活動日:2012.09.22-23
報告者:清水 幹生
9月22日(土、秋分の日)の活動内容
午前中、霊祭準備のお手伝い。
午後1時から霊祭に参拝。
我が祖先の御霊様に思いを馳せて、お祭りに就いた。昨年から今年、我が教会の霊祭に参拝出来ず、我が家の霊前にも、お礼の参拝も満足に出来ていない。
気仙沼教会のご神殿前で、「お父さん、お母さん、兄さん、そして清水家代々の御霊様達、本当にごめんなさいね。宇部を離れて遠き気仙沼の地から、今日までお守り頂いて来た事にお礼申し上げます」と、お礼参拝出来ました。
霊祭後、越喜来から数名の方が、「霊祭の時間には仕事が入っていますのでお参り出来ません、午前中に時間の都合が出来ましたので、参拝させて頂きました」と、教会長先生から聞き、「ああ良かったなあ、お蔭頂いた」と、感謝の気持ちで一杯になりました。
一番気に掛かっていた人達でしたから、喜びは大きい。Oさん、Sさん、一景閣のオーナーご夫婦も、教会の中心となる人達が参拝されて、仕事の話しや、気仙沼のフカヒレの流通について、面白い話も聞く事が出来ました。
顔が明るくなりました。復興はまだまだ先が長いけれど、何となく力強さを感じました。信心の復興は、近付いているのでは、ないでしょうか!
9月23日(日)の活動内容
朝から陸前高田の小友に住んでいるFさんの散髪屋さんを訪ねた。
お客様があり、話は殆ど出来ませんでした。でも、訪れる方があるのだと思い、話が出来なくて残念な反面、安心しました。この小友は広田半島の首根っこで、広田湾と門之浜湾の両方から来た津波が押し寄せて、この小友あたりでぶつかり合ったと聞いている。田んぼは海水で侵され、米の栽培は不可能である。
Fさん宅は、田んぼよりやや高台にあったが、津波は意外に巨大で、自宅は津波で田んぼの中に引き込まれしまった。
Fさんを通じて、Fさんの近所にお米を届けたいと思っており、事情を聞きながら成就出来るように、心掛けて行きます。下の写真、コスモスの花の向こう側にある小さなプレハブハウスが、Fさんが経営する散髪屋です。
午後から美紀子先生に手伝って貰って、宇部から持って来たお米を、約3kgに小分けしトータルで17袋作った。
それを、陸前高田市気仙町要谷の仮設住宅に届けた。要谷仮設住宅には7月に訪問し、お米を希望されたので、8月から届けている。やはり、ここも老人が多い。
以上で終わります。