報告者:阪本正雄(中野教会)
10/04(日)
北関東豪雨災害ボランティア活動に、東京から常盤台教会の三宅道人先生、常盤台教会・Kさん(女性)、Mさん(男性)と阪本が、また現地で松戸教会の鈴木宏政先生、Sさん(中1)と落ち合い、計6名で参加させて頂いた。6:52に池袋(高松入口)を出発し、首都高、中央環状、常磐道を経由し、7:50に常総市のボラセンに到着。松戸教会の鈴木先生親子を待って、マッチング待機。ちょうど6人の活動要請があり、10時半ごろ常総市の南、十花町のお宅で活動させて頂いた。
74歳のお爺ちゃんを筆頭に家族総出で片付けをされている。ここのお宅の土地は鬼怒川の水面より低く、(敷地より2m嵩上げしている住宅の)床上1.48mもの浸水があったため、1階の家財は水に浸かり殆どが使えないという。改修工事に備え、1階の床板はすでに剥がされていた。
活動内容は、笹薮内のゴミ拾い、庭掃除、レコードジャケットや美術書の水拭き、荷物運び、左官鏝(家主が左官業を営む)のサビ落とし等であった。まだまだ先が見えない状況であるが、少しでも生活再建のお手伝いが出来ただろうか。被災者の方と活動の合間に会話をしたことで、元気が出てきたと仰って頂いた。昼食をはさんで午後の活動を15:15までさせて頂き、ボラセンに戻る。
送迎車で戻る途中、道路の脇の黄金色の田んぼが見えるが、水を被った稲は全滅という。早く稲刈りをしたところも、倉庫が水に浸かり倉庫内のお米も全滅、大きな被害である。JAの倉庫の前には、おそらくダメになったお米であろうか、トンパックが積まれていた。窓を開けるとお米の腐った匂いが鼻をつく。
ボラセンに戻り、鈴木先生と三宅先生は活動の報告を行う。ボラセンの一角にボランティアのために焼きたてのメロンパンと枝豆のサービスがあり美味しく頂いた。ボランティアのための後方支援の心遣いが有難かった。
16:10にボラセンを後にし帰途につくが、中央環状が渋滞のため、外環経由で都心に戻り、18:00に池袋に到着、解散した。
なお、茨城県のボラセンは10/1より常総市のボラセンに統合され、常総市のボラセンも10/6に移転されるので、要注意。
レコードジャケットや美術書の水拭きの様子 |