活動日:2013.01.25-27
報告者:清水 幹生
1月25日(金)
* 午前中、岩手県陸前高田市要谷仮設住宅へお米を配布した。
自治会会長のMさんは留守でお会い出来ませんでしたが、電話があり話が出来ました。音楽イベントの事等、要望を聞く事が出来、やっと我々の活動を認めて下さったようで嬉しく思っています。
* 午後は岩手県陸前高田市小友新田地区にお米を配布した。
地区会長のWさんと会い話が出来た。この小友新田地区は、仮設住宅に入らずに津波で傷んだ自宅を修理したり、新築したりされた方々が殆どで老人が多い。
子供さん達は都会に出て行かれ、「小友新田にはもう帰らない」と、寂しそうな顔で話された。
広大な田畑があるけれど、全て海水で全滅に等しい。
このご老人達の行く末はどうなるのか心配である。
せめて楽しくなるように、音楽イベント等を行いたい。
* 小友新田からの帰りに陸前高田の高田市役所・ホテルキャピタル1000の、取り壊し状況を写真を撮った。
1月26日(土)
* 朝9時過ぎ東新城仮設住宅にFさんのお母さんの様子をみに訪れた。今日も元気そうなので安心し、お茶を頂き帰りました。* 早めに千葉さんのフリーダムで昼食を済ませ、音楽コンサートの一行を迎えに気仙沼駅へ向かいました。
12時7分過ぎに、相変わらず夫婦仲の良い銀座教会の信者Yさん夫婦と、今回初めて気仙沼へ訪れてこられた鎌倉教会の信者Mさんを迎えました。
* 午後2時から始める松崎松沢仮設住宅での音楽コンサートの準備をして、1時30分に教会を出発した。
* 集会所は狭く、暖房が入っていなかったので、エアコンのスイッチを入れて、コンサートの会場作りをした。実は自治会会長のTさんはお勤めでお留守の為、会場作りをする住民への手配が出来ていなかったようです。
各家庭をまわり、呼び掛けをすると、ようやく6名の方々集まって来た。
Yさんのキーボードで楽しく歌い始めました。
我々ボランティアのメンバー、美紀子先生を含めて6名を合わせて、12名で大きな声で歌いました。
途中ビンゴゲームをして2時間があっと言う間に終わりました。
参加されなかった人の中にはインフルエンザにかかっている人もあり、少ない人数でしたが、継続的な活動が大切なので、これからも続けて行きたい。
* 夕食で5人になるのは久し振りで、奥原先生ご夫婦を交え楽しい談話が始まりました。年齢も全員50才以上で、話も弾みました。
銀座教会のYさんご夫婦は談話後、一景閣の方へ移動されました。
1月27日(日)
先日の夜半から冷え込み大雪となり、朝の仕事初めは雪かきから始まった。
* 奥原教会長先生は今日、盛岡教会の月例祭及び新年会なので、気仙沼駅まで送り、朝のご祈念についた。ご祈念後、雪かき開始である。使っているステップワゴン車は四輪駆動ではない上に古いので、教会前の坂は凍結や大雪では登る事が出来ない。
雪かきを怠る事は出来ないのです。やはり東北のような寒い所は、四輪駆動は必需品ですね。
雪かき後、銀座教会のYさん夫婦を一景閣に迎えに行き、外壁塗装が完了した一景閣の写真を撮った。
* 10時30分から五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅にて音楽コンサートを行いました。
銀座教会のYさん夫婦がコンサートの準備をしている間に、住民の方々がお茶やお菓子を出されて、自然に「おちゃっこ」が始まりました。10時30分になりましたので、音楽コンサートを開始しました。
住民7名とボランティア5名の12名で、12時まで楽しい雰囲気で過ごす事が出来ました。
今年に入り、連週イベントが続いたようで、役員の方の中には、「次の週は休みます」と、言っておられる方もいた。
ボランティア側も考えて、お邪魔にならないよいに注意しながらスケジュールを組む必要がある。
* 午後からは、鎌倉教会のMさんは気仙沼が初めてなので、南三陸方面の被災地を案内した。
志津川に着き、海岸沿岸に行ってみましたら波止場あたりは海中で、以前来たときは歩けたのに、もう歩けない。
余震があるごとに地盤沈下している。志津川の町のど真ん中を流れている川はもう数十センチで溢れてしまいそうな状況だった。
帰り道、美味しいケーキ屋により、銀座教会のYさんの旦那様が美味しいケーキを買われご提供頂き、夕食後の談話の時皆さんで美味しく頂きました。* 今夜は教会長先生も盛岡から早く帰られ、ボランティアの為に美味しい餃子を焼いて下さった。
談話も更に盛り上がり、今日1日の活動の感想も出て楽しく過ごせました。
皆さん今日1日ご苦労様でした。
以上