2012/10/14

現地報告・番外編

活動日:2012.10.14
報告者:清水 幹生
 
現地レポート番外編

1014日小泉中学校グランド仮設住宅での餅つきイベントについて、協力して頂いた東長崎機関について記してみます。(バグパイプ演奏などの活動をしているグループ。東北に足しげく通っておられます。集合場所が豊島区の東長崎駅近辺とのことです)
 
 
お子さん興味津々(実は大人も)
バグパイプ練り歩き

 

①清水から東長崎機関の代表加藤さんへのメール
加藤さんへ
おはようございます。昨日は有難うございました。
バグパイプがバックミュージックとなり、餅つきイベント大成功でした。諏訪さんの歌、被災者の方にかなり感動を与えたと思います。
諏訪淳子さん最後の歌、泣きながらの歌う姿、「御自分の人生に何か有ったのかな?」と思いつつ、彼女の歌う姿を見ていました。
加藤さん、色々な人を取り込んで此からも、人の心を癒やしてあげて下さい。お手伝い出来る事が有れば、何時でもお手伝いします。
諏訪さん、ローズさんのような歌手の方は、被災者には必要な方達です。此からも宜しくお願いします。

すわじゅんこ さん
 
ポップスから演歌まで・・・


その場の雰囲気に合わせて歌ってくれました
②加藤さんから清水へのメール
清水さま
無事、予定通り、帰宅できました。
こちらこそ、いつも、ありがとうございます。
諏訪さんは、「今までと同じ気持ちで東京での生活はできないかも」というほど、初めての被災地体験で、彼女のほうも感じたところが大きいようです。
私たちが、初めて被災地へ連れて行った人たちは、現地を見て被災者の方々から生の話を聞いて、いろいろと思うところが多いようで、そのようにして被災者たちの現実を知ることにも大切な意味があると感じていて、感謝しています。
8月に暗い歌を歌った高田君も、現場を体験して、かなり感じるところが大きかったようで、「また、行く」と言っています。彼は、被災地との接し方の心構えが変わることでしょう。
現場を体験することは、それまであまり意識していなかった人の心を大きく変えるようです。被災地のことをそれほど意識していなかった人ほど、感じるものが大きいようで、そういう人を連れて行くことに大きな意味があるようにも感じるようになりました。
また、「1年半以上もたっているのにこの状況」というものを見ることによって、去年の時点で被災地を見た人よりも、深いものを感じる人が多いようです。
テレビ等で観て、あるていどわかっているつもりだった自分の甘さを感じるようで、帰りの車で無口になってしまう人もいます。
今後とも、また、よろしく、お願いいたします。
とりあえず、次は、11月9日に南三陸に泊まり、11月10日~11日に気仙沼の予定でいます。10日の宿は、金港館を予約しました。いけみさんは大鍋屋です。
加藤健二郎

*文中のいけみさんは、絵描き屋さん、諏訪淳子さんは、シンガーソングライターです。高田さん、ローズさんも同じく歌手です。
東長崎機関の人達とは、南町紫市場で出会い、被災者の心を癒やしてあげる活動をしていく事で、協力して行くようになりました。
この東長崎機関は、赤い羽根「中央共同募金会」の助成を受けて活動しています。 

私としては、被災者の心を癒やす方法として音楽が一番だと感じています。我々のイベントの中に東長崎機関の人達の力を借りて、此からも活動して行きたく思っています。

 現地スタッフ:清水幹生


お餅つき、お住まいの方がメインです
よくつきあがったねー
そうよー
振り上げなくてもつけるんだよー


 

 
お住まいの方と一緒に、こねます




 

つきたておもち、大人気 会話も弾みます


輪投げゲームも大好評


バグパイプ、歌のおねえさんといっしょに(真ん中は臼です)