2014/06/17

現地報告(6/10-16)

活動日:2014.6.10-6.16
報告者:奥原幹雄 
 
 
610日(火)~616日(月)の活動報告 



Yさんご夫妻の音楽ボランティア活動】
 
銀座教会のご信者であるYさんご夫妻は、これまでも何度も気仙沼にボランティア活動に来られている常連さんである。今回は、6月15日に気仙沼教会で開催される毎年恒例の『公開講演会』のプログラムとして「みんなで歌おう」のコーナーを担当して頂くためにお越しいただき、またその翌日は五右衛門ヶ原野球場仮設住宅で音楽イベントを行うためにお越し下さった。
15日(日)の公開講演会では、まず半年の感謝の祈り捧げ、御祈念をさせて頂いた後、講演会となる。講師には東京の芝教会長 宇都木あけみ先生にお越しいただき「今、安心の道を」という講題でお話を頂いた。続いてYさんご夫婦による「みんなで歌おう」のコーナーが始まり、歌集を配りYさんの伴奏にのって、みんなで大きな声で歌をうたった。最後は、ケーキとコーヒーでお茶っこをしておしゃべりを楽しみ、その中でも歌のリクエストが続いて、終始楽しい雰囲気の講演会となった。
 
この公開講演会は、今年で11回目を迎え、気仙沼教会が地域の人たちのお役に立てる活動をということを願い、続けている活動のひとつである。開催告知を地元新聞に掲載したり、開催案内のポストカードを教会も信者も一緒なって家族や知人などに配り、それぞれの周りの人をお誘いする活動に取り組むことを一つの願いとして取り組んでいるものである。
東日本大震災後は2年ほど休止したが、昨年から再開し、今年も教会の信者に加え地域の方やボランティア活動を通じて知り合った方などをお誘いして開催させて頂いた。
未信奉者が25名程、聴講に来てくれていたようである。みなみまち紫市場、仮設住宅、清水さんが通われていた長部(おさべ)地区からも来て下さった。長部地区からは今回6名の方が来られ、交通手段がないために、ステップワゴンで迎えに行き、帰りも送って行った。帰りの車中でのみなさんの会話が、とても嬉しそうで、元気をもらった感じが伝わって来るほど、ワイワイとお話をされていた。皆さんお年寄りの方たちばかりで、日頃あまり出歩くことが少ない方達でしたので、その分楽しさも増したのではないかと感じる。「今日はおっきな声で歌ったがら、ぐっすり眠れるねー」「また来年も行こうね。んでも来年まで生きてっかな~?・・・そんなごと言わねぇーで長生ぎすっぺー」と、冗談半分本気半分の車内の会話がとても印象的だった。みんな楽しんでくれたようで、とても有り難かった。来年もぜひお越し頂きたいと願った。





 
 
16日は、五右衛門ヶ原野球場仮設住宅で音楽イベントを行なった。私は、あいにく別件の用事があり、イベントの準備にだけ参加させて頂いて失礼させて頂いた。イベントの司会進行は、美紀子先生と仮設住宅の自治会長Sさんにお願いし、清水さんが抜けた穴をしっかりと埋めて、盛り上げて下さったようでした。参加住民は15名程であったが、月曜日の午前中にしては、まずまずの集まり具合だったようである。住民の方々も2時間半ほどの楽しい時間を過ごせたようでした。
Yさんご夫妻、ありがとうございました。





 
 



以上