報告者:宮田和弘
10/11(日)
朝7時に東京センターを男性4人女性1人の5名で出発。8時15分にボランティアセンターの駐車場到着。今月5日よりボランティアセンターの場所が変更になり、ボラセンのすぐ近くまで車で行くことが出来るようになりました。それに伴い、希望者は自分の車でボランティア先まで行くことが出来るように方針変更。その結果、これまでよりも流れが随分スムーズになり、待ち時間が少なくなりました。
9時45分マッチングが終わり、ボランティア先へ自分たちの車で移動。依頼者は中妻町のKさん。小学生3人の子の親御さんで、5人家族。新築6年目で今回の水害に遭い、床上30cmの浸水。依頼内容は床下の断熱材の撤去。コンクリートで基礎を固めた上に建った2階建ての一戸建てで、和室は部分的に床板をはがし、断熱材を自分たちで取り除いたようですが、その他の部屋はまだ未着手とのことで、今回初めてボランティアを依頼。キッチンの床下収納の開口部から床下に入り、高さ40cmくらいのすき間を移動しながら断熱材を撤去。断熱材はまだ水をたっぷり含んでおり、作業は頭の先からつま先まで水をかぶって泥だらけになりながらの作業でした。今日一日で終えることは出来ませんでしたが、1ヶ月が経ってもこの状態ということに驚くと共に、まだまだ復興に時間がかかることを実感。
作業を2時半に終了しボランティアセンターへ移動。ボラセンではボランティア向けに差し入れのうどんやおむすび、コーヒー等が振る舞われ、思わぬサービスを受けました。また、ボランティア向けサービスとしてボラセンから車で20分ほど走った所にある「あすなろの里」という温泉入浴施設が無料で利用できるということで、泥だらけの身体を洗い、リフレッシュしました。また、「あすなろの里」は避難所を兼ねており、本日はたまたま歌手のさだまさしさんと泉谷しげるさんが慰問に来ており、歌を披露されました。
17時に「あすなろの里」を出て東京へ。途中多少の渋滞がありましたが、18時10分には上野駅に無事到着。その後東京駅を経由して帰宅しました。
今回も、災害派遣等従事車両証明により往復とも高速道路は無料でした。また、次回15日の災害派遣等従事車両証明も現地で無事入手することが出来ました。