2013/03/20

現地報告(3/17-20)


活動日:2013.03.17-20
報告者:清水 幹生

3/17(日) 活動状況
*午前中
 現地レポートの作成。
*午後
 小泉中学校グラウンド仮設住宅を訪問。
 自治会会長のOさん宅を訪れ、4月のイベント日時について打ち合わせ、4/29(月曜日で祭日)に決定。
 内容については未定であるが、八幡太鼓を連れて行くかも?南町紫市場の坂本さんにはお願いはした。後は輪投げゲーム及び音楽コンサートを考えている。

*パソコン(富士通のデスクトップ)を購入し、やっとセットアップを完了させることが出来た。
  ただ、インターネットをするためにはdocomoARROWS Tab LTE F-1DWi-Fi設定せねばならず、少々手間取りました。やっと使えるようになり、イベントのチラシも作成可能とり、早速マッサージのチラシを作り、配布しました。
 印刷機(Canon)も購入しましたので、全て自分で準備出来るようになります。
 まだまだ不慣れなもので手間取ってはいます。
 Windows8なので今後も学習が必要ですね。



 

3/18(月)活動状況
*朝8時過ぎ
 紫会館に泊まっていた早稲田大学の学生を唐桑に送り、そのまま五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅に行った。
 5月・6月の予定について打ち合わせをした。

① 5
 草取りと花壇の手入れだが、東京学生寮の予定に合わせて日程を決める。
② 6
 金光教東京都教会連合会ボランティア活動室と、金光教フォーゲル倶楽部ひかりプロジェクト共催による、東北応援ひかりツアーのプログラムの内容の一環で、被災者との懇談が予定されている。
 運動場仮設住宅には、承諾を頂いているが、テニスコートはまだお願いしていなかったので、お願いし承諾してもらった。
 上記打ち合わせ後、おちゃっこしていたら、キリスト教のボランティアである、いわて教会ネットワークがおちゃっこに来た。
本格的なコヒーを入れてくれて、色々と話してみた。
宗派は違うが信仰心ある者どうし、人を助ける思いは同じだ、協力し合い一緒に活動してみたい。リーダーとは名刺交換し、連絡しあう事にした。


*午後
 小泉中学校グランド仮設住宅のKさんを訪ねた。
 Kさんは、美紀子先生の知り合いで、この小泉中学校グラウンド仮設住宅での活動を手助けしてくれた人です。ご主人は震災前に亡くされていて、子供さんは一人で共に仮設住宅で生活されている。

 この方も色々と難儀が多い。
 久しぶりにお伺いしたが、苦労が絶えない様子だった。
 それでも、辛抱されたのか今は家を新築中で9月には完成である。
 
Kさん宅を後にしての帰り道

 宇部で狐のお嫁さんという行事で結婚式を挙げたご夫婦の家が小泉中学校グランド仮設住宅の直ぐそばにある。寄って話してみたいが、若い奥さんが震災後チョット様子がおかしい。うつに入っていらしいので、どうしたら気兼ねなしに話が出来るのか悩んでいる。気仙沼教会にお届けはしてはいるが、私には力量がない。教祖様ならどのようにされるのかなあ?と、天を仰ぎ溜め息しか出ず、そのまま車を走らせ教会に帰った。
 なんと情け無いことか!!


3/19(火)の活動状況
*午前中
 西八幡前仮設住宅に3/22(金)のマッサージのチラシを作り配布した。
 そのまま岩手県の要谷仮設住宅に行き、3/31(日)の14時から行うバグパイプ演奏のチラシを配布した。

*昨日、地元の若い人と気仙沼の就職状況や賃金の低さをどうすれば向上するのか等話している中で、「清水さん気仙町では誰もボランティアが行かない所が有るらしいよ」と、話してくれた。
 気仙町は要谷と同じく岩手県で、要谷から近い。
 要谷の自治会会長のMさん宅を訪ねて、事情を聞いてみた。
 Mさんはよくご存知で、その仮設住宅には知り合いも多い。
 場所を教えてもらい、行ってみた。
 場所は陸前高田に行くとき、仮設大橋を渡らず、大橋の所を200m真っ直ぐに行くとその辺りが気仙町である。
 川を挟んでその向こうが陸前高田で、蘇った一本松が見える。
 山手側に10所帯の小さな仮設住宅を見つけた。
 一軒の家に伺い、様子を聞いてみた。
 「此処は誰も来てくれないの、見捨てられたのかね!奥の方だから見つけられないのかね」と、語ってくれた。
 「私が今度から来るからね、26日にマッサージに来るから。私じゃあなく女性だからね」と、約束した。
 仮設住宅の名前は陸前高田市気仙町町裏仮設団地である。






 

*気仙町の帰りに、もう一カ所誰も行かない仮設住宅があり、同じ気仙町になるのだが、奥長部という所である。
 山間の静かな場所である。
 仮設住宅を見つけ、天気が良かったのでベンチで数人の老人が話し込んでおられたので、事情を聞いてみたら、やはり誰も来てくれないようである。マッサージのチラシを見せながら、「このような事や音楽コンサート、ゲーム等もしますよ」と、話したら、「是非来て欲しい」と、云われて自治会会長宅まで案内してくれた。
 会長は留守だったので名刺を渡し、「ボランティアに来ることを会長に話しておいて下さい」と、お願いして帰った。
 ボランティアの時期と内容は、自治会会長に会ってから決める。
 仮設住宅の名前は、陸前高田市気仙町上長部仮設団地である。




 


3/20(祝)の活動状況
*午前中
 再度、気仙町と奥長部に行き場所と周りの写真を撮った。
*午後
 御霊祭であるので身支度を整えてお参りした。
 我が宇部東教会も同じ時間に御霊祭であるので、宇部を思いつつ家族や先祖に思いを馳せた。
 時折、最初に気仙沼に来たときの風景が見えてきたのは、何故であろう?


<気仙町>




 

<奥長部>








以上です。