活動日:2014.3.1-7
報告者:清水幹生
3月1日(土)~3月7日(金)までの活動状況
1、3月1日(土)の活動状況
*お米の購入。150kg。
*13時30分からの気仙沼教会の霊神祭(月例祭)に参拝。
*夕方からお米の小分けをした。
2、3月2日(日)の活動状況
* 岩手県高田市気仙町長部仮設住宅へお水とお米の配布。
* 岩手県高田市小友の散髪屋さんのFさん宅訪問するもお客さんが有 り、「お客さんがあるんだ」と、一安心して顔を見せずに引き上げた。
*小友から帰り、お米の小分けをした。
*夕方、 山口県の宇部の「狐のお嫁さん」という 行事で結婚された小泉のMさん宅を訪問した。ご両親とおばあちゃんが居られたが、 結婚された息子さん夫婦にはお会いすることが出来なかった。ご両親の話からすると、 お嫁さんの体調が悪くなかなか子供を身ごもることが出来ない そうである。大震災でのショックも有るようであるが、此処は家族皆さんで助け合う心が無いとお嫁さんはますます追い詰 められてしまう。私の友人や、 宇部のボランティア仲間の新聞記者達も10年間子供を授からず、離婚まで考えていた時、やっと子供を授かった話をしてみた。ご両親は大震災で家や田んぼ等全てを失い、 やっとの思いで家を建てられて、 三世代一緒に暮らせるようになった。今の一番の楽しみは孫の誕生である。ついつい長く滞在したが、 家の中が暗く陰気臭かった。「これでは助からん」と、思い「また来ますから、 とにかく諦めずに元気で過ごして下さい」といって引き上げた。
3、3月3日(月)の活動状況
* 岩手県陸前高田市気仙町気仙町裏仮設住宅へお米を配布した。詩吟のSさんはお出かけになるところだったので、 話が出来なかったのが残念であった。
*東新城仮設住宅のFさん宅を訪問したが、ご本人は留守でしたが、 お母さんが居られたので1時間ぐらい談話して帰った。
4、3月4日(火)の活動状況
*特別な活動は無し。
*体調が悪く咳が止まらず、気力も低下してきたので病院に行った。 風邪をこじらせたようで血圧も高かった。肺炎の心配もあっが異常無しで熱も無かった。 もともとスポーツ心臓でしたが「心臓が肥大している」といわれたので「これで何か症状が出るのですか」と聞いたら、「 それはわからんが、まずは風邪を治して下さい」といわれた。「 ならば何か気を付ける事はありませんか」と聞いたら、その医者は「 70歳まで生きて来られたのであるから、もう気を付ける必要も無いでしょう」といわれたので、「はい、 此れからも元気で生きて行きます」と答え、「変な医者だなあ」 と思った。しかし、「俺てもう70歳かあ」と年齢の事をすっかり忘れていた。
*東京方面の方からメールが入り、 4月の中頃イベントを行いたいと申し出の依頼が有った。このようなメールは私を一番元気付けてくれるので有りがたい。
5、3月5日(水)の活動状況
*朝から雨でしたので、ボランティアハウスの布団・ 毛布等を押し入れに直す作業をした。いずれ、金光会館のリフォームが始まるので金光会館の布団・ 毛布等をボランティアハウスに運ばなければならないので、その準備をした。
*イベント等の打合せをメールでした。雨が降り外へ出かける元気もなかったので、 部屋での作業で体を休めることが出来て良かった。多少、咳は出るが声は何とか回復してきた。
6、3月6日(木)の活動状況
*午前中、cadoccoの清掃作業を行った。
*金光会館の清掃作業を行い、ボランティア受け入れの準備をした。
*夕方、蔵内・小泉小学校仮設住宅・外尾仮設住宅・ 外尾地区にお水の配布を行った。この時「狐のお嫁さん」で結婚式をしたMさん宅にも行ったが、 幸いお父さんに会う事が出来た。顔を見たら以外に明るく元気そうな様子だった。「心配していましたが、お元気そうなお顔なので安心しました」と思わず言ってしまった。「家の中に入って話しましょうよ」と明る声で言われるので、 一安心した。
*外尾地区のOさん宅を訪問して1時間おしゃべりをした。「 大震災で無くなった小泉の町が、 一望出来る小高い所にあるお宅で生活されるのは辛いだろうなあ」 とふと思った。ご主人は「こうして町や海が見えるのは良いが、 町が流され津波で知人達が流されていく様子を見てきたので、 窓から見える風景は見ないようにしているよ。やはり辛いよ」と、 顔をくしゃくしゃにして話された。心配ゆえこのお宅にも頻繁に顔を覗かせるようにしている。
*部屋で金光大神を読み直していたら、 西日本のある教会から電話が有り、「 清水さん支援したいがお水とお米どちらが良いですか」という電話でした。お米が欲しいと思っていましたので、「 お米にしてください」とお願いしました。教祖の教え通りに活動していれば、 このように神様はご準備して下さる。これで、先日東京方面からお米の支援を頂きましたので、 支援機構の現地費用で購入した150kgのお米を含めて300k gのお米を確保出来ました。 これで3月一杯のイベントや必要な所への配布が出来る。活動するには資金が必要であることには間違いないが、 神様にお願いしながら活動方針を決めることが大切で、 資金の事は神様にしっかりお願すればいいのです。教祖の教えに沿った活動をしていれば、神様はご準備して下さる。 昨年1年間もそれで何とか活動して来れたのです。突発的な支援をお願される場合も有ります。 それでも神様にお願いしながら行動をすれば、 きっと良い方向に行く筈です。
*名古屋方面から「 南町紫市場でボランティアを行うので金光会館に宿泊させて下 さい」と、過去数回ボランティアに来たことのあるKさんからの依頼があった。気仙沼教会長先生の了解を頂き、宿泊を受け入れました。 4名の方が7、 8日に到着されcadoccoでボランティアを行う予定である。
*夜9時から11時までフォーゲル倶楽部のスカイプ会議が行われた 。議題は3年祭ツアーの最後の詰めの打合せであった。 時間的に厳しいしいことが判明して、 被災地見学コースを見直さなければならなかった。スカイプを利用しての会議は本当に便利である。 遠くて一同が集まる事は難しい、 ならばこのスカイプを利用して会議をすれば、 移動する必要も無く有意義にしかも迅速に活動を行う事が可能とな る。皆さんスカイプを利用してみては如何ですか?
7、3月7日(金)の活動状況
*午前中、 岩手県陸前高田市小友のFさん宅を訪問して1時間近くおちゃっこした 。その帰りに気仙町気仙町裏仮設住宅のSさん宅を訪問して「 東京方面から来られる尺八演奏者の方が会いたいといっておられるので、是非お会い下さい。 そして良ければ尺八の演奏のもとで詩吟をして見せて下さい」とお願した。 詩吟をして下さるかどうかはわかりませんが、 お会い下さることは了解して頂いた。長男を大震災で失われて、なかなか元気の出ないSさんであるが、 詩吟の大先生の資格があるので、それを生かせる働きをさせてあげたい。
*昼の2時ごろ名古屋方面からKさん一行が到着した。早速cadoccoでイベントの準備をされた。
*夕方、外尾地区のOさん宅へ、 昨日渡したお水だけでは近所の方たちへの分が不足していたので、 それを補う為に持って行った。
*8日の餅つきイベントのもち米を洗い水に浸した。 不足な物があったので購入して、これで餅つきの準備は出来た。
*東京方面からある教会の信者Mさんが来られるので、 滞在される4日間の活動内容を事前に電話で説明した。
以上です。