゲル企画(株)、いわゆるひかり新聞(ひかりプロジェクト)の本拠地に8名が集まった。
編集・印刷・製本までの作業の様子を見聞きして、Oさん二人で運営しているフォーゲル企画、その働きぶりには何時も頭が下がる。だからこそ、「自分も頑張らなくては」と、元気を貰っている。
*ホテルに移り午後3時から会議を開始した。
部屋からは、富士山が目の前。五合目まで雪を被っている富士山は本当に綺麗である。

議題は以下のとおりである。
(1)ドリームキャンプについて
*場所:
まだ未定であるが気仙沼より南側の方がいいなあという意見が殆どであった。清水と幹雄先生で場所を探してみるという事になった。
*日程:
気仙沼の状況、また、フォーゲルの現役や全国からの応援部隊のスケジュールを考えると、7月19日(土)、20日(日)、21日(月 祭日)の三連休を利用する方が好ましい。
出来るだけ東北キャンプ(7月26日(土)、27日(日))と、ぶつからないようにしたい。
フォーゲルの現役はすぐ夏の全国大会が控えているので、上記3連休この日が一番という意見が多く、この日で決定。
「東京では平和集会があり重なってしまうのでどうか?」と、いう意見もあった。しかし、現地の諸条件を優先する事となった。
* ドリームキャンプを行う前に以下のことを行う事となった。
A、主催者について
* ドリームキャンプ実行委員会
* 後援:災害ボランティア支援機構、都連ボランティア室
B、ハイキング
来年の春(4月ごろ)気仙沼の近くで地元の子供たちを集めてハイキングを行う。
担当:幹雄先生、清水
協力者:地元の青少年育成会のような団体があり、幹雄先生と繋がりがあるので協力して貰う。
 C、リーダー(地元の青少年対象)を育てるために
フォーゲルのA種講習会に似たような研修会を開催する。その為に、野外活動の教材の編集を行う。
*リーダー研修会(地元の青少年対象)
日時:5月31日(土)、6月1日(日)
担当者:フォーゲル倶楽部
*教材の編集:フォーゲルのポケットブックから野外活動を抜粋し編集する。
担当者:フォーゲル倶楽部
D、役割担当者について
色々と各担当者を決めたが、ここでの発表はひかえます。
(2)、本総会の日時
*2月22(土)日午後1時30分集合、午後3時開始、2月23日(日)12時まで。昼食後解散
(3)、東日本大震災3年祭ツアーについて
*日時:3月15日(日)、16日(土)
*主催者:首都圏フォーラム 、ひかりプロジェクト
*参加募集人員:50名、締切日は後日発表される。
*宿泊地:気仙沼の一景閣。すでに50名で仮予約している。
*被災地巡拝コース・・・一応決めてはいるが、まだ確定ではない。
詳しくは首都圏フォーラムの新体制が決まってから発表される。

【つぶやき】
どうやら11月も無事に終える事が出来ました。
30日からは河口湖でのフォーゲル予備総会でした。皆、60歳以上の仲間で元気な心で働き活躍しています。世話になった先輩は、年を重ねる事に神様の下へと飛びだって行きます。70歳になって感じる事は、小さい頃からの事を思い出す事が多く、「俺もいよいよ近づいてきたかなあ」と、ふと思う事があります。
三代目の孫を5人も頂いた私は、ひとつひとつ噛みしめるように苦しく・辛い思いをした時の状況を懐かしく思い出す頻度が多くなりました。
父親を亡くした小学生の頃から、わが身に降りかかる清水の家の『めぐり』という火の粉に染まり到底自分一代では、『めぐり』のお取り払いは望めないと感じていました。
こうして、気仙沼での人が助かる活動の御用をさせて頂いていると言う事は、神さんの思いは何なのであろうか?
そして、仮設住宅で出会う人、被災地で家を片づけた後、個人的に友人のようになった人々を見ているとついつい、自分の苦しい時代を思い出し、「側に居てあげたいなあ、辛いだろうなあ!」と、気持ちが昂って来るがこの気持ちは何なのか?
考えてみた!!、「ひょっとしたら神様が私に与えて下さった御用で、この事で信心の締めくくりをせよ」と、そのチャンスを神様は与えて下さったのでは。
ならば、これを逃してはならない!!

長い間の、清水の家の深い『めぐり』の、一掃のチャンスなのだ!!
以上です。