2011/06/16

現地報告

下記の内容は、2011.06.16の現地報告です。

報告日:2011.06.16
報告者:辻井篤生
場 所:気仙沼市

本日は、Sさん、ABさん、金光町のMさんと私の4人でボランティアセンターに行って活動しました。
私はボラセンは初めてです。朝8時30分嶋田先生運転のS車でボラセンへ。初めて参加の受付で氏名等を申告。ガムテープ名札とゼッケン、飲料水を頂きました。
だいたい70人くらい集まってました。9時から朝礼でスタッフから注意事項を聞き、引き続き割り振りが始まりました。スタッフから「屈強若者10人前へ」と声がかかると手を挙げて前に出る人があっという間に10人。
私たちは5人でボランティアがあり、瓦礫と土砂運びとのこと。Sさんはベテランですぐに1人連れてこられ、私たちもすぐに決まりました。資材テントでスコップ、一輪車などを調達、救護班から薬が入っているダンボールをもらい、そして配車係の車で現場まで送迎をして頂きました。新潟の時は薬箱や車の配車はなかったので、だいぶ進んでいると思いました。
現場は、室内の泥かきはすでに済んでいました。そこで、裏庭の元からあった土砂に津波で流された瓦礫が混ざり混んでおり、それをスコップで土嚢袋に詰め、一輪車で表に運び出す作業でした。
私たちに合流してくれた方は地元のOさんで、この方のお家の一階も津波でやられたそうですが、こうやってボランティアに参加されていて頭が下がりました。何と76歳とのことですが、私よりよほど戦力になってました。
作業は本当にきつく、死ぬかとおもいました。天然の干物状になった魚が出てきたり、臭いも大変でした。1時間程して東京からの屈強若者が二人応援にきてくれ、助かりました。もう3か月近く現場で作業しているSさんや他の二人の動きも素晴らしいものでした。
隣がジャス喫茶で、外まで音楽がなっており、ロックンロールを流してくれたおかげで何とか無事に作業はできました。
成城教会のIさんと午後到着の山田先生は、嶋田先生の案内で、陸前高田市などをまわられました。
今日は18時から、紫会館で落語があります。