2013/02/07

現地報告(2/5-7)

活動日:2013.02.05-07
報告者:嶋田 洋
 
5日(水)
清水氏は広田半島の視察に行かれました。
私は、明日から気仙沼に来られる先生との打合せ、また9日からの東北教区シニアキャンプで使用するレンタカーの予約の変更等の諸手続きを行いました。
* 午前中、バグパイプの加藤さんとイベントの日程についてメールにて打ち合わせ。
2月23,24日及び3月30,31日気仙沼にて演奏するので演奏場所の確認。
* 東新城仮設住宅のFさんを訪ねて、一人で留守番電話しているお母さんの様子を見に行った。左手が痛むようで辛そう、病院がすぐ近くにあるので連れていこうとしたら、「自分で歩いていく」と、言われたので、ちょっとだけ談話して帰った。

* 午後、岩手県陸前高田市広田町字天王前にある広田診療所を訪ねた。
ここには、私の郷里である宇部の山口県医大にいたOさんという医者が派遣されて奮闘中であると聞いたので、取材を兼ねて訪ねてみた。
ところが、ナビに示されていた場所には診療所はなく、捜して歩いた。
どうやら、診療所は津波で流されてしまったようである。
ちょっと高台の所にプレハブで診療所は建てられていた。
O
さんは往診中でおられなかった。
名刺と伝言を頼み、この地域を探索してみた。
やはり堤防は破壊されて、家々は流されていた。湾は大野湾という。
広田半島はこの大野湾と広田湾に面し、津波の被害は大きい。
 
 
 

6日(木) 
朝から降り始めた雪の中、清水氏と二人で、教師3名(N教会T師、T教会Y師、N教会K師)を迎えに石巻教会まで行きました。
大雪だったため、JR石巻駅で迎え、石巻教会に参拝しました。
その後、石巻市立大川小学校、南三陸町志津川の防災センターへ立ち寄り、気仙沼教会へお連れしました。積雪でスリップしたり途中で津波警報が出たりしましたが、無事到着しました。
夕食後、奥原先生から1時間の講話をいただき、その後懇親会で遅くまで盛り上がりました。
 
 
 
 
 
 
 

7日(金)
清水氏は、いくつかの仮設に出向かれ、3月のイベントの調整やお見舞い、また様子伺いに回られました。
私と3名の先生は、午前中に旧月立小学校へ場所を変えて継続されている写真救済プロジェクトへ参加しました。4月以降、このプロジェクトが継続されるかどうかは、まだ分からないとのことでした。
午後は、鹿折地区や陸前高田市の被災地へ案内し、夕刻先生方はJRにて仙台へ向かわれました。
* 午前中、昨日行った東新城仮設住宅のFさんのお母さんが病院に行ったかどうかを確認しに訪ねてみた。
病院には行ったようで電気治療をされたようである。
でも、なかなか痛みは治らず辛そうであった。今日も電気治療に行かれるようである。
しばらく話し込んだが、私が予想していたようにF家は、めぐりが
深そうである。このような人こそ、教祖の信心が必要であると感じた。
今は無理だが、時間を掛けて教会へ足を運ばれるように尽力したい。
* 午後は、バグパイプの演奏場所を依頼するために、天ヶ沢仮設住宅・松崎松沢仮設住宅を訪ねた。
天ヶ沢仮設住宅の会長は留守だったが、奥様と話が出来、詳細は後日お伺いするということで、繋がりは出来た。

以上です