2014/03/17

活動報告(3/8-14)

活動日:2014.3.8-14

報告者:清水幹生
 
 
 
 
3月8日(土)~3月14日(金)までの活動状況
 

 
1、3月8日(土)の活動状況
 

*NPO法人南町紫市場では、11日(火)の大震災3年目の追悼に先駆けて全国から色々な方達が来れてイベントが行われた。災害ボランティア支援機構も餅つきを行う事となり、朝から準備に追われた。
*12時に南町紫市場の広場前に餅つきの道具等を運び、準備に入った。ところが、だんだんと寒くなり時折雪が舞い始めてもち米がなかなか蒸しあがらない。やっと午後1時30分過ぎに蒸しあがり、餅つきが開始された。今回は支援機構からボランティアさんが誰も来られなかったが、全国から南町紫市場にボランティア来た大学生が手伝ってくれた。餅つきは南町紫市場でお店を出されているSさんのご両親が手伝ってくださり、散髪屋のOさんのお母さんもお手伝いに駆けつけて下さった。もちろん美紀子先生も参加されて、地元の方達と大学生達の応援で盛り上がり大変賑やかでした。途中から、大雪となりましたが、雪の中での餅つきなかなか味が有り良いものです。こうして、5臼つき終えたのが午後2時30分でした。
*餅つきの道具を運ぶ時、幹雄先生のお手伝いを頂きましたが、重い物を運ぶ時、「ああ若いのは良いなあ」と年齢の差を感じました。また、私の孫息子みたいな大学生のお手伝い、餅つきも終わり、道具を片付けるのに最後まで手伝ってくれて本当に助かりました。このような若い人達が被災地を訪れて、このようなイベントのお手伝いをする事、彼等の人生の中の一ページに過ぎないであろうが、きっと将来に役立つと思わされました。
 
 




 
 
*またこの日cadoccoでは、名古屋方面から来られたKさん一行4名が風船を使ったイベントを行いました。
 



 
*午後6時過ぎに、東京のある教会からMさんが一人で車を運転されてボランティアに来られました。商売をされている方であるが、「今回は雇用のおかげを頂き、私が居なくても仕事に穴を空けなくて済むおかげを頂きました。何とか数日は活動したいと思っていましたので、こうして来させて頂き有りがたいです」と話してくれました。
*奥原教会長先生は盛岡教会の月例祭に行かれましたが、一ノ関教会の教会長先生のご主人の容態が悪く、「今夜が峠だ」と聞かされていましたが、午後3時47分にお亡くなりなった事を聞きました。
*  岩手県宮古市田老町のサポートセンターで、3月28日(金)に行う餅つきイベントのチラシを作成し印刷した。
 
 
 
2、3月9日(日)の活動状況
 
 
*一ノ関教会の教会長先生のご主人の終祭が今夜6時30分から行われる事をお聞きしましたので、その時間までに帰られるように岩手県宮古市田老町のサポートセンターに行く事にした。3月28(金)に餅つきイベントを行うので、その打ち合わせに東京から来られたMさんを連れて訪問した。昨夜、作成したチラシを渡し、何臼搗く(つく)かを決めて、お手伝いの準備の内容について説明した。このサポートセンターは広い厨房があり、ここでもち米を蒸す事にした。1時間ぐらいで打ち合わせを終わり、急いで気仙沼教会へ帰った。Mさんが車の運転をして下さり、大変助かった。
*午後4時30分、奥原教会長先生と幹雄先生のお供をして、一ノ関へと向かった。奥原教会長先生と幹雄先生で終祭の御用に当たられて、無事、厳かに終祭が終わりました。
 
 
 
3、3月10日(月)の活動状況
 
 
*金光会館の布団部屋にある布団をボランティアハウスの2階の部屋に移動した。体の大きい力持ちのMさんのお陰で、必要な枚数だけの布団を金光会館に置き、あとは全てボランティアハウスに運ぶ事が出来た。4月から7月まで金光会館が使用できないので、荷物をいったんボランティアハウスに運ぶ必要があるための一つの作業でした。
*午後1時30分からの気仙沼教会の「月例祭並びに東日本大震災3年祭」に参拝した。
 
 
 
4、3月11日(火)の活動状況
 
 
*Mさんを被災地の志津川までご案内した。Mさんは、前回来た時に「防災センターの前で写真を撮れなかった。カメラを構えて撮ろうとしたけれども、なぜか撮れなかったので、是非、志津川の防災センターに行ってみたい」という強い気持ちがあったようです。志津川に行く途中の大谷海岸に到着頃、ちょうど午後2時46分となった。
 


 
多くの人達が、海に向かって集まっておられ我々2人も一緒に、大震災の発生した時間に黙とうを捧げた。
 
そのあと、志津川に到着したら多くの報道陣が来ていて、まだカメラも回っていた。Mさんお祈りを捧げ、どうやら今回は写真も撮れたようである。
 

震災前の志津川の町
 
震災後3年が経過した志津川の町
 

 
 
*志津川から帰り、Mさんと美紀子先生、清水の3人で150kgのお米を小分けした。このお米は必要な所とイベント用に使わさせて頂くものです。
*夜はMさんと久しぶりにプラザホテルの温泉風呂に浸かった。明日はMさんは帰るので、フォーゲルの事等、大切な話もでき色々な事をMさんに託す事も出来ました。
 

 
5、3月12日(水)の活動状況
 
 
*朝から、気仙沼教会の信者さんと一緒に、一ノ関教会の教会長先生のご主人の告別式に参列した。
*同じ時間の9時にMさんも車で東京へ出発された。Mさん有難う御座いました。
 
 
 
6、3月13日(木)の活動状況
 
 
*午前中、cadoccoの清掃作業を行った。
*小泉地区のKさん宅を美紀子先生と一緒に訪問した。Kさんは落ち込みやすいタイプなので、近況はちょっと落ち込んでいたので、美紀子先生と一緒にお伺いして1時間近く話して元気付けに行った。27日の乙女の会、28日の田老サポートセンターでの餅つきイベントに参加されるようになった。
 
 
 
7、3月14日(金)の活動状況
 
 
*3年祭の準備として南町紫市場へ献花の注文と南町紫市場のパンフレット40枚を頂きに行った。
*東新城のFさん宅を訪問して1時間ぐらいおちゃっこした。Fさんとお母さん、今日は3月11日の大震災3年の追悼を迎えたのが理由だったのか、今日は大津波で死にかけた時の様子など、大震災時の様子を時折、涙顔になりながら良く話された。まだまだ心は癒されてはいない。
*午後から現地レポートの作成に取り掛かった。
*午後4時過ぎ、金光出版のKさんとIさんを、気仙沼駅まで出迎えに行った。「3年祭を参拝する前に、気仙沼の被災地を見ておきたい」という思いで気仙沼に来られた。夜は南町のお店で一杯飲みながら、色々な話を聞いたり話したりして大いに勉強になった。Kさんはフォーゲルの仲間でもある。

以上です。