2015/10/24

現地報告(10/15)

活動日:2015/10/15
報告者:宮田和弘

10/15(木)

大崎・田中、池袋・山口、本所・宮田の3名で朝7時に東京センターを出発。8時15分にボランティアセンター駐車場到着。8時30分まで車の中で待機し、その後ボランティアセンターへ移動。9時より受け付け開始。
9時20分マッチングが終わり、個人で来ていた男性3名と合わせて6名で活動することとなり、依頼先へ私たちの車で移動。依頼者は水海道橋本町のHさん。Hさん宅は床上160cmの浸水で、作業内容は屋内からの荷物出し。水害から一ヶ月以上経っていますが、ほとんど手つかずで浸水したときのままでした。水をたっぷり含んだ畳や布団、衣類がそのままの状態になっており、家具や家電、ピアノ、その他部屋の中の荷物を全て外に出しました。カビや様々なものの腐ったようなにおいが漂って耐えられないほどでしたが、男6人でなんとか午前中に作業を終えました。荷物を運び出した家は、今後解体する予定とのことでした。
ボランティアセンターに帰着、報告を終えて昼食を食べた後、午後のボランティアの申込みをして、午後0時45分マッチング後、引き続き6名で依頼先へ移動。依頼者は水海道森下町のNさん。被害状況は床上浸水。作業内容は床下の泥出しでした。午後3時に作業を終了し、午後3時45分ボラセンを出発し帰途につく。午後4時55分に上野駅に到着し解散。今日は午前午後とも肉体労働だったため、これまでで一番体力を消耗しました。
今回も災害派遣等従事車両証明により往復とも高速道路は無料でした。また、22日の災害派遣等従事車両証明も入手しました。

2015/10/15

現地報告(10/11)

活動日:2015/10/11
報告者:宮田和弘

10/11(日)
朝7時に東京センターを男性4人女性1人の5名で出発。8時15分にボランティアセンターの駐車場到着。今月5日よりボランティアセンターの場所が変更になり、ボラセンのすぐ近くまで車で行くことが出来るようになりました。それに伴い、希望者は自分の車でボランティア先まで行くことが出来るように方針変更。その結果、これまでよりも流れが随分スムーズになり、待ち時間が少なくなりました。
9時45分マッチングが終わり、ボランティア先へ自分たちの車で移動。依頼者は中妻町のKさん。小学生3人の子の親御さんで、5人家族。新築6年目で今回の水害に遭い、床上30cmの浸水。依頼内容は床下の断熱材の撤去。コンクリートで基礎を固めた上に建った2階建ての一戸建てで、和室は部分的に床板をはがし、断熱材を自分たちで取り除いたようですが、その他の部屋はまだ未着手とのことで、今回初めてボランティアを依頼。キッチンの床下収納の開口部から床下に入り、高さ40cmくらいのすき間を移動しながら断熱材を撤去。断熱材はまだ水をたっぷり含んでおり、作業は頭の先からつま先まで水をかぶって泥だらけになりながらの作業でした。今日一日で終えることは出来ませんでしたが、1ヶ月が経ってもこの状態ということに驚くと共に、まだまだ復興に時間がかかることを実感。
作業を2時半に終了しボランティアセンターへ移動。ボラセンではボランティア向けに差し入れのうどんやおむすび、コーヒー等が振る舞われ、思わぬサービスを受けました。また、ボランティア向けサービスとしてボラセンから車で20分ほど走った所にある「あすなろの里」という温泉入浴施設が無料で利用できるということで、泥だらけの身体を洗い、リフレッシュしました。また、「あすなろの里」は避難所を兼ねており、本日はたまたま歌手のさだまさしさんと泉谷しげるさんが慰問に来ており、歌を披露されました。
17時に「あすなろの里」を出て東京へ。途中多少の渋滞がありましたが、18時10分には上野駅に無事到着。その後東京駅を経由して帰宅しました。
今回も、災害派遣等従事車両証明により往復とも高速道路は無料でした。また、次回15日の災害派遣等従事車両証明も現地で無事入手することが出来ました。


2015/10/05

現地報告(10/04)

平成27年9月関東・東北豪雨ボランティア報告

活動日:2015/10/04
報告者:阪本正雄(中野教会)

10/04(日)
北関東豪雨災害ボランティア活動に、東京から常盤台教会の三宅道人先生、常盤台教会・Kさん(女性)、Mさん(男性)と阪本が、また現地で松戸教会の鈴木宏政先生、Sさん(中1)と落ち合い、計6名で参加させて頂いた。6:52に池袋(高松入口)を出発し、首都高、中央環状、常磐道を経由し、7:50に常総市のボラセンに到着。松戸教会の鈴木先生親子を待って、マッチング待機。ちょうど6人の活動要請があり、10時半ごろ常総市の南、十花町のお宅で活動させて頂いた。
74歳のお爺ちゃんを筆頭に家族総出で片付けをされている。ここのお宅の土地は鬼怒川の水面より低く、(敷地より2m嵩上げしている住宅の)床上1.48mもの浸水があったため、1階の家財は水に浸かり殆どが使えないという。改修工事に備え、1階の床板はすでに剥がされていた。
活動内容は、笹薮内のゴミ拾い、庭掃除、レコードジャケットや美術書の水拭き、荷物運び、左官鏝(家主が左官業を営む)のサビ落とし等であった。まだまだ先が見えない状況であるが、少しでも生活再建のお手伝いが出来ただろうか。被災者の方と活動の合間に会話をしたことで、元気が出てきたと仰って頂いた。昼食をはさんで午後の活動を15:15までさせて頂き、ボラセンに戻る。
送迎車で戻る途中、道路の脇の黄金色の田んぼが見えるが、水を被った稲は全滅という。早く稲刈りをしたところも、倉庫が水に浸かり倉庫内のお米も全滅、大きな被害である。JAの倉庫の前には、おそらくダメになったお米であろうか、トンパックが積まれていた。窓を開けるとお米の腐った匂いが鼻をつく。
ボラセンに戻り、鈴木先生と三宅先生は活動の報告を行う。ボラセンの一角にボランティアのために焼きたてのメロンパンと枝豆のサービスがあり美味しく頂いた。ボランティアのための後方支援の心遣いが有難かった。
16:10にボラセンを後にし帰途につくが、中央環状が渋滞のため、外環経由で都心に戻り、18:00に池袋に到着、解散した。
なお、茨城県のボラセンは10/1より常総市のボラセンに統合され、常総市のボラセンも10/6に移転されるので、要注意。

レコードジャケットや美術書の水拭きの様子