2013/10/07

現地報告(10/1-7)

活動日:2013.10.1-7
報告者:清水 幹生

1、10月1日(火)の活動状況
*現地レポート作成。
*気仙沼教会霊神祭(月例祭)へ参拝。
*仮設住宅へ布団を納入した。
*夜8時から南町紫市場広場で”地酒で乾杯”イベントに呼ばれて参加した。
*西日本の松永教会のA先生から電話が有り、「清水さん10月14,15,16,17日は御世話になります。男子5名と女性一人です」と、ボランティアに来られる連絡が有りました。

2、10月2日(水)の活動状況
*岩手県高田市長部仮設住宅へお水とお米を配付した。
*現地会計の報告及び領収書を練馬教会T先生へ提出した。
*東新城仮設住宅のFさん宅を訪問しておちゃっこした。

3、10月3日(木)の活動状況
*午前中、cadoccoの掃除をした。
*岩手県高田市小友(おとも)のFさん宅を訪問しておちゃっこした。

4、10月4日(金)の活動状況
*朝8時に教会を出発して岩手県宮古市田老町のたろうちゃんハウスと田老サポートセンターへ向かった。

9月22日(日)のたろうちゃんハウス2周年記念感謝祭イベントで、大変お世話になりましたので、手土産を持ってお礼に訪れました。その時に、10月16日にボランティアに来る西日本の青年教師6名を連れて来て田老サポートセンターでおちゃっこする事になった。また、11月の21日から27日の間で都合の良い日を選んで、手のひらを刺激して血行を良くする治療が有りますがそれを行う事になりました。
*久慈までの海岸線を視察してみたいと思い立ち、11時30分田老町を後にした。
田老町から久慈まで約70kmの道のりを国道45線を走ったり海岸線を走ったりしながら我が愛車を飛ばした。三陸復興国立公園の海岸線は本当に男性美で綺麗な海岸線である。熊の鼻・北山崎・鵜の断崖絶壁等、日本三景よりはるかに美しいと思う。
そうした海岸線であるが、所どころ大津波の爪痕は残っている。 
防波堤など壊れていた所は殆ど修理されていて真新しいコンクリートも壁が見える。久慈港まで行き海岸線を見学し、そこに居た人に、
「この海岸線は綺麗になっていますが大津波はあの防波堤を壊して町の方へ流れ込んで行ったのですか?」と、聞いてみたら、
「そうですね!一部の防波堤は壊されていますが町が大きく被害を受けたような事はありません。ここの公園は綺麗になってはいますが、大変な状況でしたよ」と、云う事でした。








 *久慈港を後にして久慈市小袖海岸を走りながら気仙沼に向かった。
あの朝のドラマ”あまちゃん”の舞台でもあった、灯台のところから海に飛び込んだ場所をも見学して帰った。小袖海岸綺麗でした。皆さん気仙沼に来られた時は案内しますよ!!必ず1日は余裕を持って来て下さい。午後7時30分に無事気仙沼に帰り着きました。

*時間が余りありませんでしたが、イベント等の連絡などもあり、ご本部参拝の準備をして寝る時には夜中の12時を廻っていました。

5、10月5(土),6(日),7(月)の活動状況
*この三日間は教祖130年祭に気仙沼教会から参拝させて頂きました。
 ボランティア活動のお礼参りが主な目的でしたが、盛岡教会の信者さんOさんがご一緒でした。このOさん大変な病気持ちの方で、数十メートル歩くと息が切れて辛そうでした。そうした状態なのに本部参拝をされると言う事は、相当な思いが有ると感じました。一緒に歩きながらふと思い出したことが有ります。
はるか昔、私の長女が3歳の時本部参拝する前の日に39度もの熱が出ました。私は、「Yちゃんご本部に行ったらご神水が出ているのでそれを飲んだら熱も下がるからね、だからお父さんとお母さんと一緒にご本部参りをしようね!」と、言ったら、「うん」と、首を縦に振り苦しそうな顔で答えてくれました。
事実、ご本部にお参りして直ぐに旧本部広前の建屋横に有るご神水を頂かせましたら、赤らんでいた顔が平常な顔となり熱も下がりました。
盛岡の信者さんOさんは娘以上の苦しさだと思いました。一緒に金光駅から斎場まで歩きましたが、苦しい顔を見て、「無理をしないで休み休みしながらお参りしましょう」と、話しかけながら、また途中ではベンチに座り休憩しながら斎場に到着しました。
*私はOさんの様子を見て考えさせられ思いました。「このOさんは私よりも若いのだが健康を害しておられる。それなのにこうしてお礼参拝をされている。私はどうなんだ、この70歳まで大きな病気をしたことは無い、それゆえ辛い・悲しい出来事が多く辛くて自殺しかけた事も有ったが、健康で有ったからこそ、この70歳まで生かさせて頂いた。ボランティア活動はお礼と子孫繁栄の為だ、何としても心残りしないように努めなくては!! と、Oさんを見て思いを新たにさせられました。
Oさん有難う御座いました。
*気仙沼教会からはOさんを含めて9名の参拝者でした。Oさん・私以外は皆、大震災の被害者ばかりです。今こそ、立ち直りを見せておられます方々ばかりですが、まだまだ予断は許せません。そうした中、今回の参拝は本当に良かったという印象が強いです。本当の復興まで先は長い、神様に心を向け、お守りいただきながら生かさせて頂こう。




以上です。